こんばんは、茶々丸です。
3年ほど前、信州の家族が送ってきてくれたものがあります。
それがタイトルにも書いた国宝松本城学習帳です。大きさは普通の大学ノートと同じでB5判。2種類あります。
松本城の勇姿がいいですね。お堀に移る姿も美しいです。うしろの木々が紅葉しているので秋晴れの日に撮影したのでしょうか。
学習帳ということで知恵の象徴であるふくろうがデザインされているのかな?陰謀論好きな人からは「松本城はフリー○ーソンなのか!?イル○ナティなのか!?そういえば石垣を作ったのは石工ではないか!」とか言われそうですが、そういうことではないと思います。いや、絶対違うと思います(笑)。
(※イルミ○ティのシンボルがふくろうだといわれています)
裏表紙では松本城で行われる四季の催しが紹介されています。ふたつのノートで紹介されている写真と内容が「おわかりいただけただろうか……?」レベルで微妙に違います。
そりゃ、両方持っていて全く同じだったらつまらないですよね。どちらの種類も使う人のことまでよく考えてあります。
中はどうなっているのかというと……
中横罫はこんな感じ。字がきれいにかけちゃうドット入りでページのヘッダー(ノートもヘッダーというのか???)に松本城のイラストが入っています。
そして方眼罫はページ見開きの右側にのみ松本城入り。
そして実は裏表紙の裏(わかりづらい表現ですみません)も凝っています。
罫線入りの方の裏表紙の裏には松本城に伝わる伝説として「焼け落ちた本丸御殿と守られた天守」「お城の威厳を示す巨石”玄蕃石”」というふたつのお話が日本語と英語で書かれています。もちろんカラー写真付きです。
一方、方眼罫のノートの裏表紙の裏には松本城のふしぎ・伝説として「天守六階 二十六夜伝説」が子どもにもわかりやすいふりがなつきの大きな文字で紹介されています。
かなり学習帳らしいですね。
松本経済新聞の2018年5月17日の記事によれば、このご当地オリジナルノートは市民有志らが作成したのだそうです。市内の印刷会社に勤める女性が松本市のホームページの「市長への手紙」から製作を提案したところ市の担当者から連絡があり、その後、実行委員会が立ち上げられてノートの販売までこぎ着けたのだそうです。ちゃんと市民の声が形になった素晴らしいノートだったんですね。
その上、1冊(300円)に付き10円、松本城の保護活動のために市教育委員会に寄付されるのだといいます。国宝の維持は大変ですからいい取り組みだと思います。
ご当地オリジナルノート「松本城学習帳」 市民有志ら作製、売り上げ一部を寄付 - 松本経済新聞
また、松本城学習帳は松本に来てもらいたいという気持ちで現地販売のみだったのが、コロナ禍でそれも難しくなってしまったためオンラインショップが開設されました。これで遠くにいても松本城を応援できます!
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そいえば、信州には白文帳という長野県で考案されほぼ長野県でしか使われない漢字学習用のノートもあります。そういえば小学生のときには漢字書き取りを死ぬほどやらされた記憶がありますが、私には白文帳を使った記憶がないんですよね。白文帳はA5サイズですが、もっと大きなノートを使っていた気がする……。それとも「教科書の活字の文字そっくりな字を書きなさい!そうじゃなければやり直し!」という厳しい教師のご指導で記憶がぶっ飛んでいるだけなのかしら……。
いまでは生徒に漢字検定を受けさせるために白文帳を使っている学校もあるらしいです。
私は送ってもらったはいいもののもったいなくて松本城学習帳を今日まで使えませんでした。今年は個人でしている勉強の時に思い切って使おうと思います。
まだ新年も明けて22日。みなさんも今年始める新しいことに国宝松本城学習帳を活用してみてはいかがでしょうか。私も今年こそは成長するようにお勉強頑張ります。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
おうち時間充実計画!