信州松本ぺんぎん堂

信州にまつわる情報を愛を持って発信しています!

信州の食が進化していた件

こんばんは、茶々丸です。

以前もご紹介しましたが、私は時々「信州を愛する大人の情報誌」KURAを読みます。

shinsyu-matsumoto-pengin-dou.hatenablog.com

 

今回ご紹介するKURAはひと月ほど前に銀座NAGANOで見つけたものです。「進化する信州産の魅力 食の変遷」なんて書いてあったら自称・食の冒険家の茶々丸としては買わないわけにいきませんでした。けれどこれ、ちょっと古くて2020年の5月号なんですよね。とはいえ、1年前のものでも私にとっては有意義な記事でした。

f:id:pengin-dou:20210519211339j:plain

KURA 2020年5月号

この「進化する信州産の魅力 食の変遷」という特集は「ローカルフード」「発酵」「スーパーフード、機能性表示食品」「肉と魚大集合」「フルーツ最前線」の5つのカテゴリーで構成されていました。

特に「おおっ!」となったのは「ローカルフード」のおやきのコーナーに載っていた編集部が調べたおやきの食感マトリックスです。

f:id:pengin-dou:20210519212017j:plain

全部はお見せできません(_ _)

縦軸がふっくら・ふんわり(↑)もっちり(↓)、横軸がしっとり(←)サクッ・ぱりぱり・がっつり(→)という項目になっていて、県内各地で作られる各種おやきが配置されています。なかなか秀逸な図なのですが、著作権とかありますので全部お見せできないのが残念です。自分はふかした方が好きとか、揚げ焼きの方が好きとか考えながら見ると楽しいです。当ブログでも様々なおやきを紹介してきましたが、なるほど、こうして図になっているといろいろとわかりやすいですね。

自分が好きなおやきはどのタイプかな〜と表を見ながら考えましたが、どのタイプも捨てがたい。意外と揚げ焼きが好きかな〜。その日の気分かな〜。気分だな〜(優柔不断)。

shinsyu-matsumoto-pengin-dou.hatenablog.com

shinsyu-matsumoto-pengin-dou.hatenablog.com

shinsyu-matsumoto-pengin-dou.hatenablog.com

 

ローカルフードのカテゴリーではほかに五平餅おそばが紹介されていました。どれも大好きな故郷の味です。なんて、おやき圏でも五平餅圏でもない松本出身なのですが(笑)。

 

「発酵」のカテゴリーで紹介されていたのはチーズ味噌生ハムワインクラフトビール・クラフトジン。チーズ、生ハム、ワインってどこのフランスですか?って感じですよね。遠くから眺める信州は年々歳々お洒落になっていっている気がします。

 

「スーパーフード・機能性表示食品」では、全国で初めて「GABA」で機能性表示食品になったナガノパープルと長野県JA産えのきたけ2016年に地理的表示(GI)保護制度に登録された市田柿、私が愛して止まないすんきお漬け物寒天などが紹介されていました。これまた全部大好きなものばかり!

 

「肉と魚大集合」では信州大王イワナ信州サーモンシナノユキマスと、どれもまだ食べたことのないお魚が並んでいました。ここで「シナノユキマスおいしいよ!」とか紹介できると格好いいんですが(汗)。 

お肉は信州太郎ぽーく信州プレミアム牛肉について書かれていましたが、これも知りませんでした。しばらく離れている間に食の進化がすごいなあ。そして信州太郎ぽーくというネーミングがかわいすぎてお気に入りになってしまった。

 

そして最後の「フルーツ最前線」では信州が誇るぶどうやりんごのほかに、なんと、長野県生まれのサマーリリカルという名のいちごが紹介されていました。これは食べたい!断面の写真が載っているのですが、これがトマトかと思うくらい真っ赤なのです。絶対おいしいやつですよね!東京のお店にも並んでほしいなあ!

