信州松本ぺんぎん堂

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なつかしの松本市街地と松本走りと

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中町

こんばんは、茶々丸です。

YouTubeのオススメ動画に松本市を取り上げたものが上がってきたので仕事の合間に思わず見てしまいました。それがこちら!

この動画をUPしたTaka-simさんは日本の各都市を訪れて散策する動画をメインにアップロードしているということで、長野県だけでなく、新潟、群馬、広島、高知、神戸、大分などなど本当に各地を回って動画を上げていらっしゃいます。

そんなTaka-simさんが松本駅周辺の中心市街地は中都市として完璧だった!」とおっしゃってくださっているのだから嬉しい限りです。Taka-simさんありがとうございます

 

この動画では松本駅を出発して、駅前通や大名町、縄手通りなどを散策しています。

動画で見る松本は大変なつかしく、また、胸が締め付けられるほど田舎です(笑)。というのも現在自分が住んでいるのが東京の中でもかなり活気のある場所だからそう感じるのだと思います。

 

Taka-simさんの動画で改めて松本の街を見ると、そんなに人口が多いわけでもないのに飲み屋さんばっかりあってお客はいるのか?とか、変なことが心配になりました。松本をバーの街にするという構想もあるようですが、松本市民は実はそんなに呑兵衛ではないんじゃないかな?大体、車がないと生きていかれない街ですからね。ということは観光客目当てなのでしょうか?

 

また、Taka-simさんは建物のことを大変ほめてくださっているのですが、出身者からするともうちょっと統一感のある都市開発はできなかったのか、とか、イオンの渡り廊下が市街地から見る美ヶ原の景観をぶった切っていて許せないとか、いろいろ感じるところはあります。

なんて松本への文句をたくさん書きましたが、やっぱり、松本は好きです。帰りたいと思います。文句も愛情の一環です。

 

動画の中でTaka-simさんは戦争で焼けなかった歴史ある街は車の運転が荒っぽくなりがちだと仰ってなるほどと思いました。巷でよくいわれる「松本走り」について言及なさったのです。

「松本走り」は強引に右折しようとする運転だと悪名高いですが、実際は、というか昔はそういうつもりで右折を始めたのではないんだと思うのですね。

車の右左折を交互に行っていたのは確かイギリスだったと思うのですが、始まりはそういう感じで、「自分がどうしても曲がりたいから突っ込んでいく」という自己主義な走り方が元ではなかったように思います。ほぼ地元民だけしか車で走っていないような時代にはそれが市民の間(塩尻も含むと思います)ではあうんの呼吸でできていたのですが、観光地となって他県から訪れる人や移住してくる人が増えた途端に「強引に右折してくる!怖い!乱暴な運転だ!松本走りだ!」ということになっていったように感じます。

実は自分が車で松本を走っても強引な右折で怖いと思ったことは初心者の頃を含めても記憶にないのです。よ〜く見ると右折していく人も軽く手をあげたりお辞儀したりしていることも多いですしね。ただ、この交互右左折があうんの呼吸でできていたということは、私も移住者や旅行者を恐怖のどん底に陥れていたのかもしれませんね。テレビのワイドショーやニュースショーは騒ぎすぎだとは思いますけど。

 

しかし、何なんでしょうね、以前もどこかに書きましたが、日本には松本市よりも美しかったり暮らしやすかったりする街はいっぱいあると思います。それでも、松本市はやはり素晴らしくいい街なんですよね。街がこぢんまりしていて暮らしていくのに丁度いいサイズだし、適度に自然に囲まれているし、空気はきれいだし、夏にはカッコウも来るし。

ほんと、仕事さえどうにかなれば明日にでも引っ越したいくらい(笑)。

愛着ある松本がいつでも守られて、人々がしあわせに暮らしていかれるようにと東京からいつも願っているのです。待ってろよ、松本。そのうち帰ってやるからな!