こんばんは、茶々丸です。
暑い毎日が続きますが、つらいこの時期に見頃の美しい花がありますよね。
そう、最近わが信州松本ぺんぎん堂YouTubuでもご紹介している蓮です。
ということで、本日は信州の蓮の名所をご紹介していきます。
蓮と睡蓮の違い
蓮によく似たお花に睡蓮というものもあります。
どっちがどっち?と一瞬悩むかもしれませんが、見分け方は簡単です。
水面から1メートルほど茎を伸ばして高い位置に花をつけるのが蓮。
水面か水面よりちょっとだけ上に花をつけるのが睡蓮です。
よく見ると葉っぱにも違いがあり、蓮の葉は水面よりも高い位置にありマットな質感。
睡蓮の葉は水面に浮くようにあり、こちらは光沢があります。それに切り込みが入っています。
蓮と睡蓮の見頃
蓮の見頃は長野県内では7月上旬から8月中旬頃。花の咲く時間帯も決まっているそうで、午前7時〜9時頃が見頃のようです。蓮といい朝顔といい、夏の花は早起きなんでしょうか。開花から2日めが美しいそうです。
一方の睡蓮は蓮よりも早い6月〜7月中が見頃とのこと。開花時間も昼咲き睡蓮は朝から夕方にかけて、夜咲き睡蓮は夜から翌日の朝10時頃まで咲いているなど、品種によって違うようです。
ということで蓮と睡蓮の見頃を以下にまとめてみます。
蓮の見頃
・7月上旬から8月中旬ごろ。
・午前7時〜9時頃がベスト。
・開花から2日めの花が美しい。
睡蓮の見頃
・6月〜7月。
・開花の時間帯は品種によって違う。
信州の蓮の名所
ではいよいよ信州の蓮と睡蓮の名所をご紹介します!
開花はその年の気候などに左右される可能性もあるので、お出かけの際は念のため調べてから行ってみてくださいね。
信濃国分寺(上田市)
信濃国分寺は奈良時代に建立されたお寺で、その裏手にある蓮池が信州の蓮の名所となっています。ちょっと調べただけでもここが信州随一の蓮の名所といえそうです。
蓮は見たいけれど上田まで行っている時間がないよ〜!という方はこちらの動画でお楽しみください。
向原蓮の池(売木村)
売木村の向原蓮の池(むかいばらはすのいけ)は休耕田に植えた蓮が一面に広がって名所になったところです。
早くも5月下旬から睡蓮が咲き始め、7月中旬から8月末頃まで蓮と一緒にその美しい花を楽しめるそうです。
村のホームページには駐車場は2台となっていたので、お時間のある方は平日に行くのも手かもしれません。
地図を見たところ公共交通機関で行くのは厳しそうです。
車の場合、中央自動車道飯田山本ICから国道153号で約50分。
稲泉寺(木島平村)
長野県の北端、木島平村の稲泉寺(とうせんじ)はお寺を囲む約5000㎡の蓮田におよそ10万株の蓮が植えられているそうです。想像するだけでも圧巻の景色が思い浮かびます。
これらの蓮の中には1951年に大賀一郎博士によって2000年前の泥炭層から発見された大賀蓮もあるそうで、これは松本市島内土地改良区と新潟県上越市高田公園から株分けされたものだそうです。
こちらのサイトは昨年のままなのですが、満開は7月〜8月とあります。
木崎湖(大町市)
木崎湖で見られるのは睡蓮です。
6月中旬から咲き始め、7月いっぱい楽しむことができるそうです。
色とりどりの睡蓮が咲き誇る木崎湖でSAPなどのウォーターアクティビティを楽しむなんて、かなり素敵な夏の想い出になりそうですね。
松本城(松本市)
松本城にも小さな池がありまして、そこに蓮が咲いています。
こちらはガラケー時代に撮影した写真で恐縮ですが、こんな感じです。
もう夕方近くに行ったので蓮の花は閉じています。私はこのとき初めて知ったんですよね、蓮の花は午前中の咲くのだと。
最近の松本城と蓮の様子はこちらの動画でお楽しみください。
国宝松本城と蓮の組み合わせも情緒があってまた善き。
さいごに
いかがでしたか?
長野県内にはここで紹介した以外にも、飯田市の立石地区や安曇野市の室山池、富士見町の井戸尻史跡公園など穴場的な蓮・睡蓮スポットが何ヶ所かあります。
どこかへ観光に行くついでに近くに蓮を見られる場所はないか調べてみるのもいいかもしれません。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!