また、南信州産のマイヤーレモンが紹介されていて、地球温暖化のせいなのかわからないけれど、信州産レモン!?という驚きと衝撃を受けました。けれど、ぜひ一度味わってみたいです。

 

なんて、ざっとKURAの特集を紹介するだけの記事になってしまいましたが、実はこの記事を書き始めたのはなんと1週間くらい前なのです。途中まで書いたのに仕事が入って中断してそのまま忙しくなって書けなくなって、やっと今日再びブログを開いたわけですが、結局駆け足で内容を紹介するだけになってしまいました。本当はお取り寄せしてお味の報告とかしたいのですけれど………。あ!そうだ、お味のご報告をできるものがありました。これです。

f:id:pengin-dou:20210524214515j:plain

スイスチャード

近所のスーパーで買った八ヶ岳農園」さんのスイスチャードです。色が綺麗でしょう。この日は長野県産レタスも売っていたので両方買ってサラダにしました。

とても彩りのいいサラダができたのですが、肝心のスイスチャードのお味はといいますと………

なんというか………土の味でした(汗)。 これは好き嫌いが分かれるところだと思います。炒めたらまた違った味になるかもしれません。今度は炒めてみます。

スイスチャードは別名を不断草といい、すごくたくさんのカロテンを含んでいるので抗発ガン作用や免疫賦活作用があるそうです。また、髪の健康維持や視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、呼吸器系統を守る働きもあるそうです。

スイスチャード/うまい菜/不断草/フダンソウの栄養価と効能:旬の野菜百科

しかし、信州ではやたらとオサレな野菜が栽培されるようになりましたね。とてもいいことだと思います。

 

ということで、本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

 

ぺんぎん兎丸さんのタロット占い 5/24~5/30

皆さまごきげんよう

信州松本ぺんぎん堂安曇野支店ぺんぎん兎丸です。

お元気でお過ごしでしょうか?

 

 

今日は、お天気が良くて日中は汗ばむほどでした。

皆さまの地方のお天気は如何でしたでしょうか?

これから梅雨時を過ぎ、台風シーズンを迎えますね。

避難に必要なものや避難経路など確認して、安心・安全に過ごしたいですね。

 

では、来週の運勢をタロットカードで占ってみましょう。

 

初めに三枚皆さまの前にお見せしますので、そのカードがいいか一枚お選びください。

順に左からカードの意味を読み解いてまいりましょう。

 

 

 

f:id:penpen_usamaru:20210523182025j:plain

 

 

宜しいですか?

 

1枚目 左端のカード

 

f:id:penpen_usamaru:20210523182129j:plain

 

 

f:id:penpen_usamaru:20210523182209j:plain

Vlll The Strength

THE STRENGTH 力 のカード正位置です。

 

非常にエネルギーを秘めたカードです。

本能に打ち勝ち、自分の力が思うように発揮できるでしょう。

勇気と信念をもって、強い意志で目標を達成できることと思います。

力まずに肩の力を抜いて、自分のやりたい事を見つめなおしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

2枚目 真ん中のカード

 

f:id:penpen_usamaru:20210523205126j:plain

 

 

f:id:penpen_usamaru:20210523205353j:plain

XIX  THE SUN

 

THE SUN 太陽のカード 逆位置です。

太陽のカードが逆位置の場合、力の減衰を表します。

生活に不安がある週になるかもしれません。

もしかしたら、大切な人と仲たがいをしてしまうかも知れません。

何事もネガティブにとらえてしまいがちですが、

少し視点を変えてよい方向へと思考を変えていきましょう。

意識を前向きに変えるだけで随分と変わるものです。

ただし、無理のし過ぎは禁物です。

健康に注意しましょう。

 

 

 

3枚目 右端のカード

 

f:id:penpen_usamaru:20210523205911j:plain

 

 

f:id:penpen_usamaru:20210523205827j:plain

XVII THE STAR



XVII THE STAR 星のカード 逆位置です。

 

中央に立つ美しい姿をした彼女が手に持つのは輝く星でしょうか。

一説にはシリウスであると言われることもあります。

しかし今回は、逆位置ですので、あなたの願いが叶わない状態にあるようです。

抱いてきた理想が崩壊し、幻滅することもあるかも知れません。

身近な人を信じられなくなってしまうこともあるかも知れません。

しかし、不運によるマイナスな感情は、逆にマイナスを呼び寄せてしまいます。

明るい方向へと転換できるよう、希望的観測を失わないようにしましょう。

 

 

真ん中のカード、右端のカード、共に似たような意味になってしまいましたが…。

物事を悲観的にとらえず、視点を変えてみてみましょう。

来週もあなたに良いことが起こりますように祈っております。

ご近所で信州の野菜を買う

 

こんばんは、茶々丸です。

緊急事態宣言で銀座NAGANOはお休みだし、「信州の味をどこで補給すればいいのだ〜!」と悶々としていたら、なんとなんととっても近くにありました。そう、ご近所のスーパーです。

