皆さまごきげんよう。
信州松本ぺんぎん堂安曇野支店ぺんぎん兎丸です。
いかがお過ごしでしょうか?
皆さま、新宿駅ー松本駅 間を走る特急「あずさ号」をご存じでしょうか。
ある程度の年齢の方なら、歌手「狩人」が歌ったヒット歌謡「あずさ2号」を思い出されることだと思います。
長野県は、南北に長く東西の往来が割と出来ない県です。
東西の間に筑摩山脈があり、難所の峠も多いです。
その為、長野と松本の間も、微妙な距離感があります。
長野市は、北陸新幹線で東京駅に乗り入れますが、松本市は、中央東線(中央本線)を走る特急あずさで新宿駅に乗り入れます。
早い話、松本方面の住人の多くが、東京と言えば「新宿駅」となりますね。
2021年12月12日に特急あずさ開業55周年を迎え、記念のスタンプラリーが始まっているようです。
題して横サボラリー
横サボって何?
何か横浜と関係あるの?
とか、頭の中は???だったのですが。
なんとなく列車旅行案内板のことを横サボと呼んでいるらしいです。
この画像が横サボなんですね。
南小谷~千葉県館山まで走るとなると5時間ほどかかるんですけど。
国内でも屈指の長さを誇るのが中央線特急あずさ号なんですね。
松本駅改札口内で掲示されていたのをたまたま撮影しましたが、人が行き交う中だったので、なんだかなあなアングルですけれども。
1966年12月12日~1975年12月6日まで運行されていたあずさが、自分の中の郷愁を誘う形かも知れません。
この181系の姿は今でも思い出すことがあります。
家族が東京に移住したので、東京に行く機会が多くなったのですが、その時はE257系かE351系スーパーあずさになりました。
並行するように走る高速バスへの対抗措置として、高速化を目指しスーパーあずさE351系は制御付自然振り子を採用し、曲線の多い中央東線でも最高速度130km/hを可能にしました。
いわゆる振り子電車ですね。
本当に振り子です (;^_^A
本当に山の中を走り急こう配を駆け上がり駆け降りる、厳しい環境の路線です。
どちらかと言えば、スーパーあずさよりもE257系のあずさの方が乗り心地は良かったですね。
ただ、その振り子電車も独特の制御ゆえに車体の消耗が激しく、2018年3月16日にて運航を終了しています。
E351系列は制御振子装置という特殊設計により維持・管理に莫大な費用がかかることから波動用車両へ転用されず、今現在すべて解体されてしまったようです。
横サボラリーは2月28日まで行われるようですが、今の感染状況では全コンプリートは、ちょっと無理かなぁと思っています。
取り合えず記念として、松本駅の横サボピンバッチを購入して来ました。
今は、あずさと言えばE353系に置き換えられ、スタイリッシュな感じになっています。
E353系も振り子式ですが、E351系よりも進化したようです。
因みにE353系で東京ー山梨間走行の「特急かいじ」もあります。
先頭車両に乗って居ると、最後列の車両が見える不思議な感覚を味わいながら、新しい形式の振り子電車に乗って、家族に会いに行っていました。
今は、新型コロナウイルスの影響で気軽に上京出来るような感じではないですが。
早く新型コロナウイルスが終息して、家族に会えるといいなと思います。
兎丸拝