信州松本ぺんぎん堂

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【信州のごはんの供】テーブルランドのなめ茸

こんばんは、茶々丸です。

本日はまたまたごはんの供をご紹介したいと思います。

食欲の秋にぜひお役立てください😁

 

 

テーブルランドのなめ茸

本日ご紹介するのはこちら、テーブルランドなめ茸でございます!

写真がピンぼけですみません💦

なめ茸というのは割とポピュラーなごはんの供なのでしょうか?

というのも、私が初めてなめ茸の存在を知ったのは19歳のときだったのです。

大学時代、先輩方と「お金がないときに何でごはんをたべるか」という話をしていたときに「俺はなめ茸だ」とおっしゃった先輩がおられまして。その方は四国の方だったので「なめ茸って四国のものなのかなあ……」と薄っすらと思っておりました。で、先輩があまりになめ茸を推すのでじゃあ一度食べてみようかなと思ったのがきっかけで19歳にして初めてなめ茸デビューを飾ったのでした。そのときに買ったのがテーブルランド(丸善食品)のなめ茸だったのです。

なめ茸を製造している会社は色々ありますが、私が一番気に入っているのがこのテーブルランドのなめ茸です。それは多分に上記の思い出補正が入っているせいではあります(笑)。しかも、この商品は私の家の近所で手に入るなめ茸のなかで一番のお手頃価格で、1瓶100円前後です。

瓶にかわいいイラストが入っていますが、これは封を開けるとパラリととれて瓶だけになります。

中身はこんな感じ。

 

 

お味はほかの会社のなめ茸よりも甘めな気がします。みたらし団子のたれの塩分が濃いバージョンといいますか。このなめ茸は固形成分60%と表記されていましたが、タレを楽しみたい方におすすめの商品なのだそうで、えのきのシャキシャキ感を楽しみたい方には80%、タレもえのきも両方楽しみたい方には70%の商品もあるようです。今度はそちらも食べてみたいですね。

 

丸善食品工業はホモソーセージの会社ではない!

テーブルランドは千曲市に本社を置く丸善食品工業のブランドですが、調べてみると丸善食品工業株式会社とは別にテーブルランドも株式会社になっています。

www.tableland.co.jp

www.tableland.co.jp

テーブルランドではサイトを見る限りなめ茸だけでも13種類も製造しています。にんにくなめ茸とか八幡屋礒五郎の七味の入った七味唐辛子入りなめ茸、シナノブラウンという品種のエノキタケを使ったなめ茸など一度食べてみたいな〜と思えるラインナップです。

なめ茸の他にぞうすいやおかゆ、ケチャップ、ジュースなど様々な食品を製造しています。

ところで信州で魚肉ソーセージといえば丸善のホモソーセージが一般的なのですが、テーブルランドの丸善食品工業さんとホモソーセージの丸善さんとは別の会社で、ホモソーセージの丸善さんは東京台東区で創業された会社です。丸善さんは東京の会社なのに信州では当たり前のホモソーセージは東京で見たことがありません。一方で信州にあるテーブルランドの丸善食品工業さんの商品はなめ茸やぞうすいなどを見かけます。個人的にちょっとおもしろいと思いました。

homoso.mrz.co.jp

 

なめ茸は信州で誕生した!

大学生の私が「なめ茸って四国のものなのかなあ」と思ったなめ茸ですが、実はなめ茸は信州生まれの食品でした。千曲市にある有限会社小林農園の創業者・小林崇章さんがえのき茸の通年栽培に着手したことから始まって昭和36年にえのきの佃煮を瓶詰めにして「なめ茸」として販売したのが日本で初めてのなめ茸なのだそうです。小林さんはすごい方で昭和34年に世界で初めて「ナメ茸冷房栽培法」を確立し、エノキタケの周年栽培を実現されました。実はなめ茸というのは小林農園のある地域でのエノキタケの呼称だったのだそうです。知らなかった。

小林さんのおかげで信州はエノキタケの生産量ダントツ1位であり、おいしいなめ茸も誕生したんですね。まるでえのきの神様のようだ……。

今度は小林農園さんの元祖なめ茸も食べてみたいです!

www.kobayashinouen.co.jp

 

 

 

ごはんの供は食が進まないときにも忙しくてあまりおかずを作っていられないときにも重宝しますよね。今後も信州生まれのおいしいごはんの供がありましたらご紹介していきます。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!