単純な茶々丸はご近所のスーパーで長野県産野菜を購入して喜んでいるのです(笑)。

東京のスーパーで長野県産野菜というのはぜ〜んぜん珍しくありません。けれども、今回はなんとな〜く特別感のあるお野菜だったのです。売っていた場所も野菜コーナーのなかでも特にこだわった野菜を売っていますよ、みたいな特別枠の売り場だったし。

そこで購入したのがこちらのお野菜です。

f:id:pengin-dou:20210517213113j:plain

左)サラダ春菊 右)ルッコラ

なんと「農家直送サラダがおすすめ」サラダ春菊ルッコラです。この道の駅的な包装にもなんとなく心をくすぐられました。しかも!春菊を生で食べるのは多分人生初なので期待大だったのです。

えっ?写真から新鮮さが伝わってこないって?

そうなんですよ、よくわかりましたね。実はこれぎゅうぎゅうに詰まった冷蔵庫の中で1日すごさせてしまったあとの写真なのです。せっかく新鮮だったのに春菊さんもルッコラさんもごめんなさいなんだよ。

 しかし、1日経ってしまったとはいえ、春菊とルッコラとトマトのざく切りでサラダを作ると、これがかな〜りイケました。出来上がったときにはボウル山盛りになってしまったので「作りすぎちゃったかな、残しちゃうかな」と少し後悔したのですが、心配無用でした。あまりのおいしさにその山盛りの野菜をペロッと平らげてしまったのです。

春菊というと鍋物やお浸しなど和のイメージが強かったのですが、トマトともよく合ったし、最近気に入っているキユーピーのオリーブオイル&オニオンドレッシングとの相性もよかったです。塩胡椒とオリーブオイルとレモン汁でもおいしくいただくことができました。香りもよかったし味も濃くて体が喜びました。私は自分の体に必要なものを摂ると体が活き活きしてくるのがわかるのです(えへん)。

ルッコラももちろんすごくおいしかったです!

 

サラダ春菊がとても気に入ったので早速、生産者の八ヶ岳農園」さんをググってみましたが、ヒットしたのはオリックス八ヶ岳農園。栽培しているものはルッコラやサラダ春菊だからここかなと思うのですが、パッケージが違うしなあ。オリックス八ヶ岳農園は伏流水を利用した水耕栽培だそうですが、確かに私が買ったサラダ春菊とルッコラ水耕栽培のものでした。やる気MAXオリックスなんだろうか……?とはいえ、八ヶ岳の伏流水で育った野菜はおいしかったし、なんとな〜く健康によさそうな気がしてくるから不思議です。以前ブログに書いた身土不二という考え方が染みついているせいなのですけれど。

orix-agri.jp

shinsyu-matsumoto-pengin-dou.hatenablog.com

 

そしてもう一品、長野県産のえのきが気になって購入しました。スーパーで売っているきのこは大抵長野県産か新潟産でほかの県で栽培されたものの方がめずらしいのですが、今回気になったのはまた別の理由もプラスされてなのです。その気になって仕方なかったえのきがこちら。

f:id:pengin-dou:20210517215000j:plain

3代目田川えのき!

ねっ!気になりませんか???

3代目田川えのきさんもぐぐってみたのですけれど、こちらはヒットせず。しかし、この包装に並々ならぬ自身と誇りを感じました。こちらはほうれんそうとお浸しにして食べたのですが、とても香りの強い、おいしいえのきでした。

それにしてもこの3代目田川えのきさん、とても気になります。一体信州のどこで栽培されているんでしょうか。それに、お写真がまだお若いですよね。50年以上続く家業のえのき栽培に明るい未来が開けているような想像をしてしまいます。

それにパッケージに書かれた4つの誇りもとても気になるのです。

「50年以上に渡り継承されたえのき栽培」

「通算3回農林水産大臣賞を受賞」

環境負荷に配慮した取り組み」

「オゾン殺菌によるクリーンな栽培環境」

田川えのきは以上のこだわりがある

あれ??なんかこだわりのラーメン屋さんに通じるものを感じてきたぞ。お写真も黒いTシャツで腕組みしてらっしゃるし。「食へのこだわり」を持って食材を生産したり料理を作る「人たちにはどこか共通する信念というものがあるのかもしれません。 

 

ところで!

