こんばんは、茶々丸です。
先日、所用で銀座へ行ったので大好きな銀座NAGANOにも寄って駆け足でお買い物をしてきました。そのときについにあれを買ってしまいましたよ。
あれ、というのはタイトルにもある牛乳パンです。
牛乳パンといえば長野県のご当地パンとして知られる存在。県内のいろいろなパン屋さんで販売されているパンです。大きくて、しっとりした生地に生クリームがい〜〜〜〜〜っぱい入っています。
銀座NAGANOで牛乳パンを販売していることは知っていたし目にもしていたのですが、これまで買ったことはありませんでした。なぜなら私は松本の小松というパン屋さんの牛乳パンで育ってきたので、きっとほかのどのお店の牛乳パンも小松の牛乳パンとは味が違うだろうと考え、小松のパンよりおいしくなかったらガッカリすると思っていたからです。そのくらいおいしいんですよ、小松の牛乳パン。
しかし、あの日はちょっと気まぐれに買ってみました。
私が行ったときにあったのは小海町、長野市、そして安曇野市のパン屋さんの牛乳パンでした。どれにしようか悩んだのですが、松本市のお隣の安曇野市なら小松のパンと味が似ているかもしれないと思って安曇野市のトラットリアフォルツァさんのものを購入しました。
随分細い牛乳パンです。私がイメージする牛乳パンの半分くらいの大きさです。大きさがわかりづらいので茶々丸恒例、AirPodsと比較してみました。
え?よくわからない?すみません(汗)
でもこれ、もう1本あると多分普通の大きさの牛乳パンになると思います。
で、お皿に載せるとこんな感じ。ふっくら感が伝わるでしょうか?
iPhoneのカメラの具合で随分茶色く見えますが、実際のパン生地はもっと白いです。
肝心のお味はというと……。
「そうそう!この味!これが牛乳パン!」とはなりませんでした。
私はもう10年以上牛乳パンを食べていないのですが、記憶の中の牛乳パンの味と一致しないのです。やはりお店によってかなり味が違うんだということがわかりました。
トラットリアフォルツァさんの牛乳パンはマーガリンの味が強いです。小学校の給食のときに出たビニール袋に入っていたマーガリンのあの味です。すごく懐かしい味です。
世の中にはB級グルメというみんなに愛される庶民的なグルメがありますが、トラットリアフォルツァさんの牛乳パンに使われている生クリームはそういったB級グルメ感のある味だと感じました。パン生地はしっとりふわふわでしたよ。
私はトラットリアフォルツァさんというお店は聞いたことがなかったのでネットで調べてみると、なんと店舗を構えていない宅配専門のパン屋さんでした。平成8年に松本店を設立して以来、長野県内はおろか群馬県や神奈川県、埼玉県、栃木県にも店舗を展開しています。ホームページに○○店と書いてあるので店舗と表現していますが、実際はお店での販売はしておらず、週に一度決まった曜日に移動販売者が来てくれるみたいです。宅配スタッフが近所を回っているときに限り1袋からでもご自宅に配達してくれるそうですよ。オフィス街やお店が近所にない地域で喜ばれそうなサービスです。
また2ヶ月に1回、新商品を発売し、販売車には常に60種類のパンが揃えられているのだとか!いろいろ選べていいですね。
ということで、牛乳パンをきっかけに長野県で誕生した新しいパン屋さんを知ることができました。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!