信州松本ぺんぎん堂

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長野県産”つきあかり”を食べてみた!

こんばんは、茶々丸です。

みなさん、お米にこだわりありますか?

私はいつも金芽米(無洗米)長野県産あきたこまちを注文しています。なぜならば金芽米は糖質14%オフ、カロリー17%オフだからです。腹八分目がどこかわからない茶々丸としてはなるべくそういうところで糖質とカロリーを減らしたいと思いまして。そのうえ金芽米は白米に比べてビタミンB1が約7倍、食物繊維役1.8倍、オリゴ糖役12倍が含まれていて玄米の栄養が残っているのです。しかも私の場合、長野県産米の金芽米をわざわざチョイスしていますので言うことなしです(えへ)。

 

 

そんな茶々丸ですが、今回は以前からずっと気になっていた別のお米を買ってみました。

それがこちらです!

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野沢農産 長野県産つきあかり(無洗米)

長野県産のつきあかりです。

実はつきあかりというお米を食べるのはたぶん今回が初めてなのです(お店で使われていたらわからないですもんね)。あとは袋のデザインにも惹かれて買ってみようかなとも思いました。デザインって大事ですね。

「山岳から流れる雪代そだち 流れるように磨かれた、つややかな粒」

というコピーもいいですね!北信地方の清らかで冷たい水が目に浮かぶようです。いい水で育ったお米は絶対おいしいですよね。

 

裏はこんな感じ。

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「〜雪国 長野の米〜」(青字で寒い感じにしてみました)と書かれていますが、松本生まれ松本育ちの私には長野県が雪国だとはまったくピンとこず、やっぱり北信だな〜(北信は雪国です!!)と、このお米に対する特別感を覚えました。松本も雪は降りますが雪国だなと思うほどは降らないし積もらないんですよね。広い信州、山を越えれば気候もまったく違います。

また、炊き方や保存方法まで丁寧に書いてくれていますね。

ただ、この裏面を見て「しまった!」と思ったことも。

というのも、実はわたくし、やわらかめのごはんが好きなのです。それに反してどうやらつきあかりさんは固めのごはんの予感。「しっかりとした歯ごたで食べ応えのある米です。」なんて文言ははっきりと「固いですよ〜」とお知らせしているようなもんですよね(汗)。

「粒が大きく」と書いてあるように、本当にいつも食べている金芽米長野県産あきたこまちよりも粒が一回りか二回りくらい大きいです。金芽米を食べ尽くしてしまったので比較画像を載せることはできませんが……。

これ、どのくらい固い食感なんだろうとネットで検索してみると、お米の食味のチャート表はいろいろなサイトにありましたが、つきあかりさんを載せているところはなかなかなく、やっとお米のふなくぼさんのサイトで見つけました。

 

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お米のふなくぼさんより拝借

おおお、やはり「硬め」で「シッカリ」のカテゴリーに分けられていますね(汗)。

www.okomeno-funakubo.com

 

ということで、早速お昼に焚いてみることにしました。

無洗米なのですが水を入れるとかな〜り真っ白く濁りました。これはAmazonのレビューで見て知っていましたが、これほど濁るんだなと。私は3回ほど濯ぎました。研いではいませんが結構な白さでした。けどまあ3回も濯げばOKだと思います。この白い濁りの正体はでんぷん質が溶け出したものなので食べても問題ないそうです。

ちなみにご存じの方の方が多いと思いますが、水道水のおいしくない地域にお住まいのみなさんはお米に最初に入れるお水は水道水よりもミネラルウォーターの方がいいですよ。お米は1発目の水を吸収するからです。このとき汚れまで吸ってしまわないように手早く水を捨てるのがポイントです。

 

そしていよいよ炊飯。

めっちゃめちゃおなかがすいていたのでおいしい炊き方ではなく快速炊飯モードで焚いてしまいました。だって、極上炊飯モードにすると炊きあがるのに90分もかかってしまうんですよ。快速炊飯なら27分なのです……ってどんだけガルガルしていたんでしょうか(恥)。

そして待ちに待った27分後……。

ごはんが炊けましたよ〜というメロディーが鳴り終わった瞬間、間髪を入れずお釜のふたを開けてしまいました。蒸らし時間ゼロです(笑)。だってとにかくおなかがすいていたのです。

 

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ゆ、湯気が写っていない(涙)。けれども、どうです、ツヤツヤでしょう?粒が大きいのもわかっていただけるのではないでしょうか。

ちょっとべしょっとなっているのは蒸らしがゼロのうえに固いごはんが苦手なため水を多めに入れたからです。けれど、しゃもじでほぐしたときもお米が潰れることもなく、べっちゃりとしゃもじに付くこともありませんでした。つきあかり、かなりできる子!

 

そして肝心のお味ですが……。

大変おいしくいただきました。裏に「丼やカレーなど味付けのしっかりとした料理との相性がよいです。」と書いてあったのでカレーで食べてみましたが、確かによく合いました。というかカレーに全然負けていませんでした。結構水分多めで焚いたのに上の写真で見るほどべっちゃり感はなく、しっかりお米の一粒一粒が感じられました。いつも食べている金芽米長野県産あきたこまちよりも粒が大きいのを食感でも感じました。噛み応えのあるお米が好きな方には堪らない逸品だとおもいます。これはつゆだくの親子丼や牛丼とも相性がよさそうです。あとは野沢菜の葉っぱで巻いて食べてもおいしそうだと思いました。ごはんの友・蕗みそもよさそうですよ。何にしようかいろいろ考えちゃうけど、明日は親子丼を作ろうかな!

 

この「流るる」ブランドを販売しているのは、北信地区で40年以上お米を栽培している農家でもありお米屋さんでもある野沢農産生産組合さん。代表の髙橋義三さんは米・食味分析鑑定コンクールで連続5回入賞と4回の金賞に輝き、日本に7人しかいないダイヤモンド褒賞を受賞されているそうです。そんな方のいらっしゃるお米屋さん(しかも米農家)なんだからこのお米がおいしくないわけがない!

nozawanosan-rice.com

いつもはやわらかなごはんでやさしい味のおかずを食べることが多いですが、せっかくつきあかりを食べるのでおかずもいつもと違うものを考えてみようとワクワクしています。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。