こんばんは、茶々丸です。
本日も謎のかんてんぱぱ推しさせていただきます。
塚越寛さんのご本「幸せになる生き方、働き方」
先日、かんてんぱぱでお馴染みの伊那食品工業最高顧問・塚越寛さんの「幸せになる生き方、働き方」という本を読みました。気になる方は下の画像をクリックしてみてくださいね。
どのようなことが書かれている本かといいますと、Amazonから概要をコピーさせていただきます。
あなたは今、生きていて幸せだろうか。働いていて幸せだろうか。長引く不況、リーマンショック、東日本大震災など、私たちをとりまく生活環境は厳しさを増し、それにともない不安も高まっている。しかし、いくら時代や環境が変わろうとも、伊那食品工業の経営者、社員はみな幸福であることに変わりはない。なぜか。著者は語る。幸せを求めて前向きに生きることが、私たちの大きな幸福感につながっている。会社は、社員やすべての取引先の幸福を追求するために存在する。人間の幸せを本気で求めることこそ、会社の真の使命である。幸福を追求し続けるからこそ、社員全員が幸福になり、48年間増収増益を続けられたというのである。あなたの生き方、働き方を大きく変える人生・仕事の哲学のメッセージがここにある。
「幸せになる生き方、働き方」が出版されたのは2012年4月といまから10年も前のことですが、現在はコロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻、世界的にエネルギーや小麦の価格が上昇しているなど当時とはまた違った事象で厳しい生活環境にあるといえます。しかし伊那食品工業の社員の皆さんはいまも幸せにしていらっしゃるのではないかと思います。なぜなら最高顧問が「幸せを求めて前向きに生きることが、私たちの大きな幸福感につながっている。会社は、社員やすべての取引先の幸福を追求するために存在する。人間の幸せを本気で求めることこそ、会社の真の使命である。」と言い切るようなお人柄だからです。おそらく社員一丸となって幸せを求めていらっしゃることでしょう。
この本を読んで私が一番に思ったのは、ぜひティーンエイジャーのみなさんに読んでほしいなということ。今現在ご存命の方でこれほど簡潔で優しい言葉で生き方や哲学を教えてくれる人はそうはいないのではないかと思うのです。例えば……少し長くなりますが本書から抜粋してご紹介します。
「いい思い出」と「これからの夢」
皆さんは、「今」というと時間が存在すると思いますか? おそらく多くの人が、「今現在のあたり」を漠然と「今だ」と思っているのではないでしょうか。
しかし、時間は刻々と過ぎ去るものであり、一瞬たりとも止まることはありません。「今」と思った瞬間に、その今だと思った時間はすでに「過去」になっているのです。一秒前ですら過去です。つまり、性格に「今」といえる時間は存在しないのです。
ということは、私たちは、常に過ぎ去り続ける「過去」と、これから訪れるであろう「未来」との狭間で生きていることになります。この過去と未来とを合わせたものが「人生」なのです。
では、いい人生を送るためにはどうすればいいのでしょうか。それは、日々「いい思い出」をつくっていくことです。いい思い出をつくるためには、「これからの夢」を胸に抱きながら、目の前の課題に全力投球しなければなりません。その成果がいい思い出になるのです。過去にいい思い出があり、未来に期待を持てる人生が、素晴らしい人生、充実した人生ということになります。
夢を持ちましょう! いい夢を持ち、それに基づいて計画を立て、一つひとつ課題をクリアして、いい人生を築きましょう。将来、自分の過去を振り返るのが楽しみになるように!
どうでしょう?若い頃に聞きたかったと思いませんか?(笑)
私は塚越寛さんのご本は中学や高校の道徳の授業(いまでもあるのかな?)で勉強しあったらいいと思うんですよね。特に長野県の学校は。塚越寛さんという不世出の哲人が県内にいらっしゃるのだから直にお話をする機会をいただくとか……。生き方や働き方の哲学は若いうちに学び考えていった方が絶対にいいと思うのです。成績がいいから医者にならなきゃもったいないとかそういう進路の決め方じゃなくて、子どもたちが大人になったときに本当に楽しく大好きな仕事ができるようになったらすごくいいなと。
もちろん、これから起業しようと考えている方にもサラリーマンのみなさまにも手にとっていただきたい一冊です。会社でどのような意識で仕事に取り組めばいいのか、本当の成功者になるにはどうしたらいいのかなど社会人としてまっとうに生きていくためのヒントが凝縮されています。
テレビ東京「知られざるガリバー」でも伊那食品工業を紹介
そうそう、先日放送されたテレビ東京の「知られざるガリバー〜エクセレントカンパニーファイル〜」で伊那食品工業さんが取り上げられたのも拝見しましたが素晴らしかったです。
社員の重労働を軽減するために寒天作りをオートメーション化したお話も素晴らしかったですが、それも会社が社員の幸せを追求していったからなんですね。現在さまざまな企業で行われている人員削減のための機械化とはひと味違います。
また、寒天を使ったフィルムを開発し、インスタントスープの粉末の包装に使われているということも紹介されていましたが、マルちゃんも日清も明星もサンヨー食品もみんなみんなインスタントラーメンの粉末スープをこの寒天の包装紙に帰ればいいのにと思いました。この包装紙がすごくて、丈夫なのにお湯をかけるとすぐに溶けてしまうんですよ。ちょっぴり水溶性食物繊維も摂れるし、いいと思うんですけどね。脱プラスチックでSDGsにも貢献できますよと。
もうひとつ感心したのは出演された社員の皆さんがみんな清潔感に溢れていたことです。やはり社員や周囲の会社もみんなで幸せになっていこうとする経営哲学のある会社で働くと、社員の皆さんも自然とそうなるのでしょうかね。清潔感ってお風呂に入っているとかそういうことだけじゃないんですよね、心根の清潔さも姿形に出ますからね。
「シルキードルチェ」もう食べましたか?
そんな伊那食品工業のブランドかんてんぱぱの新製品を食べてみましたよ。
それがこちら!
「シルキードルチェ 思い出のチョコレート」です。パッケージがメルヘンチックでかわいらしいです。
内袋もかわいいんですよ(また開封後でごめんなさい)。シルキーちゃんにはチョコレートにどんな思い出があるんでしょうね?
かんてんぱぱだから作り方も簡単!
90℃以上の熱湯に袋の中身の粉末を入れてよく溶かし、牛乳150mlを加えてよく混ぜ、容器に入れて冷やすだけ!
茶々丸は某有名プリン店のビーカーに入れてみました。
お味はというと甘さ控えめで摂っても濃厚、生チョコレートみたいでおいしいです。
私はこのまま食べてしまいましたが、甘さ控えめなのでたっぷりの生クリームを添えてもいちごやオレンジなどの果物を添えてもおいしさが倍増するはず。次に購入したらこれでもかと生クリームをたっぷり飾りたいと思います。
ということで、今回も最後までお読みいただきありがとうございました!