えのきといえばJA中野市のえのきたけが全国で初めて「機能性表示食品」の表示がされるようになったのですよね。一緒に表示を許された「ナガノパープル」とともにGABAが含まれていて、高血圧の人の血圧を下げる作用が認められたそうです。

また、JA中野市のえのきには脂肪の吸収を抑制する食物繊維の一種「キノコキトサン」も含まれているというので、低血圧の私にはこちらの機能が嬉しいです(≧∀≦)

www.atpress.ne.jp

 

ということで、近所で長野県産の野菜を買ったという取るに足らないブログでしたが、緊急事態宣言でなかなかどこにもおでかけできない、ましてや帰省なんかできないいまの状況ではこういう小さなことがうれしかったりストレスを軽減してくれたりするのです。みなさんもご近所のスーパーで出身地の農産物や商品を探して食卓だけでもプチ帰省してみてはいかがでしょうか。なんとなく癒されますよ。

それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

 

ぺんぎん兎丸さんのタロット占い 5/17~5/23

皆さまごきげんよう

信州松本ぺんぎん堂安曇野支店ぺんぎん兎丸です。

ゴールデンウィークが過ぎたと思ったら、今年は梅雨入りが早いのですって。

なんだかおかしなお天気が続きますが、体調には充分気を付けてくださいませ。

 

さて、今週も占いを始めましょうか。

初めに三枚皆さまの前にお見せしますので、そのカードがいいか一枚お選びください。

順に左からカードの意味を読み解いてまいりましょう。

 

f:id:penpen_usamaru:20210516141015j:plain

写真の撮影の仕方が下手ですみません。

この3枚の内どれか一枚ですよ。宜しいですか?

 

 

 

1枚目 左端のカード

 

f:id:penpen_usamaru:20210516141131j:plain

 

f:id:penpen_usamaru:20210516142816j:plain

XI JUSTICE

 

 

 

XI JUSTICE正義のカード逆位置です。

ライダー版タロットでは<正義>古代エジプト版に倣った辛島先生版では<裁判の女神>と呼ばれています。

どちらのカードでも意味は同じようですので、今回はmuchのタロット版で占います。

 

今あなたは、優柔不断の性格が災いして、どっちつかずの中途半端な状態にあるようです。

もしくは、不平等で不公平な判断を求められる立場にあるようです。

苦しい立場にはありますが、依怙贔屓や確実に不平等となるような判定は慎むべきです。頑なになりすぎないように。

この様な場合には、第三者に相談し、一番良い着地点を求めるのが賢明なことでしょう。

 

 

 

 

2枚目 真ん中のカード

 

 

f:id:penpen_usamaru:20210516142957j:plain

 

 

f:id:penpen_usamaru:20210516143031j:plain

XIV Temperance 正義

 

以前の辛島先生のタロットでは

XIV 節制 Temperance のカードになります。

水底に沈んだ少女の下半身は、潜在するものを表し

二つの壺を静かに支え持つ上半身は、顕在するものを表しています。

このカードは、あらゆる可能性に対して、物心的に相反する二つの問題を、一つのものにまとめる調整を意味しています。

こちらのカードも、よく見ないと分からないようですが、壷に水を汲んでいるようですね。

どんな意味がありますでしょうか。

あなたは今、マンネリに陥っていませんか?あなたの周囲の物事が、停滞しているようです。物事をよくしたいと言う気持ちがおありならば、惰性に流されたままなのはよくありません。何かのきっかけさえあれば、正位置にある調和がとれたバランスの良い出来事も不可能ではありません。

ただ、不摂生な生活が続くようでしたら、健康にお気をつけ下さいませ。

 

 

 

3枚目 右端のカード

f:id:penpen_usamaru:20210516144118j:plain

 

f:id:penpen_usamaru:20210516144145j:plain

THE FOOL 愚者

THE FOOL 愚者のカード正位置です。

今まで苦しい思いをしてきた人には、逆転のカードになるかも知れません。

愚者の肩にしている棒は人間の精神面を表しています。

先端にぶら下げた籠にはなにか入っていそうです。

重そうに見えますか?軽そうに見えますか?

