美味!安曇野の「夏秋いちごシュガー」
こんばんは、茶々丸です。
信州はくだものがおいしいと当ブログでも何度も何度も書かせていただき、いちご、ぶとう、りんご、ポポーなどを取り上げさせていただきました。
そして、本日ご紹介するのは信州のくだものを使った加工品です。
それがこちら!
「夏秋いちごシュガー」です。
50%OFFのシールはご愛敬(笑)。もうずいぶん前に銀座NAGANOで購入したのですがご紹介するのをうっかり忘れていました。
「夏秋いちご」をみなさんご存じでしたか?
夏秋でかしゅうと読みます。
私は勝手に品種かなあと思っていたのですが違いました。
いちごは本来暑さに弱いので冬から春にかけて栽培される「とちおとめ」や「あまおう」などの「一季成り」と呼ばれるものの品種が多く、夏から秋に収穫される「四季成り」と呼ばれるいちごは収穫が難しい上に甘みや酸味を感じないもので、作られても飾りとして使われるだけだったそうです。
しかし、信州大学で開発された「彩夏(信大BS8-9')」は高い糖度、豊かな香り、芯まで鮮やかな赤色で、これまでのおいしくない(失礼)「四季成り」いちごとは一線を画すものだそうです。生で「彩夏」を食べてみたいですね。
この四季成りの「夏秋いちご」は国内の冷涼な地域を中心に栽培が広がっているということですから、まさに信州にはうってつけですね。ということで、この「夏秋いちごシュガー」は安曇野産の夏秋いちごを使用しています。
製造販売しているのは安曇野市三郷にあるおむすびころりん本舗。
安曇野で作ったいちごを安曇野の会社が商品にするなんて、すごく理想的な形だと思いませんか?
”お召し上がり例”には
- バタートーストにかけて
- ホットミルク、紅茶、パウンドケーキ、クッキー、アイスクリーム、パンケーキなどに
と書かれていますが、私はこれを買ったときにはコーヒーに入れていちごフレーバーのコーヒーでも飲もうかなと考えていたのです。しかし、中を見てみると………
予想外のつぶつぶが。
この粒、実は夏秋いちごのフリーズドライなんです。粉の部分はグラニュー糖です。
いや、おむすびころん本舗でフリーズドライを想像しない方がおかしいのです。
なんといってもおむすびころりん本舗といえば自社開発のフリーズドライ装置により、野沢菜をフリーズドライにした「おむすびころりん野沢菜茶漬け」、お餅をフリーズドライにして冷たいお水に数秒浮かせるだけでおいしいきな粉餅やあべかわ餅ができちゃう「びっくりうかし餅」などを製造販売している会社です。主力商品の「おむすびころりん野沢菜茶漬け」はなんと昭和50年に開発した地方発のフリーズドライ食品の草分けです。ということは、期待してください。この夏秋いちごのフリーズドライもサックサクでおいしいです!
ただし、コーヒーに入れるのはやめました。私は酸味のあるコーヒーは苦手なのですが、このいちごちゃんに適度な酸味があるので、コーヒーのよさもいちごのよさも相殺してしまうような気がしたのです。紅茶の入れてみましたが、こちらは相性バッチリ。お湯で戻った小さないちごが浮かんできます。スプーンですくってたべてみるとすごく果実感がありました。さすがはおむすびころん本舗です。ということで我が家の夏秋いちごシュガーは紅茶用になりました。
夏秋いちごの爽やかな酸味のおかげか上品な甘さに仕上がっているので、”お召し上がり例”であげてあるようにバタートーストによく合いそうです。あとはふんわりしたパンケーキにも合いそうだし、生クリームのケーキの飾りにもよさそう。甘さが上品なのでヨーグルトにかけるにはたっぷりかけないと甘みとしては負けてしまうかも。
しかし、フリーズドライがこんなにおいしいいちごに戻ってしまうと「そういえばおむすびころりんのフリーズドライおいしかったよな」といろいろ思い出して「びっくりうかし餅」を無性に食べたくなってしまいました(笑)。
そうそう、おむすびころりん本舗の商品は水で戻るお餅やお湯で戻るお粥やごはん、お味噌汁やスープ、麺などがあるので非常食にいいんですよ。私も備蓄はしていますが、おむすびころりん本舗のことをすっかり忘れていたので、どうせ備えるなら我らが信州のびっくりうかし餅やフリーズドライ即席ごはんをストックしようと思います。もしも災害に遭ったときには自分の心にもやさしいものがあると頑張れそうですもんね。
ということで、本日も最後までお読みいただきありがとうございました!