信州松本ぺんぎん堂

信州にまつわる情報を愛を持って発信しています!

信州むらおやきはおいしいぞ!!

どうもこんばんは、茶々丸です。

本来なら今日は日曜日なので兎丸さんの占いの日なのですが、今週は都合によりお休みさせていただきます。兎丸ファンのみなさま申し訳ありません (_ _)

ということで本日は茶々丸の記事でいかせていただきます。

 

先日、山手線ホームの自販機でacureの「信州そば茶」を見つけ、その後、近くの商店街にあるお茶屋さんの店頭でおやきを売っているのを発見しました。松本市の水城のおやきです」なんて書いてあるから買わざるを得ませんでした。だって、松本のお漬け物やさん「水城」でおやきを作っているとは知らなかったのです。松本生まれの私は迷わずショーケースを開けて冷凍のおやき4種類を購入しました!

なんという信州デー!しかも意図せず出会った信州の味。しあわせだあああ!

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信州セット!?

購入したのはどれも定番の野沢菜」「ひじき」「きんぴら牛蒡」「切干大根」。まあ、売っていたのがこの4種類だっただけなんですけどね。

真ん中のシールをはぐとラップがはがれるようになっているという親切設計。今日は野沢菜とひじきを食べることにしました。

この真ん中のシールに「信州むらおやき」「蒸し焼き揚げ」と書いてあるので、「焼いた上に揚げてあるのか、脂っぽいかな〜」とちょっと心配になりました。

レンジで2分ほど温めてラップをはぐと皮はそれほど脂っぽくなくていい感じの感触。

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野沢菜

断面はこんな感じ。皮が薄いのが特徴です。しかも、具がぎっしり!! (≧∀≦)

 

食べる前に「信州産そばの実100%使用」と書いてある信州そば茶を飲んでみましたが……。これはちょっと工業的な油の後味が残ります。何で!?と思って原材料名を見るとそばの実(長野県産)のほかに酸化防止剤(ビタミンC)とカンゾウ油性抽出物なるものが添加されています。このカンゾウ油性抽出物の味なのかな。確かにそば茶ってちょっと油っぽいですが、こういう味じゃないんだよな〜。しかも製造者も販売者も信州ではないという……。まあ、そばの実を使ってくれただけでもありがたい、かな??

気を取り直しておやきにいってみますと、これがなんというか初めての感触のおやきでした!

揚げて焼いているせいか薄い皮の表面はパリッとしていて、それでいて噛んでいくとモチモチした食感もあり、クリスピータイプのピザの皮を思い出しました。私はピザはクリスピーな薄いものが好きなので、これはありです!しかも、全然油っぽくないのです。いい意味で予想を裏切られました。

野沢菜おやきは野沢菜が甘めの味付けです。私はしょっぱい方が好きですが、これはこれでありかもしれません。

ひじきも断面写真を撮るために切ろうとしましたが、包丁を刺すと中からじゅわ〜っと汁が出て来たので断念。ひじきはとてもジューシーで同じく甘い味付け。よく煮込まれている感じがしました。

これは冷凍庫の中で眠っている「きんぴら牛蒡」と「切干大根」も期待できます!

 

しかし、なぜおやき文化圏ではない松本でお漬け物やさんがおやきを販売することにしたのでしょう。調べた限りではわかりませんでしたが、予想としては信州にも大勢の観光客が訪れるようになったので、郷土の味をより多くの方に味わってもらうため、でしょうか?

水城は明治時代には酒造店だったそうですが、昭和22年に漬け物店に転業したお漬け物のお店です。どうやらおやきを作り始めたのは平成17年のようです。

ホームページには「厚さ3㎜の薄皮に、6時間かけて煮炊きした具がぎっしり。一口目からおいしさが広がります。」と書かれていますが、なんと、あのパリッ、モチッっとしたおいしい皮は厚さ3㎜しかない、限界まで薄くしたというこだわりの薄皮だったのです。

また、「6時間煮炊きした具」というのは確かにわかります。本当にそのくらい手のかかった味がするのです。自分が松本贔屓だということもありますが、皮と具の絶妙なバランスとおいしさに、私はすっかり水城のおやきのファンになってしまいました。水城のおやき目当てで商店街のお茶屋さんに行く機会が増えそうです。私が買った4種類のほかに「五目豆腐」「あずき」「かぼちゃ」「さつま芋」「くるみ味噌」「ねぎ味噌」もあるそうなので、それらもぜひ食べてみたいな〜。

www.mizusiro.co.jp

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!