実は、愚者とは世を偽る借りの名で、本来は、

「絶対的な真理は全て無に繋がる」と言う哲理に一身を捧げた世捨て人の姿のような筈なのですが、これは犬と戯れているようにしか見えないですね (;^_^A

 

新しい物事への出発を示すカードです。

あなたは発展を目指して進みだす予感がします。

逆転のチャンスは逃さないようにしましょう。

今のあなたには、自由があり可能性があり始まりがあります。

 

 

如何でしたでしょうか?

あと何日にもオリンピックが迫っていますが。

個人的な思いとしては、やらなくてもいいんじゃないかな?くらいには思っております。

それでは皆様、また、来週。

 

 

 

 

はじめてのタロット占い―オリジナルタロットカード22枚付き
 

 

 

タロットの歴史―西洋文化史から図像を読み解く

タロットの歴史―西洋文化史から図像を読み解く

 

 

真澄の梅酒

こんばんは、茶々丸です。

先日、宮坂醸造さんからsuwazineという雑誌のバックナンバーを購入したと書きました。

shinsyu-matsumoto-pengin-dou.hatenablog.com

 

実はそのときに一緒にお取り寄せしたものがあるのです。

f:id:pengin-dou:20210513221441j:plain

真澄 梅酒

真澄の梅酒です!

ちょくちょくブログに書いている通り私はお酒はあまり飲まないのですが、梅酒は好きなんですよね。というか、梅が好きです。毎年、実家から梅ジュースを送ってくれるのですが、それを心待ちにしているくらい好きです。もちろん梅干しと梅漬けも好きですけど。そんなわけでお取り寄せしてみたのです。

f:id:pengin-dou:20210513221713j:plain

蓋が格好いい

蓋がとても格好いいです。黒いシリコン的なものでできているのですが、実はこれ、一升瓶の蓋と同じもので栓がされているのでそれをおさまえる(方言です。押さえるの意)ためにかぶせられているんですね。このシリコン的なものには切り込みが入っていてピーッとはがすようになっているのですが、はがすのに結構力が要ります。私はマニキュアがはがれるのが嫌だったのでペンチを使ってはがしました。

栓を抜くと梅酒のいい香りがします。自家製焼酎で仕込んだ梅酒とのことですが、何だか一瞬日本酒のような香りも感じます。

甘みもつけてあってとてもおいしいですが、アルコール度数は14度。ごきゅごきゅ飲めてしまいますが、油断をして飲み過ぎるととんでもないめに遭うでしょう。私はロックで飲みました。飲む直前の香りも素晴らしいですが、口に含んだあと鼻から抜けていく香りも素晴らしいです。

瓶の裏にはこう書いてありました。

諏訪大社のご宝物「真澄の鏡」を酒名に戴く清酒真澄は創業1662年。数々の品評会で抜群の成績を残し7号酵母の発祥蔵としてもその名を馳せてきました。このリキュールは厳選した梅の実を真澄の自家製焼酎に漬け込んで造りました。甘みを抑えた優しい味わいをお楽しみください。

確かに大変優しいお味で、梅酒として有名なチョーヤの梅酒やウメッシュとは趣の違う味わいです。チョーヤの梅酒ははっきりした味と甘さですが、真澄の梅酒はそれと比べて大変ほのかです。どちらも好きですけどね。

そして、ここに出てくる7号酵母とはなんぞやと調べてみると、

「真澄」を醸す長野・宮坂醸造から分離されたきょうかい酵母。発行力が強く華やかな香りを生む。現在もっとも多く使用されている。

とのこと。きょうかい酵母というのは日本醸造協会が頒布している優良な清酒酵母だそうです。なんだかとても誇らしいです。もっとも多く使われている酵母が諏訪の宮坂醸造さんから生まれたなんて!

jp.sake-times.com

また、真澄の鏡というものも大変な浪漫があります。伝説では諏訪大明神が携えたもので、かつて諏訪明神の生ける御神体とされた上社の大祝(おおほうり)が年に2回、真澄の鏡の前で天下太平の祈願をし、鏡は曇ったことがなく、諏訪氏(上社大祝家)の氏人のみを映すといわれているそうです。古代に思いを馳せながらいだたく梅酒もいいですよ。

 

