皆さまこんにちは。
信州松本ぺんぎん堂安曇野支店蒼月です。
今日は、長野県で行われる集団学校登山についてお話ししましょう。
信州の中学校の役80%が、課外授業として登山をしていると言います。
やや古いデータで恐縮ですが、私が中学生の時も燕岳登山をしました。
燕岳は
燕岳(つばくろだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)にある標高2,763 mの山。山体すべてが長野県に属する。日本二百名山及び新日本百名山に選定されている。
山だそうで、遠足の延長みたいに登る山じゃないんですけどねえ。
生徒は、登山の日程に合わせ、当日背負うリュックに教科書などを詰め、練習を重ねます。
山国に住んでいながら、山は見るだけのものだった自分は、燕岳にのぼる自信はありませんでした。
この学校登山で、登山が好きになる子と登山が嫌いになる子が分かれます。
北アルプスの三大急登である坂道を、無言で登り始めます。
(三大急登だなんて聞いてなかったぞ!)
出発地点は、中房温泉。
中房温泉は、標高標高1,462メートルあります。
バスで中房温泉まで登ってから、いよいよ登山が始まります。
燕山荘で一泊してから、下山する一泊二日コースでした。
私はもう、体力がないので、登りからへとへとです。
集団の最後尾から着いていくのがやっとでした。
当然山小屋ですから、広くもない2段ベッドが並んでいました。
一つの寝台に3人くらい詰め込まれた記憶があります。
壁に押し付けられ、殆ど眠れなかった朝5時ころ、
「ご来光を見るぞ」
と起こされました。
日の出の光景は美しかったように思います。
下山の事は、はるか遠い過去過ぎて覚えていないのですが💦
学校についてから、重いリュックを背負っての家路は辛かったように思います。
運が良ければ、ライチョウが見られたりコマクサなどの高山植物が見られます。
登山好きな方は、燕岳などどうってことないのでしょうが、アルプスの入門コースとして多くの登山者が歩き、整備された登山道となっています。
皆さまもぜひ一度、登ってみては如何でしょうか。