信州松本ぺんぎん堂

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お正月を彩る飯田水引

どうも、茶々丸です。

あまり実感がないのですがお正月です。

毎年28日にお正月飾りをすることに決めているので家の中はそれっぽくなっていますが、気持ちがお正月っぽくないのは、今なお猛威を振るい続けているコロナのせいでしょうか。それとも個人的には明日も仕事だからでしょうか(笑)。

私は昨年からお正月飾りに飯田の水引を用いるようになりました。

一応説明いたしますと、水引とはご祝儀や不祝儀の際に用いられるあのおリボンのような美しい飾り紐です。

 

私が玄関に飾っているのがこちら! 

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純国産お正月飾り

素材から仕上げまで日本製というのがいいですね。日本製大事。しかも、水引は信州飯田、友禅紙は京都です。飯田は全国シェアの70%を占める水引の一大産地なのです。

 

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赤と黒の取り合わせが美しい

飾るとこんな感じ。なかなか格好いいと思うのですがどうでしょう?

また、先日買い物に行ったときにやはり飯田の水引があしらわれた国産の祝い箸があったのでそれも買ってしまいました。

 

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家族それぞれの干支

 

飯田水引は信州の南部にある飯田地方と下伊那地方で300年もの間受け継がれてきました。

和紙自体は平安時代にはすでに作られていたようです。その飯田和紙を使って寛文12年(1672年)に飯田藩主の堀親昌が、丈夫で水にも強いと美濃地方や尾張でも高く評価されていた飯田和紙を使った元結(髪を結うときに使う紐)製造を奨励。そこから材料となる和紙の品質を高めることに努めていったそうです。

元禄2年に桜井文七という人が飯田元結の改良に努め、光沢ある丈夫な品を作ることに成功してから江戸や東北地方、北陸地方にまで出荷されるようになりました。

明治に入って断髪令が施行されると元結の需要は激減しますが、水引の生産に切り替えて危機を乗り越えたといいます。

現代ではピアスやイヤリングなどのアクセサリーに加工されているものも見かけますね。日本を訪れた外国人観光客にもとても喜ばれそうです。長い歴史の中で生き残ってきたものにはやはりきらりと光る美しさがあります。

 

これからはご祝儀袋などで水引を見たら信州飯田のことを思い出してくださいね。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

今年も残すところあと1日。楽しい年末が過ごせますように!