皆さまごきげんよう。
信州松本ぺんぎん堂安曇野支店ぺんぎん兎丸です。
月日の経つのは早いもので、もう3月ですね。
東京などは、あともう少し非常事態宣言が伸びるようですが
一日も早く、みんなが不安なく過ごせるようになれば良いのにと思って居ります。
さて、今週もタロット占いを致しますが。
今週は、気分転換にタロットカードを変えてみました。
辛島宜夫さんと言う方のカードを使って占ってみました。
辛島宜夫氏は、画家であり占い師であり、タロットカードの研究者でもあります。恐らく、すべて日本人の手によって製作された初めてのタロットカードであろうかと思います。エジプト風に倣ったカードです。
出版は、1974年二見書房刊となっております。
さて、それでは早速占いを始めましょう。
いつもの通り、カードを3枚選びました。
直感で構いません。どのカードが良いか選んでください。
宜しいですか?
1枚目 左端のカード
「運命の輪」のカード、逆位置になります。
カードに描かれている蛇は、錬金術(アルケミー)のシンボルである尾を飲み込むウロボロスで、変転する時間と永遠の命運を表しています。
生と死、起伏する喜びと悲しみ、善なるものと悪しきものが、すべて輪廻と言う形で巡るものだと伝えています。
巡る因果を表す運命の輪のカード。
今回は逆位置ですので、余り幸運であるとは言い難い巡り合わせです。
現状は取り留めのない変化を繰り返し、誤算が生じることもあるでしょう。
しかし巡る輪廻はいつしか良い方向へと変化するものです。
気落ちすることはありません。
今週は、様子を見ながらゆっくりと変化する現状を受け入れて前に進みましょう。
今思い悩んでいる状態は、時間が解決する事でしょう。
2枚目 真ん中のカード
月 The Moon のカード 逆位置です。
月の光の移ろいやすさを、満月・三日月・月蝕を一つの月の中に表しています。
カードの下部に描かれたサソリは、砂漠の地熱に耐え切れず這い出てきたようです。
物事の曖昧性や知力に欠けた偽りの生活に対する警告の意味を持つカードです。
逆位置での意味は、世の中の欺瞞に気づく事が暗示されています。
誤解していたこと、もしくは誤解されていたことが、解決されるようです。
また、被害を被る前に偽りであることに気が付くようです。
夜明けを待つような心持で、希望が持てる週になりそうです。
3枚目 右端のカード
太陽のカード 正位置です。
太陽は、熱と光によってすべての生命を保持し、また、増殖の意味を持ちます。
合わせて、生きる為に努力を惜しまぬものに正当な報酬を与える意味を持っています。
カードに描かれた男女は仲睦まじく一羽の鳥を太陽に向けて放とうとしています。
生きる喜びに満ち溢れた週になるでしょう。対人関係にも恵まれ、新たな友情が芽生えることもあるでしょう。
今、何かに挑戦している人は、良い結果が得られる事でしょう。
結婚を予定されている方は、良い結果に結びつくことになります。
降り注ぐ太陽の光の恩恵を十分に感じてください。
今週は如何でしたでしょうか。
タロットカードにもいくつかの種類があり、いくつかの解釈があります。
皆さまにとって、より良い占いの結果が出るように念じながら占いをしておりますが、時には意に染まぬこともあります。
良い結果でない場合は、そうならないようにアドバイスをしてくれているものだと受け止め、良い結果に恵まれた場合は、有頂天になることなく地に足を付けて生活して行けるように。
タロットカード占いは、その為にあるのだと思って居ります。
来週が皆さまにとって良い週でありますように。