皆さまごきげんよう。
信州松本ぺんぎん堂の妖精 茶々丸です。
もう9月も終わりを迎え、今朝などは肌寒かったですね。
これでも、平年並みらしいのぅ。
お部屋の温度が、15℃を過ぎたら、秋冬物のお布団の出番もふえそうじゃぞ。
さて、この6月辺りに、ぺんぎん堂安曇野支店の、ぺんぎん兎丸さんが
少々、難に多く会いましてなあ。(少々じゃないですけどものぅ)
県内のぶらさんぽが、出来なくなってしまったのじゃ。
そこで、私茶々丸は、兎丸さんの代わりに初夏から夏にかけて、
様々な場所に行ってまいりましたぞ。
今回は、暑い下界を離れて、霧ケ峰高原に参りました。
茅野市辺りから山に登ると、少し楽だと聞きましたが。
我らが、ぺんぎん堂の、
主にぺんぎん兎丸さんの専属ドライバーは、ドライブ大好きっ子でしてね。
ヴィーナスラインの険しい側から、ヒルクライムしてくれるのじゃ。
(おろろろろぉぉぉぉぉ~)
霧ケ峰は
霧ヶ峰は、長野県中部の茅野市、諏訪市、諏訪郡下諏訪町にまたがる火山。八ヶ岳中信高原国定公園内にある。
文化・歴史
黒曜石産地であり付近には旧石器時代から縄文時代にかけての遺跡(八島遺跡群、ジャッコッパラ遺跡群など)が存在する中世になると御射山の祭りが催され、武士達が狩りや弓矢等の腕比べをしていた(流鏑馬)。現在も旧御射山遺跡として、祭りの時に利用されたと推定される祭壇が神社を囲むように三方の丘の中腹に残っている。野焼きが行われるようになり、草原化していくのもこの頃である。
近世、明治時代になると、美しい花の咲く景勝地として知られはじめる。諏訪出身の歌人である島木赤彦は、「霧ヶ峰登りつくせば眼の前に草野ひらけて花咲きつづく」などの歌を残している。
美しゅうあろう。
下界は、30度越で正に真夏であったが、ここは25℃で心地がよくありましたぞ。
樹叢
岩場の多い霧ヶ峰で森林が残されている場所を樹叢といい、植物種を豊かにするとともに動物の生息の場になっている。
なお、霧ヶ峰特有の植物の個体群、「キリガミネ」が名に付く植物が6種ある。
まるで、ひとの手できちんと手入れされているように見える樹々の林も、
これは、樹叢と呼ばれるものです。
富士山が見えるのが分かるじゃろうか。
雲の上に頭だけ出しておろう?
昔は、日本の各地から富士山が見えてのぅ。
各地に富士見と言う地名があるのも、偶然ではないのです。
静かで、涼しく、日も燦燦と降り注ぐその場所は、ずっと居たいほど大自然に包まれて、至福の時間でございました。
ただ、近年、観光の影響が著しく。
霧ヶ峰では団体客が集中しており、マイカーによる渋滞、観光客の移動によって持ち込まれた外来種の拡大などが問題になっておりまする。
失ってからでは、遅いのです。
自生する花々など、様々な生き物は、ヒトの為に在るのではないのです。
そこは、見て楽しむだけに致しましょう。
それではまた。
お会いいたしましょう。