信州松本ぺんぎん堂

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大好き ♥ 養命酒

 

どうも、茶々丸です。 

テレビCMでもお馴染みの薬用養命酒ですが、みなさん、お飲みになったことありますか?

この養命酒も実は信州生まれなんですよ!(えへん)。

 

実は、何を隠そうわたくし、2年ほど前から養命酒のヘビーユーザーなんです。

飲み始めたきっかけは、養命酒味のキャンディがもらえるというキャンペーンに応募したら見事当選したこと。キャンディが自分好みの味だったからなんです。その前に胃腸虚弱とか肉体疲労とか肩こりとか体の悩みがあって、飲んでみるべきか否かとても迷っていたんですけどね。

そして、飲んでみたら幸いなことに自分の体にとても合っていて、ずっと愛飲しているわけです。というか、タイトル通り大好きになってしまったのですが、今回は私が養命酒が大好きな理由を5つ書いていきたいと思います!

 

 

 

大好きな理由1.味が好み

いくら体にいいといわれても、おいしくなければ続きません。養命酒は薬用酒なので味の好みが分かれると思いますが、私は大好き。どんな味かというと、浅田飴水飴をお酒にしたみたいな味、要するに甘いニッキの味がします。この味を創り出している生薬は以下の14種類。

桂皮(けいひ)、紅花(こうか)、地黄(じおう)、芍薬(しゃくやく)、丁子(ちょうじ)、杜仲(とちゅう)、人参(高麗人参)、防風(ぼうふう)、鬱金(うこん)、益母草(やくもそう)、淫羊藿(いんようかく)、烏樟(うしょう)、肉蓯蓉(にくじゅよう)、反鼻(はんぴ)

これらをみりんに漬け込んだものにアルコール、ブドウ糖、カラメルを添加するとあの甘くておいしい養命酒の味ができるらしいです。

1日3回20mlを食前に飲むのですが、飲んだ途端に体がカーッとします。胃袋からジンジンしてきます。酔っ払うことはないですが。

 

大好きな理由2.体が整う

養命酒は、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え性、肉体疲労、虚弱体質、病中病後の滋養に効果的で、からだの基本的な働きや体質を整えながら健康に導いてくれる滋養強壮の薬酒です。私は飲んでいるときには強固な肩こりから解放されます。数日飲まないと肩の上に岩が乗っているような感じになってしまいます。どれだけ血行悪いんだって話ですが。

飲んだ後、血行がよくなるせいか、体中がポカポカになるので、冷え性の方はこれからの季節試してみるのもいいかもしれません。この温まり方は普通のお酒では味わったことがありません。さすが薬酒だなと思います。

 

大好きな理由3.歴史が格好いい

実は養命酒の歴史はとても古いです。

以前、伊那谷出身のとある超能力者から「子どもの頃、近所にいた霊能力者から『お前は養命酒の作り方を教えた仙人の生まれ変わりだ』と言われたんですよ」という話を聞きました。私はその人のエピソードを聞くまで養命酒にそれほど長い歴史あるとは知りませんでした。

伝承によれば、慶長年間(安土桃山の終わりから江戸時代の始め頃)、信州伊那郡大草領(現上伊那郡中川村大草)の庄屋・塩沢宗閑翁が雪の中で行き倒れになっていた老人を助け、その老人がお礼にと薬用酒の作り方を教えてくれたのが薬用養命酒の起源なのだそうです。ちなみに現在の社長さんも塩沢さん。きっと塩沢宗閑翁の子孫の方なんでしょうね。すごい老舗です。

 

養命酒誕生秘話も神秘的で興味深いですが、その後の歴史も格好いいです。

1602年、養命酒の名で製造を開始。

翌年には徳川家康に献上し、その時に飛龍の印を使うことが許され、それが日本初の商標とも言われています。

ほかにも赤穂浪士が飲んでいたという記録もあるそうです。養命酒を飲んで厳寒の12月14日、討ち入りを果たしたのでしょうか。

また、養命酒は世界にも知られているそうですが、そのきっかけを作ったのはなんと海軍大将・山本五十六なんですって!彼は養命酒の愛飲家で、ロンドン海軍軍縮会議に参加する際に持っていったことで知られるようになったとか。海外の軍人さんたちにも飲ませてみたんでしょうか?その後、中国やマレーシア、シンガポール、ブラジルなどに輸出するようになったのですね。まさか自分が毎日飲んでいる養命酒をあの山本五十六も飲んでいたなんて思ってもみませんでした。感慨深いです。

戦後の一時期は虚弱体質の子どもの滋養強壮剤としても普及したそうですが、食生活が格段に向上した現在、未成年の服用は勧められていません。

 

大好きな理由4.会社の姿勢がいい

実は養命酒養命酒酒造直営のショップやショッピングサイトでは買うことができません。第2類医薬品として全国の薬局・薬店・ドラッグストアやそれらのお店が運営するインターネット販売サイトで販売しています。なぜ自分の会社では売らないのでしょう?

これは私の推測ですが、「委託販売する」ということ自体を大切にしているのではないでしょうか。共存共栄といいますか、仁義を重んじているといいますか。自分のところで売ったらその分、いままで販売してきてくれた薬局などのお店の利益が減ってしまうからそれはできない……。そういう義理堅いところに好感が持てます。な〜んて、あくまでも推測なんですけどね。

けれど、養命酒が運営する諏訪市のくらすわというお店に行くと、それはそれは清潔感にあふれているし、接客は丁寧だし、やはり、美しい企業姿勢を感じるのです。私は諏訪のくらすわ大好きです。松本に帰省したら必ずと言っていいほど足を運ぶくらいです。

みなさんも諏訪市を訪れる機会がありましたらぜひくらすわにも足を運んでみてください。

東京スカイツリーソラマチにもくらすわありますよ〜)。

www.clasuwa.jp

 

大好きな理由5.養命酒以外の商品もおいしい

養命酒には養命酒以外にも食品から飲料、お酒、調味料、化粧品までさまざまな商品があります。最近では東京のファミマでも買えるようになった養命酒製造のクロモジのど飴はお手頃価格でおいしいです。クロモジは日本のハーブで、実は養命酒にも入っている生薬の烏樟はこのクロモジの幹と枝を乾燥させたものなのです。クロモジには抗菌や消炎症作用があり、下痢にも効果があるそうです。

www.yomeishu.co.jp

 

養命酒はクロモジを使用したクラフトジンも作っています。おいしくて感動しました。ジンってあの、お酒のジンです。私は普段お酒を飲みませんが、2019年5月に銀座NAGANOで開かれたクラフトジンを楽しむ会では試飲のジンをゴクゴク飲んでしまいました。味は4種類あるのですが、すべておいしかったせいで帰りにどれを買って帰るかとても悩みました。

 

 
養命酒がおいしいのもジンがおいしいのも、駒ヶ根高原の湧き水がおいしいからかもしれません。実はこのお水も養命水として販売されています。こんなに柔らかな水飲んだことない!と感動するほどおいしいです。いつか特別な日に飲もうと思ってうちの冷蔵庫には養命水の500mlペットボトル1本が冷やしてあります。なかなか来ないんですよね〜、特別な日。
 
 

さいごに

 
私、こんなに養命酒愛がダダ漏れでどうしましょう。もし機会があったらちゃんと養命酒酒造に取材に行きたいと思っているくらいです。この夢、近いうちに絶対実現させてやろうと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!