どうも、茶々丸です。
昨日ハーブティを紹介しておいてなんですが、温かいコーヒーのおいしい季節になりました。とはいえわたくし、ストロングテイストのコーヒーは苦手で、お砂糖いっぱい、ミルクいっぱい入れてしまいます。
しかし、そんな私にも抵抗なく飲めるコーヒーがあります。これならブラックでも飲めてしまいます。それが信州・上田市のイミー株式会社が開発した発芽コーヒーです。
発芽コーヒーとは何か?
発芽コーヒーとは文字通りコーヒーを発芽させたものです。そういえばコーヒーは豆=種ですもんね。
コーヒー豆を発芽させることでビタミンB群の仲間であるナイアシンやアミノ酸といった健康や美容にいい成分が増加するのだそうです。なんとナイアシンは3倍、アミノ酸の中でもGABAは2倍も増えるらしいです。いや、下のグラフを見るとほかのアミノ酸も随分増えていますよね。なんだかすごそうです。
ナイアシンが不足するとストレスやうつ病の原因になります。またナイアシンはエネルギー産生、脂質や糖質の分解、皮膚・粘膜の炎症を防ぐ、神経症状を防ぐといった働きをしてくれます。一方のGABAには興奮を鎮めたり、リラックスする効果があります。
ということは、発芽コーヒーを飲むと神経症状を防ぐナイアシンと興奮を鎮めるGABAのふたつの働きでとても心を落ち着けてくれそうです。一仕事終えた午後のコーヒータイムにはぴったりかもしれませんね。
この発芽コーヒーは信州大学農学部名誉教授の茅原紘先生が監修していますが、茅原先生は発芽玄米、発芽そばなど発芽食品の研究開発に熱心に取り組まれています。そんな発芽の大家が監修したコーヒーですから効果に期待が持てます。
発芽コーヒーの味
肝心のお味ですが、とてもスッキリしています。私がストロングテイストのコーヒーが苦手な理由にえぐみと強い酸味がありますが、発芽コーヒーにはそのえぐみといつまでも口の中に残る嫌な酸味がありません。カフェオレ党の私でもブラックで飲めてしまう優しさです。すっきりした飲み口でありながらコクもあってちょうどよい苦みもあります。
ただし、ガツンとくる味が好みの方にはかなりもの足りないかもしれません。それでも、コーヒーに眠気覚ましやパワーを期待するのではなく、リラックスを求めるのであれば発芽コーヒーのやさしい味わいはオススメです。
発芽コーヒーの種類
発芽コーヒーにはストレートコーヒー(コロンビア、モカ、マンデリン、ブルボン・アマレロなど)のほかにイミーブレンド、深煎りイミーブレンド、信州上田ブレンド、信州梓川ブレンド、夜蒸かしブレンドなどがあります。
私はまだイミーブレンドと信州上田ブレンドしか飲んだことがありませんが、どちらが好きかといわれたら信州上田ブレンドが好きです。信州上田ブレンドの説明書きに”酸味が少なくほどよい苦みがあり後味がスッキリしています”とありますが、まさにこの通りのお味です。
信州梓川ブレンドも飲んでみたいです。こちらは”酸味とコクが特徴のコロンビアスプレモがベースとなった味わいが特徴で、酸味がお好みの方にオススメ”だそうです。う〜む、私にはハードルが高いだろうか……。
コーヒーの健康効果豆知識
ちなみに、コーヒーは健康に効果があるとか健康を妨げるとかたまに正反対の研究結果が発表されたりしますが、国立がん研究センターの発表によると、がん死亡の危険度には有意な関連がみられなかったものの、心疾患死亡、脳血管疾患死亡、呼吸器疾患死亡についてはコーヒー摂取による危険度の有意な低下がみられたそうです。ほとんど飲まない人の死亡リスクを100とすると1日1杯飲む人のリスクは91に減少。3〜4杯飲む人のリスクは76にまで減少と最も少なくなり、5杯以上摂取している人は死亡リスクが再び上昇し始めるそうです。
ということは1日に3〜4杯のコーヒーを飲むのが1番いいのですね。
最後に
発芽コーヒーは東京では銀座NAGANOで買うことができます。豆の種類はイミーブレンドと信州上田ブレンド、そして便利なドリップパックを置いていました。ちょっと試してみたい方にはドリップパックがオススメです。銀座NAGANOはどちらかというと丸山珈琲の商品の方が多い気がします。2階に小さなカウンターでお店も出してますし。
また発芽コーヒーはお取り寄せもできるので、コーヒー好きな方や健康に気を使っている方は一度お試ししてみてください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。