こんばんは、茶々丸です。
今日は12月31日。大晦日です。
信州にお住まいのみなさまは今頃ご家族みなさんで賑やかに「お年とり」をしていらっしゃるのではないでしょうか。
信州には大晦日の夜におごっつぉ(ごちそう)を囲んで一家団欒のひとときを楽しむ「お年とり」という習慣、というのか行事があります。
実は私、「お年とり」はつい昨日まで全国共通のものだと思っていたのですが、昨晩初めて他の都道府県ではそれほど馴染みがないのだと知りました。
私の中では「お年とり」の料理とおせちの区別があまりついていなかったのですが、幼い頃をよ〜く思い出してみると、「年取り魚」と呼ばれる鮭か鰤を使った料理と、お刺身、田作り、黒豆などがあったような気がします。なかでもこだわっていたのは「年取り魚」でした。祖母が元気でお正月も伝統的に過ごしていた頃、祖母は年取り魚に新巻鮭を丸ごと1本買っていました。母は鰤にこだわっていました。祖母が亡くなってからは鰤だけになった気がします。実の母娘なのになぜ魚が違うのかわかりません。長野県の年取り魚は鰤の地域と鮭の地域がありますが、大体フォッサマグナのあたりで別れるそうです。なので私の育った松本市ではどちらも混じり合っていたようなのですが、同じ家族で年取り魚のこだわりが違うのは謎です。
「本当に長野県でしかお年とりはないのか〜?」なんて考えながら、わたくし先ほど近所の商店街をブラブラしておりましたら、おそば屋さんの前にも天ぷらやさんの前にもお寿司屋さんの前にも行列ができていたし、スーパーもすごく混雑していたので「やっぱり東京でも『お年とり』あるんじゃないの!?」と感じました。
皆さんのお宅はいかがですか?お年とりしていますか?
ということで、今年も1年本当にありがとうございました。
来年もなお一層精進して参りますので
2022年も信州松本ぺんぎん堂をよろしくお願いいたします。
2022年がみなさまにとって輝かしい1年でありますように。
みなさまの元にたくさんのしあわせが訪れますように。
みなさまの美と健康が守られますように。
みなさまがいつも愛に包まれていますように。