こんばんは、茶々丸です🐧
みなさん、お盆は楽しく過ごされましたか?
久しぶりの行動制限のない長期休み、数年ぶりに遠くへ旅行へ行ったり帰省された方もいらっしゃったと思います。
さて、今回は長野県の素敵なお土産をご紹介いたします。
お盆前にご紹介しておくんだった〜💦とちょっと反省していますが、長野県以外にお住まいの方は次に長野へ行くときの参考にしていただけたらと思います。長野県在住の方はどこか県外におでかけになるときに手土産候補のひとつにしていただけると嬉しいです。
そんな茶々丸オススメのおみやげがこちら!
こちら、松本在住のMさまから送っていただきました。いつもありがとうです🙇
わたくし、りんご乙女大好き。
実はコロナ時代が始まる前に松本に帰省した折、おみやげに買って帰って会議の席で出席者の皆さんにお配りしたところすこぶる評判がよかったのです。
箱の中はこんな感じに、商品と一緒にリーフレットが同封されていました。写真左側がリーフレットです。
このリーフレットを読んでりんご乙女がますます好きになりました。
なぜならば、りんご乙女は廃棄していた摘果りんごを使用して作られている旨が書かれていたからです。摘果とは果実を栽培するときに大きな実を実らせるために余分な実を間引くことですが、間引かれたりんごはそのまま放置されたり、処分に困る農家さんもいらっしゃるそうなのです。マツザワさんではこの間引かれたりんごを活用してりんご乙女を作り、フードロスの削減につなげているとのこと。その取組が認められ、農林水産省が推奨する「第5回食品産業もったいない大賞」で審査委員会委員長賞を受賞したそうです。
それだけではありません!
なんとりんご乙女はiTQi国際優秀味覚コンテストで2009年から現在まで10年以上に渡り連続で最高位の三ツ星を受賞しているのです!
国際優秀味覚コンテストでは世界60カ国以上の国からエントリーされた食品と飲料をシェフとソムリエ総勢120名で審査するのだそうです。そう、りんご乙女のおいしさはそんなコンテンストの折り紙付きなのです。
りんご乙女はどう作られているのか、パッケージの裏にイラスト付きで書かれています。
なんだかイカをまるごと1杯プレスして作るおせんべいの作り方を思い出してしまいました。
生地にもまるごとすりおろしたりんご、トッピングするのもまるごとスライスしたりんご。どこまで食品ロスを減らす気なんだ、と嬉しくなります。
こうしてできあがったのがこちら!
色合い的にバナナっぽいですが、どこかの知らない惑星の表面っぽいですが、違います。りんごです。芯まで無駄なくプレスされています。
おせんべい全体の大きさは直径8センチくらい。小さなりんごの輪切りが載っているので初めて食べたときはアルプス乙女という小さなりんごが使われているのかと勝手に思っていました。けれどこのりんごは摘果されたまだ大きくなる前のりんごだったのです。
裏側はこんな感じ。
りんごは透けて見えていません。
りんご乙女はおせんべいですが、しょっぱくありません。りんご感満載です。香りもお味もりんごです。歯ざわりもやさしくて、とても上品なお味です。紅茶でいただきたい味です。
りんごの輪切りは半生ドライな感じがします。芯の部分が硬いとか、味が落ちるとかそういうことも一切なく、まるごとおいしくいただけました。
同封されていたリーフレットの見出しには
株式会社マツザワ・JA・リンゴ生産者が三位一体となり
買い手・売り手・社会・未来 四方良しの循環
廃棄していたリンゴの活用で 食品ロスの削減
品質の向上とともに持続可能な地域づくりへ
と書かれていました。本当に信州はいい企業が多いです。フードロスをへらす上に農家さんも喜んで、しかもおいしい。こんな素敵なお菓子を多くのみなさんに知ってほしいと思いました。県外のみなさん、信州へ行かれた折にはぜひこのりんご乙女を手にとってみてくださいね。信州在住の方はお出かけ先へのお持たせにどうぞ。おみやげにもSDGs的な会話のネタにもなるいいお菓子です。
ということで本日も最後までお読みいただきありがとうございました!