こんばんは、茶々丸です。
先日のブログで阿智村にある南信州菓子工房さんについてふれました。
shinsyu-matsumoto-pengin-dou.hatenablog.com
実はこのとき、ニッポンエールのお菓子以外にも南信州菓子工房さんのほかのドライフルーツも松本在住Mさまよりいただいておりました。
こちらも食べることができましたので、今回はこのかわいらしくてお洒落なパッケージのドライフルーツ、「ひとくちマンゴー」「ひとくちいちご」「完熟みかん」そしてこれらを作った南信州菓子工房さんをご紹介をしたいと思います。
ひとくちマンゴー
こちら、ターコイズブルーの袋に写っていますが、実際はもうちょっと緑色が濃くて花緑青に近いお色です。
このシリーズは無着色・無香料というのがいいですね。
たっぷり蜜がコーティングされているので、噛んだときには少しシャリッとします。ずっと口に含んでいると徐々に本来のマンゴーに戻っていく感じです。マンゴー大好きなので1年中マンゴーを食べられるのが嬉しいですね。外国製のドライマンゴーも食べたことがありますが、それよりももっと柔らかいです。さすがは半生ドライ。
ひとくちいちご
こちらもかわいらしいパッケージです。ちょっといちごミルクを連想してしまいますね。
封を開けるといちごのいい香りがします。
そして中身がこちら!
梅干し!?
ではありませんよ。いちごです。
こちらはいちごジャムのようなお味でした。丸かじりできるいちごジャムとでも申しましょうか。なんとなくスドーのジャムを思い出しました。あの紙のカップに入っているやつです。とてもなつかしい気持ちになるドライフルーツです。
完熟みかん
最後にご紹介するのは「完熟みかん」。実は私、ドライフルーツが最初に好きになったのはみかんのドライフルーツを食べてからなんですよね。数年前の夏に家族と行った寄って亭まつかわ産地直売所で売られていたのを見て「みかんのドライフルーツなんてめずらしい」と思って買ったのですが、それが想像以上においしかったのです!それからというものみかんのドライフルーツを見ると買っていたのですが、これまで松川で買ったもの以上においしいものに巡り会ったことはありませんでした。さて、この「完熟みかん」はどうかな?ドキドキしますね。
松川のドライみかんと違ってシロップ漬けにしたものを半生にしたものなので、見た目もちょっとぷっくりしています。
けれども、お味は松川で買ったものと同じくらいの満足度!単純に嬉しいです(≧∀≦)
南信州菓子工房とは
これらの半生ドライフルーツを作った南信州菓子工房さんは下伊那郡阿智村にあります。
南信州は昔から市田柿の産地として知られ、また半生菓子(練りものや砂糖漬けものなど)の生産がさかんな地域です。南信州菓子工房は半生菓子の製造を営む家の長男である木下裕亮さんが「いままでにない新しいスタイルの半生菓子を作りたい」と2012年に創業したそうです。
それがこれら国産果実を使った半生ドライフルーツということでしょうか。
半生ドライフルーツは果物を加熱せずにシロップを染みこませることができる「真空濃縮」という独自開発の製法で作られているそうです。
また、環境への配慮も素晴らしく、なんと半生ドライフルーツを作る際に残ってしまうシロップを使って工場の燃料にしているそうなのです。糖液を処理する工程で生成するメタンガスがを燃料にすることでCO2削減にもつながっているのだとか。シロップは燃料になるだけでなく、おいしいフルーツのエキスもしっかり出ているので別の製品の材料にもなっているということで、こうして材料を余すことなく使っていく精神は世界中のいろいろな会社に見習ってほしいと思ってしまいました。
南信州菓子工房さんのドライフルーツ作りには地域の生産者産たちを守る側面もあるそうで、多少傷があるなど生食用として流通できない果物を、買い叩くことなく品質に見合った価格で買い取っているそうです。
そのほかにも素晴らしい取り組みをたくさんしており、トレハロースの林原さんのサイトでも紹介されているのでぜひお読みになってみてください。
信州にこういう素晴らしい会社があると出身者としてとても誇らしいです!
半生ドライフルーツ、食べて応援したくなりました。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!