また、この真澄の梅酒に使われている梅が信州産かどうかはわかりませんが、梅といえば紀州、という感じですけれど、信州も実は地味に梅の産地です。むか〜〜〜し伊那梅園という大変広い梅園に行ったことがあります。とても広くて美しかったですが、もういまは梅の花の時期は過ぎてしまいましたね。よかったら来年、行ってみてください。

shinshu-style.com

以前、小諸のおいしい梅もご紹介しました。私はこの梅のリピーターです。

shinsyu-matsumoto-pengin-dou.hatenablog.com

そして、信州にゆかりのある梅の品種がいくつもあるのだと、今回この記事を書くに当たってネット検索していてわかりました。飯田・下伊那地方で主に生産されている竜峡小梅飯田小梅、およそ200年前に御岳の信者が持ち込んだとされ木曽町三岳地区で古くから栽培されてきた三尾紅梅、中川村の前澤さんによって育種された前沢小梅信州豊後などなど。こうやって見ると信州で栽培されているのは小梅が多いのかな?

www.j-sanchoku.net

そしてこの記事を書くために調べ物をしていて、信州から全国へ!農と暮らしの明日を拓くというサブタイトルのついた産直新聞社webさんの存在を知ったのも大きな収穫です。これでまた信州の農業のことを知ることができます。

 

ということで、なんというか、梅酒を飲んで暑くなってきてしまいました。ロックにしたから冷たいんだけどなあ。今夜はほろ酔いのいい気分で眠れそうです。

それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

 

suwazineを読んで縄文時代に触れる

こんばんは、茶々丸です。

以前、suwazineという諏訪の雑誌をご紹介しました。

shinsyu-matsumoto-pengin-dou.hatenablog.com

すると先日、Twittersuwazineは諏訪人、諏訪神、諏訪のzine(雑誌)というトリプルミーニングになっているのだということを教えてくださった方がいらっしゃいました。

「おお、なんとよく考えられた誌名なんだろう!」と感動した茶々丸は早速バックナンバーを4冊購入してしまいました(笑)。

今回ご紹介するのはそのうちの03号で「醸し国」という特集が組まれたものです。

f:id:pengin-dou:20210511223358j:plain

suwazine 03 特集 醸し国

「醸す」といえばこのsuwazineの発行は信州松本ぺんぎん堂ではおなじみの宮坂醸造さん。

この特集にはさぞかし思い入れがあるに違いない、日本酒の特集かな?と想像しつつページをめくりましたが、諏訪の醸す歴史も宮坂醸造さんのお考えも私の思考などよりも遥かに深遠なのでした。現在も酒蔵や味噌蔵など発酵食品の蔵が多く建ち並びますが、醸すという行為はずっとずっと昔から諏訪の地で続けられてきたと、なんと縄文土器の写真から特集「醸し国」は始まるのです。

f:id:pengin-dou:20210511224436j:plain

酒器とされる縄文土器

このページの写真の土器は右が酒器とされるもの。左が豆の痕を残す土器で、「豆があったのならもしかしたら醤(ひしお)のような発酵調味料も作られていたかも?」という想像をかき立てるものです。以前も歴史や縄文時代が大好きだという記事を書いた私にとって、こんなわくわくする特集はありません。

shinsyu-matsumoto-pengin-dou.hatenablog.com

実は2年ほど前だったと思うのですが、発酵学の権威である小泉武夫先生の「聴く歴史・古代『以外に豊かだった縄文人の食生活』」という公園をAmazon Audibleで聞いていたので、縄文人がワインのようなものを飲んだりどんぐりのクッキーを食べていたというお話は知っていたのですが、その痕跡が見つかったという土器の写真は初めて見たのでとても嬉しかったです。

酒器とされる縄文時代特有の紋様がない土器<有孔鍔付土器>は諏訪の大ダッショ遺跡から出土したもので、革袋の形を模したものなのだそう。革袋だから紋様がないのか。

そして、suwazineにははっきり書いてありませんが、小泉先生のお話によると縄文時代には日本酒が発明されていたというのです。ということは、この諏訪の地の日本酒は縄文時代から連綿と続いてきたということになるでしょうか。わくわくします。

ちなみに小泉先生は福島県の造り酒屋の6人きょうだいの末っ子として生まれたのだそうです。もう発酵学を極めるしかない運命にあるようなお方ですね。

koizumipress.com

 

ほかに特集では茅野市の御座石神社のどぶろく祭、絹糸から信州味噌の最大生産地となった岡谷、昔ながらの製法で作られた味噌などが紹介され、大変興味深い内容になっています。

これだけ情報量があって300円は信州好きにはかなりお得だと思います。

 

今回suwazineを宮坂醸造さんから取り寄せたときに一緒に梅酒を購入したのですが、醸しの長い長い歴史を持つ諏訪や岡谷の発酵食品も食べたくなってしまいました。そして、私はあまりお酒を飲まないのにどぶろくというものに興味が出てきてしまいました。甘酒みたいな見た目だけどどんなお味なんだろう?甘酒みたいなつもりで飲むと「うほーーーーっ」と口から火を噴くことになってしまうでしょうか?

