信州松本ぺんぎん堂

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翡翠色に光る川 ~寝覚の床~

どうも皆さま、こんばんは。

蒼月です。

実は3連休を利用して、南木曽町の方に旅行に行って来ました。

旅行と言っても一泊でしたが。

まあ、何しろ遠い💦

広い県なので、安曇野市から下道で3時間。

途中、寝覚の床に立ち寄ったのでご紹介しますね。

 

www.youtube.com

 

kiso-hinoki.jp

 

なんといっても、木曽川の水が翡翠色で綺麗なのです。

季節が冬だったせいか、訪れる方も少なく静かに寝覚の床を楽しみました。

 

寝覚の床

水の色が翡翠色なのは、川の水が綺麗だからみたいですね。

それに、川にある石の性質も関係しているようです。

●寝覚の床とは

上松町周辺は、花崗岩地帯。その地形を木曽川の流れが削り、姿を現したのが寝覚の床です。
花崗岩特有の割れ方が、大きな箱を並べたような不思議な造形をもたらしました。
また明治以降は水力発電や用水の引水で木曽川の水面が低下し、岩の巨大さがより引き立っています。

1923年に国の名勝に指定され県立公園として管理されてきましたが、2020年に中央アルプス国定公園へ昇格しました。
この地には、古くから浦島伝説が残されていることも特徴です。

公園付近は春に桜が咲き、秋には対岸の山々が紅葉で色付きます。

 

このお寺の山門をくぐって降りていきます。

 

 

途中の階段が、少し降りにくかったので足元に注意してくださいね。

まるで、異世界への入り口のようです。

 

この寝覚の床にも「浦島太郎」の伝説が残っています。

歳をとった浦島太郎が、ここでのんびり釣りをしていたとかいないとか。

花崗岩特有の白さと、川の翡翠色のコントラストが美しい名勝地です。

 

あ、そうそう。

大相撲の御嶽海の故郷でもあるのですよね。

暖かくなったら、ぜひ一度は訪ねて頂きたい場所です。

 

 

蒼月記