こんばんは、茶々丸です。
先日、仕事で渋谷に行った帰りに渋谷ストリームの酢重indigoでお蕎麦を食べてきました。
酢重というのは文政10年(1827年)に小諸で味噌蔵として創業したという長い歴史を持つレストランです(軽井沢&オンライン上には酢重正之商店という調味料屋さんもあります)。酢重indigoのほかにもレストラン酢重正之や旨酒・料理酢重ダイニングも展開しています。
外からではわからなかったのですが、中はとてもお洒落でした。
吹き抜けの天井に下がる照明も雰囲気あります。デートに最適な場所だと思います。
ちなみにこのときは18時くらいでしたが、お客さんは私ともう一組若いお兄さんたちのグループがいただけでした。こんなご時世ですからね。
すでに夜メニューでしたが私はお酒を嗜まないのでお蕎麦を食べることにしました。
すごいんです、トッピングの海苔と白ごまの量が。すっごく健康によさそうです。こんなお洒落な空間でまさかこんなどど〜んとした見た目のお蕎麦が出てくるとは思いませんでした。
しかし、すごいのはトッピングだけではなかったのです。なんと、この下に隠れているお蕎麦が超極太だったのです。多分、幅8㎜、厚さ5㎜くらい。初めて見ました、こんな極太蕎麦。私は体質的に麺類を上手にすすれないのですが、これだけ太いとすするなんて女子には無理でしょ、というか、かなり肺活量要りそう。
そして写真でもおわかりの通り玉ねぎもゴージャスな大きさです。油炒めではなく蒸してある感じでした。なので非常にさっぱりしています。けれどさっぱりしたものがこれだけ大きなサイズだと少し苦戦します。玉ねぎ大好きじゃないので(笑)。
私は食については繊細なものが好みです。麺は極細、玉ねぎは極薄切り、みたいな。そんな私にとって酢重indigoの蕎麦はかな〜りの強敵でした。魔法の器に入っているみたいに食べても食べても減らないし。これは七味か一緒に運ばれてきた味噌で味変しないと最後まで食べるのは至難の業です。けれど、味噌が辛かったので辛いものも苦手な私にはあまり助けにはなりませんでした。
ひとつほめるとすればかなり重量のある蕎麦だけあって風味は強く、噛めば噛むほどお口いっぱいに蕎麦の香りが広がりました。というか、「これでも蕎麦か!?」と感じるくらいかなり固いため、もぐもぐもぐと噛まないと胃がケガしそうです。
ということで、酢重indigoの蕎麦は好き嫌いがかなりはっきりしそうなお蕎麦です。
銀座真田といい、どうして東京で信州そばを出す店はこんなに麺を固くするんだ???
同じ信州人ですがちょっとわからないです。
信州以外のみなさん、信州そばは本来はおいしいものです。
あ、けどけど、味玉が驚くほどおいしかったですよ。たまごを割ると中から半熟の黄身がとろ〜りと出てくるのに味がしっかり染みこんでいて、どうやったらこんなにおいしい味玉ができるのか知りたいくらいです。
次は東京ミッドタウンの旨酒・料理 酢重ダイニングのランチに挑戦し、和定食でリベンジをしたいと思います!!味玉があれだけおいしかったんだから和食は美味しいに違いない(期待)。