皆さまいかがお過ごしですか。
信州松本ぺんぎん堂安曇野支店蒼月です。
今回ご紹介するのは、長野県東筑摩郡山形村にある「アイシティ21」。
村に百貨店があるなんて、ちょっと意外な気がしませんか?
実はここ、日本で唯一、村にある百貨店なのだとか。
気になって調べてみたものの、全国の百貨店の所在地をすべて確認するのは、なかなか難しい。なので「日本で唯一」かどうかは、ひとまず疑問符付きということで。

さて、このアイシティ21。
館内に一歩足を踏み入れると、まず目に入るのが、高い天井の吹き抜け。
アーチ状の大きなガラス天井から差し込む柔らかな自然光が、広々とした空間を明るく包み込んでいる。
開放感があって、なんだか気持ちまで華やいできます。

アイシティ21には、気軽にお買い物を楽しめるアイシティ側と、老舗百貨店の趣を感じる井上側があります。
同じ館内でも、井上の売場に足を踏み入れると、ちょっと背筋が伸びる気がします。
品揃えも接客も、そしてお値段も、さすがは百貨店なのである(笑)。

松本市中心部で長年親しまれてきた井上百貨店本店は、2025年3月31日をもって営業を終了しました。
街なかから本店が姿を消してしまったのは寂しいけれど、老舗百貨店の伝統は、今もアイシティ21に受け継がれています。
井上の売場には、接客のプロと呼ぶにふさわしい人たちがいる。
言葉遣いや立ち居振る舞い、お客さまへの応対。きちんと教育された、行き届いた接客に、井上らしい品格が感じられます。
以前、息子が私の誕生日プレゼントに、この井上の売場で、ちょっとしたブランドものの革財布を買ってくれたことがありました。
そのときのことを息子は、
「今まで、他のお店やいろんな場所でもっと高いものを買ったことあるけど、井上でお財布買った時が一番緊張した」
と話していた。
決して値段だけの問題ではないのでしょう。
そんな息子が選んでくれた革財布は、今でも私のお気に入りです。
一方、アイシティ側は、もっと気軽にお買い物や食事を楽しめる場所です。
最近の私のお目当ては、文房具の"piapia「興文堂」"
塗り絵を始めてから、ホルベインの色鉛筆を少しずつ買い集めているのです。
一本、また一本と、お気に入りの色を増やしていくのが楽しい。
そして、お買い物の後のお楽しみは、お昼ご飯。
フードテラスではラーメンやカレーなどをいただくのだけれど、これがなかなか美味しい。
時にはサブウェイのサンドイッチを食べることもあります。
色鉛筆を選んで、美味しいお昼を食べて。
そんな何気ない時間を過ごせるのも、アイシティ21のいいところだと思います。
百貨店のちょっと特別な雰囲気と、普段使いできる気軽さ。
その両方を楽しめる場所が、東筑摩郡山形村にはあるのです。
そして、建物の外に目を向ければ、そこにはのどかな田園風景と山並みが広がっています。
西側も東側も山。


そう、ここは村にある百貨店。
なんだか、それだけでもちょっと面白いではありませんか。
蒼月拝




































