信州松本ぺんぎん堂

信州にまつわる情報を愛を持って発信しています!

白馬岳 なんて読む?

皆さまごきげんよう

信州松本ぺんぎん堂安曇野支店ぺんぎん兎丸です。

お元気でお過ごしでしょうか?

 

兎丸は松本平の西の縁、北アルプスの南の端のふもとに住んで居りますので

山は身近なものですが、何といっても区別が出来ない (;^_^A 

f:id:penpen_usamaru:20211202135743j:plain

常念岳

辛うじて常念岳は分かるんですけれども。

本格的な北アルプスの山々は、まったく区別が出来ません。

 

常念岳の名前の由来って、分かります?

常念坊と言う坊さんが酒徳利を持っている姿が、山腹に現れるからなんだそうで。

この雪形を目安に、昔の人は田植えの時期を判断していたそうです。

私にはさっぱり分かりませんけれども (^^ゞ

 

さて、本題に入りましょう。

 

f:id:penpen_usamaru:20220204135743j:plain

北アルプス

私が住んで居る近くから見える北アルプス連峰ですが、しつこいようですけれども山の名前は分かりません。

 

表題の白馬岳ですが、皆さまはなんて読みますか?

地元の方々も兎丸も「はくば」と読むのが普通なのですけれども。

なぜか、「しろうま」と呼ばれているんですよね。

「しろうま」とは「代かき馬」のことで、やはり田植えの時期に現れる雪形を表現しているようです。

国土地理院も「しろうま岳」とし、地図などには「しろうま岳」表記になっているようです。

麓の村は「はくば村」なのになんとなく違和感を感じます。

国土地理院では、昭和40年代に、白馬村富山県の旧宇奈月町(現黒部市)、朝日町の3町村の申請で決まったと見解を述べているようですが、経緯などは良く分かっていません。

白馬山案内人組合の方々も、はくば岳表記を広めようと活動を始めたようです。

 

白馬山案内人組合は2019年に創立100周年を迎えるのに当たり、白馬山麓の八方区で旅館を経営する丸山勝美さん(68)に依頼して山名の歴史を調べた。丸山さんは近くの「白馬(はくば)・山とスキーの総合資料館」などで明治、大正の登山記や教科書を読み込み、ネットオークションなどで古い関連資料を集めた。

 日本百名山では、代かき馬を表す「代馬」が字面の良い「白馬」に次第に変わったとする。だが、丸山さんが調べた限りでは「代馬岳」の表記は見つからなかった。古いものでは江戸後期(1825年)の絵地図に「白馬嶽」の文字があった。さらに、1880(明治13)年に県が発行した「信濃国地誌略」には山の名前として「白馬」が紹介され、「ハクバ」と読み方が示されている。

山頂近くの白馬山荘などを経営する白馬(はくば)館の松沢貞一社長(69)は「地元の感覚では間違いなく『はくばだけ』だ」としつつ、「呼び名の論争をひもとくのも山のロマン。話題が絶えることなく、関心を持ち続けてもらえたらうれしい」と話している。

www.shinmai.co.jp

兎丸的にも「はくば岳」の方がいいと感じるんですけどねえ。

もっとも、兎丸の場合、山の区別をするところから始めないといけませんけどね。

 

そのへんは「ヴィクトワール・シュヴァルブラン村男Ⅲ世」さんにもぜひ伺ってみたいものです。

f:id:penpen_usamaru:20220204142456j:plain

ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男Ⅲ世

www.vill.hakuba.lg.jp

兎丸拝

www.go-nagano.net