信州松本ぺんぎん堂

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季節限定 信州白桃ミックスだゾ!

どうも、ご無沙汰しております。ぺんぎん茶々丸です。

 

「信州」とか「長野県」とか書いてある商品を見つけると必ず購入してしまうわたくし、今回は近所のスーパーでこのようなものを見つけました。

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どちらも季節限定!

右は野菜生活100 信州白桃ミックス」です。「信州白桃」の文字に釣られて速攻でカゴに入れました(笑)。しかも、季節限定品ですよ〜。カゴメのサイトにはいつまでの限定かは書いていませんでしたが、いまの時期に限定発売ということはイメージ的に桃の節句があるからでしょうか?本物の桃の旬って夏ですもんね。

原材料に信州産の桃も入っていますが、その他の野菜や果実もこれでもか!というほど入っています。

野菜(にんじん、ケール、小松菜、ブロッコリー、ピーマン、ほうれん草、アスパラガス、赤じそ、だいこん、はくさい、セロリ、メキャベツ(プチベール)、紫キャベツ、ビート、たまねぎ、レタス、キャベツ、パセリ、クレソン、かぼちゃ)

果実(りんご、マンゴー、レモン、もも(長野県産100%)

ということは、大体こういうのは入っている量が多い順に書かれるから桃が一番少ないのか。だいこんとたまねぎまで入っているのはびっくりです。

www.kagome.co.jp

そして左がカゴメ野菜生活100 Smoothie 川中島白桃&マンゴーMix」です。カゴメのサイトによりますと2021年4月下旬までの期間限定発売です。こちらには「春限定」とは書いてありますが「信州限定」とは書いていないので、信州産の川中島白桃は入っていない可能性もあります。けれど川中島白桃自体は信州生まれなので買ってみました。

こちらも信州産の川中島白桃を使用していることがしあわせ信州さんのツイートで確認できました。

こちらも桃とマンゴーだけでなくその他の野菜と果物満載です。

野菜(にんじん、トマト、ケール、ほうれん草、アスパラガス、クレソン、パセリ、かぼちゃ、レタス、キャベツ、ビート、だいこん、はくさい、たまねぎ、セロリ)

果実(りんご、マンゴー、もも、バナナ、レモン)

www.kagome.co.jp

 

桃っておいしいですよね!不二家ネクターピーチ」も時々無性に飲みたくなることがあります。生の桃が一番好きではありますが。ということで早速、桃を使ったふたつのジュースを飲み比べてみたいと思います!

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結構色が違うぞ

色の違いはこんな感じ。試飲用の素敵なカップは信州が生んだ薬用養命酒についてくるカップです(笑)。

色はかなり違いますね。右の「信州白桃ミックス」の方は人参が入っていても桃の果肉に近い色です。左の「川中島白桃&マンゴーMix」の方は完全にマンゴーの色が勝っています。しかし、いろいろな野菜と果物が入っているのにどうしてこんなにきれいな色なんでしょうね。不思議です。

そして気になるお味ですが……。

「信州白桃ミックス」は桃の後ろにしっかりにんじんさんが控えている味です。桃とにんじんのハーモニーとでも言いましょうか。「やっぱり野菜ジュースだな」という味です。

対して「川中島白桃&マンゴーMix」の方は香りがすごく桃です。とても華やかです。そして飲んでみるとしっかりマンゴーがいます。

今回は「信州」に惹かれてこのふたつを購入しましたが、「桃」だけを求めるとやはりというか当然というか、桃オンリーの「不二家ネクターピーチ」には勝てないかもしれません。しかし、野菜生活100はカロテノイドやリコピンなど野菜の栄養素を摂取できるという利点もあります。

 

さて、「川中島白桃&マンゴーMix」に使われている川中島白桃とはどんな桃なのか調べてみました。

川中島白桃が生まれたのは武田信玄上杉謙信が戦いを繰り広げた川中島の合戦のあの川名中島です。昭和30年代、長野市川中島町の池田正元さんという方がご自身の農園で桃の品種改良を進めていくなかで発見されたそうです。昭和36年に「池田1号」として出荷が始まり、その後、昭和52年に川中島白桃と命名されたといいます。

しかも、この池田さんが大変素晴らしい方で、川中島白桃の品種を独占せず川中島の生産者に広め、現在では「あかつき」や「白鳳」に次ぐ3番目に広く栽培される品種になったというのです。長野県ってそういうところだよね。りんごの品種も決してひとり占めしない。そういう先人たちと郷土を誇りに思います。

池田さんが広めた川中島白桃は大きくて甘く果肉が固いのが特徴で、有名デパートや専門店に並ぶほど評価されているそうです。そうですよね、近所のスーパーでも川中島白桃はほかの品種のものよりいいお値段しますもんね。

そんなブランド桃を生みだした長野県は一体どのくらい桃の生産をしているのかといいますと、川中島白桃については長野県が1位ですが、桃全体の生産量は平成30年の農林水産省の統計によると第1位が山梨県(37,600トン)、2位が福島県(22,500トン)、3位が長野県(12,100トン)となっています。とりあえずトップ3には入っていますが、わりと引き離されての3位です。けれどJAながののホームページを観たら桃の変種のネクタリンは長野県が生産量1位らしいです。そしてワッサーは須坂市の農園で偶発的に誕生した桃とネクタリンの自然交配種で全国でも長野県でしか手に入りにくいめずらしい品種なんですって!話は少しそれてしまいましたが、調べていくといろいろなことがわかりますね!

www.ja-nagano.iijan.or.jp

今日は東京でも久々に最高気温が10℃に届かない寒い1日でしたが、確実に春が近づいています。そろそろ桃の花も咲き始めますね。今年もおいしい桃をたくさん食べられますように!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。