皆さまごきげんよう。
信州松本ぺんぎん堂安曇野支店ぺんぎん兎丸です。
連日暖かい日が続きますね。
信州とは思えない程です。
まあ、朝晩の気温はぐっと下がりきりりとしますので、昼夜の寒暖差には注意が必要です b(^^)
さて、兎丸、先日ご紹介した「長野のトリセツ」と言う本を読んでおりまして。
ああ~。あるあるある~っ!って思ったページがあったのですよ。
「未来食⁉伊那の昆虫食」
と言う紹介ページがあるんですけどね。
伊那と言えばザザムシ漁が有名ですけれども。
ザザムシ以外にも、昆虫、食べました (-_-;)
子供の頃ですけどもね。
イナゴはもちろん、蜂の幼虫とか蚕のサナギとか…。ね…。
ご店主はいつも美味しそうなグルメを紹介してくださいますが
兎丸、昆虫食へと話題を思い切り振りたいと思います ( ー`дー´)キリッ
(虫、苦手な方はごめんなさい。実は、兎丸自身も虫、ダメなんです。)
(m´・ω・`)m ゴメン…
明治時代の頃は交通の便も物流も不便だったので、海の無い信州人は、海水魚は当然食べられない。それに代わるたんぱく質豊富な食材として、昆虫食が普及していたんですけれども。
養蚕業が盛んだった事情もあって、繭を取った後のサナギはご馳走になるわけです。
後は、地蜂と呼ばれる、地中に巣を作る蜂を巣を探して、幼虫を頂いたりするし、稲刈りが終わった後の田んぼで、イナゴを捕まえて炒って食べたりもしたんですよね。
子供の頃、ご飯の上に無理やりかけられて泣いたのは、蜂の子の佃煮ですかね。
泣きました (´;ω;`)ウッ…
蚕のサナギは ”絹の華” と呼ばれ、珍重されておりましたしね。
イナゴの佃煮は、今でもお年寄りが多い地方のスーパーでは、無くてはならない一品です。
今でも高級珍味として、絹の華や蜂の子はお土産品店などに置いてあります。
諏訪市にある諏訪湖汽船の売店には、バッタソフトが売られていて、一時期有名になったので、覚えていらっしゃる方もいるかも知れません。
語感が良いので ”バッタ” となっておりますが、イナゴで御座います。
このド直球で勝負する諏訪湖汽船さんの第二弾が
なんと!
信州名物おやきの中にも、みっしりとイナゴがっ(゚д゚)!
バッタソフトの比にはならないほどの充実した中身のようですね。
これは一度、諏訪湖汽船さんで遊覧船に乗った後、食べなければならないでしょうか。
さすが、我が信州!
真面目なようでいて侮れないところが魅力です (´∀`*)ウフフ
実は2013年に、国連食糧農業機関(FAO)が昆虫食を推奨する報告書を発表しているんですよね。
ちょっと前に、無印良品がコオロギせんべいを発売して話題になったと思うのですが、無印良品の該当ページでは、以下が昆虫食推奨の理由になっています。
1.世界的な食糧危機への備え
人口増加と食糧の確保
2050年には世界人口が100億人になることが予想されています。そのため、重要な栄養素であるたんぱく質を確保することが重要な課題とされています。そこで、家畜の代替えとしての昆虫食が注目され始めています。
2.効率の良いたんぱく質の吸収
昆虫食と栄養素
昆虫は主な動物性たんぱく資源の家畜と同じく、主要な栄養素を多く体内に含むため、栄養素を効率よく摂取することができます。
3.環境への負荷の軽減
環境への負荷
昆虫を生育する際の温室効果ガス排出量や必要な水やエサの量は、一般的な家畜と比べて圧倒的に少なく、環境負荷も軽減されると言われています。
まあ、要するに、世界人口が爆発的に増え、100億人規模になった時に、牛や豚や鶏を大量に飼育するのは、穀物飼料の観点からも動物の排出物の環境負荷への観点からも、地球に優しくないんじゃないかと。
アメリカでは新たなビジネスチャンスとして、大規模なプラントが建設されて、商品化の幅も広がっているようです。
何だか、衝撃の未来が待っているようで怖いです。
ガクガク*1ηナンダカコワイワァ
あ、最後に一言。
巷では、昆虫食は小エビっぽい味がして香ばしいと評されているようですが。
「昆虫は昆虫の味ですからああぁぁぁぁぁ~っ❕」
*1:(n;‘Д‘