しかし、諏訪のことを知れば知るほど縄文時代に近づけるような気がして、茶々丸はますます諏訪のことを知りたくなります。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

 

 

ぺんぎん兎丸さんのタロット占い 5/10~5/16

皆さまごきげんよう

信州松本ぺんぎん堂安曇野支店ぺんぎん兎丸です。

ゴールデンウイークもあっという間に過ぎ、気が付いたら5月も半ばですね。

ゴールデンウイークは楽しく過ごされましたか?

相変わらず新型コロナウイルスが猛威を振るっているようで御座いますね。

GWの結果は来週に入れば判明しましょう。

今の分はあくまでも過去2週間分の結果ですから。

一日も早く、不安なく過ごしたいものですね。

 

さて、今週も占いを始めましょう。

タロットカードを新しくしたのは良いのですが

正逆が思い切り分かってしまうという楽しいカードになっております。

最初だけ、隠しますので、本当に直感でお選びくださいね。

あなたは、3枚のうちのどのカードを選びますか?

 

あ、なんか隠しても…(^^ゞ

ぽやんと見てくださいね。ぽやんと。

 

 

 

f:id:penpen_usamaru:20210509171701j:plain

 

 

 

 

 

 一枚目 左端のカード

では、1枚目左端のカードから参ります。

f:id:penpen_usamaru:20210509171845j:plain

 

 

 

 

f:id:penpen_usamaru:20210509172653j:plain

XVII THE STAR 星

 

中央に立つ美しい姿をした彼女が手に持つのは輝く星でしょうか。

しかし今回は、逆位置ですので、あなたの願いが叶わない状態にあるようです。

抱いてきた理想が崩壊し、幻滅することもあるかも知れません。

しかし、不運によるマイナスな感情は、逆にマイナスを呼び寄せてしまいます。

明るい方向へと転換できるよう、希望的観測を失わないようにしましょう。

 

 

 

 

2枚目 真ん中のカード

f:id:penpen_usamaru:20210509173623j:plain

 

f:id:penpen_usamaru:20210509173725j:plain

XXI THE WORLD 世界

完成された状態を意味するカードです。つまり、成就です。

まず第一には、精神の昇華があります。悩み事を乗り越えたその先に向かいつつあります。

挑戦している物事の機運が最高潮に高まりつつあります。

恋愛も達成されるかもしれませんし、結婚も望めるかもしれません。

 

 

3枚目 右端のカード

 

f:id:penpen_usamaru:20210509174728j:plain

 

 

f:id:penpen_usamaru:20210509174758j:plain

I The Magician 魔術師

 

魔術師のカードに描かれている

 卓上の<剣>は、努力と困難

   <金貨>は、技術と達成

   <聖杯>は、情念の深さ

右手の<こん棒>は、想像力

を、それぞれ象徴しております。

自信を持って、己の仕掛けた魔法を指さす彼は、ものごとの”真実性”と”虚実性”を指示しているようにも見えます。

 

新しい可能性を自ら切り拓いていける時です。

独創性・柔軟性・想像力が存分に発揮されることでしょう。

今がスタートの時なのかも知れません。

 

 

如何でしたでしょうか。

アール・ヌーヴォー好きが昂じてmucha のカードを購入したのですが、いかんせん正逆がもろばれと言う、何と最早な状態でございます。無論、本人が作成したわけではないことは百も承知ですけれども。

イタリアで作成されたこのカードは、日本で言うところのいわゆる”ミュシャ風”なのでしょう。

ただ、絵柄が好みですので、暫くは使ってみようかなと思っております。

三枚目の魔術師などは、サラ・ヴェルナールのジスモンダのポスターがモティーフになっているようですし、なんだかときめきます。

占いにはときめきも大切な要素になるのですから。

 

では皆さま、来週もよき日々をお過ごしくださいませ。

 

 


 

f:id:penpen_usamaru:20210502211355j:plain