さようなら安曇野アートヒルズミュージアム
めっきり寒くなりましたね。
どうも。兎丸です。
新型コロナウイルスが猛威を振るう中寂しいニュースを耳にしました。
「安曇野アートヒルズミュージアム」が閉館してしまうと言うのです。
我が長野県もご多分に漏れずコロナウイルスのダメージは大きいのです。
安曇野アートヒルズミュージアムは、山麓線と呼ばれる有明大町線沿いにあり、
そう遠くない場所には国営アルプス安曇野公園もあります。
自然豊かな場所に建つガラスミュージアムは憧れの場所でありました。
「ガラスを楽しむすべてがここにあります」
本館2階には「エミール・ガレ」美術館もあり
手に取って買える品物から美術作品まで本当に
沢山のガラス器に彩られた場所なのです。
本館1階では吹きガラス工房で吹きガラス体験も出来ますし
サンドブラスト体験も出来る場所でありました。
前日までに予約が必要ですので、興味がありましたら
是非こちらまで→ 0263-83-5100
あと2週間ですよ!
店内には、国内外のガラス作家が作ったガラス製品が沢山並んでいます。
閉館間際になりましたので、半額で買える品もそろっています。
こんな素敵なツリーを飾ってクリスマスを楽しむのもいいですよね。
安曇野アートヒルズミュージアムは、本当にガラス製品を愛する場所でした。
「ガラス作家の作品を身近に」
ここではガラス作家の作品が毎日生み出され
美しい安曇野の四季と共に思い出に残る作品たちが輝いています。
ひとつひとつの作品に作家の思いが込められています。
ひとつの歴史が幕を閉じてしまうことを非常に残念に思います。
「Ma rancine est au fond des bois.」
”我が根源は、森の奥にあり”
エミール・ガレの言葉です。
パンフレットからの言葉を引用すれば
ガレにとって自然は家族であり友であり、また師であり、常に還るべき場所でした。
四季折々に豊かな表情を見せる安曇野はガレの作品にとっても相応しい場所でした。
いつかまた、きっと私たちの元に戻ってきてくださることを願ってやみません。
追記:
ささやかですが、私もガラスの金魚ちゃんを買いました。
本当に本当にいつかまた、安曇野に戻ってきて欲しいです。
本当は本当はガラスペンも欲しかったんですけどねえ (^^ゞ
粗忽者なので断念致しました。
繊細で美しく滑らかな書き味。
ガラスペンが似合うような人になりたいですねえ。