信州松本ぺんぎん堂

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松本市美術館 ブラックジャック展

皆さまこんばんは。

蒼月です。

今日は「ブラックジャック展」のご紹介を致します。

 

会期    2024年4月13日(土) 〜 2024年6月2日(日)
開館時間 午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
休館日  月曜日(ただし4/29、5/6は開館。5/7休館)

会場    企画展示室

 

matsumoto-artmuse.jp

 

 

会場は草間彌生さんのオブジェクトが目印の松本市美術館

 

ゴジラ-1.0でアカデミー賞を受賞した山崎貴監督の「Y―cat」も展示されています。

 

特段のファンじゃなくても、これは観覧しなくちゃ勿体ないと思う程の溢れる手塚治虫の世界観に圧倒されます。

 

 

会場中に、ブラックジャックがこれでもかと展示されています。

生原稿が間近で見られるなんて、贅沢だなと感じます。

 

私も子供のころ、漫画を描いていましたが、遠く足元にも及ばないと実感しました。

 

館内はもちろん撮影できないので私の少ない語彙力ではお伝え出来ないもどかしさ。

手塚治虫の医療マンガ『ブラック・ジャック』は50年前の1973年に登場しました。手塚治虫が切り拓いた“MANGA”、“ANIME”の世界はいま、世界中の人々にリスペクトされる大きな文化となっています。

ブラック・ジャック』は、現在第一線で活躍する医療従事者の多くに影響を与えたといわれている作品で、そこに込められたテーマやメッセージは、いまの人の心にも深い感銘を与えています。

顔に傷のある黒ずくめの天才外科医ブラック・ジャックと彼が創造した“18歳で0歳”の女の子ピノコ

強力なキャラクターたちが繰り広げる物語は世界を舞台に、人間や生きものの命とそれを救う医療、人としての生きざまや、そもそも「医者は何のためにあるのだ」という根本的な問いにまで至る、数多くのテーマから紡ぎ出されます。

本展では、マンガ『ブラック・ジャック』をとおして、誕生秘話から、作品そのものが持つ手塚治虫の深いヒューマニズム、コロナを経験した私たちがいま見ても斬新に感じる医療のリアルな描写など、この作品の魅力を存分に解き明かします。

本展は、『ブラック・ジャック』を深くまで知る人、初めて知る世代など、すべての人々に向けて、『ブラック・ジャック』の魅力を余すところなくお楽しみいただける特別展です。(松本市美術館HPより)



お話の一部ページが少しずつ無数に紹介されているので、一日では堪能しきれないほどです。

実際、2時間ほどしか滞在できなくて後半はスピードを上げてしまいましたが

2回目も行きたいと思わせられる、もの凄さでした。

 

これが1973年~始まった連載だとは思えないほど、古臭さを感じさせないストーリー。

医師免許を取得しているからこその、リアルな手術描写。

子供のころは、絵柄が好きじゃなかったんですけれど。

今は、描かれる生きた線の一本一本が凄いなと思わせてくれました。

 

ブッダ」は読んでいたんですけれど、ブラックジャックは読んでいなかったので惜しい事をしたなと感じています。

 

あと、10日程でG.Wが始まります。

お出かけにいかがでしょうか。

 

                                 蒼月拝