信州松本ぺんぎん堂

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小諸のスパークリングドリンクがすごかった!

こんばんは、ぺんぎん茶々丸です。

 

東京では商店街のレンタルスペースや駅やデパートの催事スペースで頻繁に物産展をやっています。私がよく目にするのは北海道、沖縄、九州の物産展です。大人気の観光地ですからね。我が信州も物産展やればいいのにな〜なんて思いつつ、それらの地域のお菓子なんかをありがたく買っています。緊急事態宣言が出されたような状況下でもそれらの物産展で各地の味を楽しむことができるのはありがたい限りです。

そして、実はJR目黒駅ではなんとなんと我が信州の物産展が開かれていたんですよ。とても狭いスペースでしたがおやきやお漬け物、ジュース、りんごバター、はちみつなどなどが販売されていました。私は最終日の閉店間際に飛び込んだのでよくよく吟味してみることができなかったのですが、これはおいしそうだぞ、と思って買ったのがこちら!

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浅間農園HPより拝借

ブルーベリーのスパークリングフルーツドリンクです。

自分でも写真を撮ったのですがちょっと失敗してしまったので製造元の浅間農園さまのHPから写真を拝借いたしました(_ _)

ブルーベリーの紫とラベルの色がとてもおいしそうに見えて即決で購入。製造している浅間農園は小諸市にあります。

私はベリー全般が大好きで業務ストアの冷凍ベリーを常備している位なのでもちろんブルーベリー大好き!期待に胸を膨らませてキャップを開けてみると、一般的にスーパーやコンビニで販売されている炭酸飲料とは全く違う泡が立ちました。瓶の首元近くでシュワーッとした中にどうも果肉の成分が含まれているようなのです。グラスに注いで見たところ、濃いブルーベリー色の液体の中にやはり果肉が少し見え隠れしています。濾過して取り除いていないんですね。フルーツの感じが残っているのです。そして、グラスを口に近づけると、大量生産のドリンクとは全く違う香りがしました。なんというか植物の命が感じられる香りがするのです。口に含むとやはり生きたブルーベリーの味がします。糖分が添加されているのでまるっきりブルーベリーそのままというわけではありませんが、例えるならハーブのような香りと味があるのです。安っぽい味ではなく、本物な感じがするのです。まるでジュースバーのようにその場で果実を搾って作ってもらったような感じです。とてもとてもおいしいです!(≧∀≦)

1本200mlなのですが、そんなのすぐに飲みきってしまいそうです。もっともっと飲みたくなる、そんなスパークリングフルーツドリンクです。

製造したのは一体どんな農園なんだろうと調べるためにホームページを訪ねたら、このドリンクがとてもすごいものだということが判明して感激しています。商品ページには”もう堪能されましたか? スパークリングドリンクの最高峰”というタイトルがついています。これは相当な自信だし、自信を持っていい商品です。

何でもこの果汁30%のドリンクは厳選された信州産のブルーベリーを原料にじっくり時間をかけて職人の繊細な手作業と、最新式の加工施設を組み合わせて妥協なく作っているため大量生産は不可能なのだそうです。私たちは炭酸飲料を作る家庭用のマシンやファミレスのドリンクバーで見てジュースに炭酸を混ぜる工程は一瞬のことだと知っていますが、この浅間農園のスパークリングドリンクはそんな作り方ではないのです。サイトには

果汁に、圧を加えながら、数日かけて丁寧に少しずつ炭酸を充填します。そのため粟が果汁細部にまで浸透。きめ細かな泡には上品さが漂います。一般的に出回っているような糖液で薄めたサイダーや、水で戻した濃縮還元果汁へ炭酸充填することは簡単です。しかし自然由来のオリや果肉分が含まれた天然果汁に炭酸充填する技術は全く別物。国内でこの設備を持った加工場はほとんどなく、唯一無二の技術といえます。

と書かれています。そうなんですよ。うちの炭酸マシンも果汁には使わないようにと取扱説明書に書いてありました。市販のレモンティに炭酸充填しただけでも泡立ちすぎて吹きこぼれるくらいですから、果汁の入った液体に炭酸を充填するのは本当に難しいのだと思います。何日間もかけて作られているなんて、とにかく本物のドリンクに出会えたな〜ととても嬉しくなりました。

また、このブルーベリーのスパークリングドリンクは果汁30%ですが、りんご果汁100%の炭酸入り飲料の商品化にも成功しています。原料のりんごは北信地方のものを使っているそうです。このりんごの炭酸飲料は2017年には雑誌「Brutus」の日本一のおとりよせグランプリ特集内で佐藤可士和さんから3位の評価ももらっています。

浅間農園ではこのスパークリングジュースのほかにジャム、飲むジュレ、ジュースなども製造していて、ホームページから購入することができます。

取り扱っている果物の種類も多く、あんず、いちご、いちじく、キウイ、くるみ、桑の実、こけもも、ごま(果物なのか!?)ざくろびわ、キャンベル(ぶどう)、巨峰、ブルーベリー、もも、やまもも、ゆず、ルバーブローズヒップ、花梨、柿、栗、黒すぐり、山ぶどう、青りんご、木いちごが紹介されていました。果物紹介のところにはほかにもキャラメルとミルクがあったのはご愛嬌でしょうか。しかしまあ、こんなに扱っているということはどれだけ広大な農場なのかとても興味がわきます。

www.asamanouen.com

 

以前少し紹介したようにいちご平という地名があったり、日本のジャムの発祥地だったりと小諸はすごいフルーツ王国なのかもしれません。小諸のフルーツについてはまだまだ調査が必要だと強く思った茶々丸でした。

shinsyu-matsumoto-pengin-dou.hatenablog.com

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!