信州松本ぺんぎん堂

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ほぼ皆既月食を松本城から見たい(願望)

こんばんは、ぺんぎん茶々丸です。

今日、11月19日夜は89年ぶりの「ほぼ皆既月食です。

ほぼって何だよwといいますと、月の直径の97.8%まで地球の影になるからほぼ、なんですね。

今回の月食の始まりは16時18分頃で、私が住んでいる東京の今日の月の出は16時28分頃らしいのでお月さまはかけ始めてから昇ってきます。

ネットで調べたたところ信州の月の出の時刻は16時33分頃だそうですが、山の高低差は反映されているのでしょうかね???木曽谷や伊那谷はもっと遅い時間になりそうなイメージですが。

そして蝕の最大は18時3分頃ということです。

www.nao.ac.jp

 

ところで、私にはこの場所こそが信州一の月の名所だと勝手に思っている場所があります。

それがこちら!

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2017年11月撮影

松本城です。

iPhoneで頑張って撮影しました(笑)。

本当はもっとお城と月が近い位置にあるときに撮影できればよかったのですが、図書館の帰りに通りがかったら偶然月が綺麗だったのでなんとかお城とお月さまを1枚に収めたいと頑張って撮ってみたものです。お見苦しい写真で恐縮です。

このときの松本城はライトアップされて輝いて見えますが、ライトアップされる以前も満月に照らし出される天守閣と周囲の山の端は幻想的でとても美しかったです。

 

松本城には月見櫓もあります。別名「烏城」とも呼ばれるほど黒が印象的な松本城ですが、月見櫓の高欄は朱色の漆が塗られており彩りを添えています。戦国時代に建てられた深志城を始まりとする日本最古の天守閣に不似合いな色とも思えますが、これには理由があります。実は月見櫓は戦のない世になって増築された施設なのです。寛永11年(1634)、上洛した時の将軍・徳川家光がその帰り道に松本城に宿泊することとなりました。当時、松本城主であった松平直政はその前年から急遽この月見櫓の普請を始めたそうです。結局、家光は木曽路で落石があったため松本には来なかったそうなんですけどね。けれどまあ、将軍様にぜひ月見をしていただきたいと思うほど、当時から松本の月は美しかったのだと思います。

今日のほぼ皆既月食松本城を美しく魅せることでしょう。私も松本城のほぼ皆既月食を見たかった〜!私は今日はビルとビルの隙間からお月さまを見ることになりそうです。

 

信州の月の名所いえば、千曲市姨捨山のすそ野に広がる棚田に映る「田毎の月」もありますが、こちらは水をたたえた小さな水田のひとつひとつに月が映り込む様が幻想的なので、そのお話はまた5月の田植えシーズンの前にでもすることとしましょうか。

 

また、信毎webにはスマホで天体撮影をする記事も載っていましたのでこちらを参考にして89年ぶりの天体ショーを撮影するのもいいかもしれません。

www.shinmai.co.jp

www.shinmai.co.jp

 

ということでみなさんも今夜のほぼ皆既月食をみなさんのお気に入りの場所から楽しんでみてくださいね。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!