皆さま、どうもこんにちは。
信州松本ぺんぎん堂安曇野支店の蒼月です。
今週末からいよいよゴールデンウイーク突入ですね。
今日は、長野県の数多いお出掛けスポットの中から
御射鹿池(みしゃかいけ)をご紹介したいと思います。
御射鹿池は、長野県茅野市に存在しています。
鏡のような水面が四季折々の風景を映す美しい池
標高1,500mの山の中にある風光明媚な池。
静かな水面には背景の山々の風景が逆さに映り込み、幻想的な光景を創り出します。
その姿は多くの人のインスピレーションを呼び覚まし、日本を代表する画家、東山魁夷氏の有名な作品《緑響く》
のモチーフにもなったことでも知られています。
周囲のカラマツ林は、季節ごとに大胆に色を変えます。
春には新緑、夏には深い緑、秋には黄金色に黄葉し、
そして冬には真っ白な雪と氷に閉ざされます。
そうしたそれぞれの季節の風景を御射鹿池の水面が静かに映し出し、日々違った顔を見せるのが隠れた魅力と言えます。
同じ日でも、時間帯によって全く違う顔を見せてくれますので、何度も足を運んでいただきたい場所です。
こんなに美しい池ですが、実はこれは農業用のため池で、
冷たすぎる八ヶ岳の水をお日様に当てて稲作に利用するために、昭和の初めにつくられたものです。
池の水は今でも麓の笹原地区で大切に利用されており、池の周囲も笹原の人たちによって整備されています。
※堤防内は立ち入り禁止で、池に近づくことはできません。
地元で大切に利用されている農業施設ですので、環境維持にご協力お願いいたします。
鏡のように美しい水面は、四季折々の自然風景を映し出してくれます。
私は、秋と冬に訪れたのですが、是非とも新緑の季節にも
訪れてみたいと思っています。
青い空に白い雲。木々の緑は、きっと心癒してくれることでしょう。
蒼月拝