こんばんは、茶々丸です。
本日、近所のスーパーで長野県産のトマトを見つけました。
Airpodsと大きさ比較してみました。いわゆるプチトマトより大きめです。
少し酸味があってトマトらしい味でおいしかったです!
ということで今回は信州のトマトについて調べてみました。
長野県のトマト生産量は?
なんとなく自分の感覚では長野県はトマトの生産量もめちゃめちゃ多いような気がしていたのですが、調べてみると2020年度都道府県別トマトの生産量ランキングでは長野県はなんとまさかの14位!
えーっ!まさかそんな!というのが正直な感想です。だって信州にはナガノトマトもあるし、トマトジュースを作っているゴールドパックもあるし!と。
もうちょっと調べてみようと思って検索を続けるとデジタル農活信州さんというサイトでは何年のことかはわかりませんが、収穫量全国2位になっていました。
……2位!?
あっ!
なんとなんと加工用トマトの収穫量が全国2位なのです!
そうか、生食用で見るとそれほど生産量が高くなくても加工用ではトップクラスの生産量を誇っているわけですね(えへん)。
しかも、主な産地は私のテリトリーであった松本市と安曇野市です(再びえへん)。
JA長野県の2013年の記事ではジュース用のトマト全国の3分の1を占めるトップの生産地と紹介し、安曇野の農家を取材した記事もありました。
やはり雨が少なく日照時間が長く朝晩の気温差が大きい松本・安曇野はトマトの栽培にも向いているんですね。
トマトの生食用と加工用の違いは?
しかし一体、生食用のトマトと加工用トマトはどこが違うのでしょうか?
- 生食用トマト ピンク系トマトでトマト臭が少ない。店頭に並ぶときにベストなタイミングで赤くなるように完熟する前に収穫。糖度が高く食感がよい。
- 加工用トマト 赤系トマトで中まで真っ赤っか。専用に改良された品種で皮が固くリコピン濃度は生食用トマトの約2〜3倍(品種や収穫時期によって異なる)、完熟してから収穫。
といった違いがあるそうですが、そもそも栽培方法も違い、生食用は支柱で茎を支えて脇芽を摘み、上に伸ばすように育てますが、加工用は支柱を使わず地面をはわせるように育てるのだそうです。より自然に近い栽培法かもしれませんね。
トマトの栄養 リコピンを上手に摂るには
トマトの栄養のひとつであるリコピンの抗酸化作用は強力で、β-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍もあるそうですが、そんなリコピンは生食よりも加工品からの方が2〜3倍吸収しやすいそうですよ。また、油を使った料理でも吸収性は高まるのだそうです。スパゲティのトマトソースなんかよさそうですね。私はたまごと一緒に炒めたりすることもありますが、それもリコピンの吸収力が高まってよかったということかと嬉しくなりました。
茶々丸はトマト大好きでおやつがわりにばくばく食べていたら摂取しすぎたのかある日突然うっすらとトマトアレルギーになってしまい、生食すると喉がヒリヒリするようになってしまいました。しかし、このアレルギーの成分も加熱すると抑えられるので、喉をヒリヒリさせずにトマトを摂ることができます。先ほどのトマトはひとつ生で食べてしまったのでいまちょっと喉がヒリヒリしちゃっているんですけどね。 けれど、生で食べるトマトもおいしいので誘惑に負けてしまいました 。
それにしても、加工用トマトはもともとリコピン濃度が生食用のおよそ2〜3倍もあるのに加熱したらさらに吸収力が高まるとか。しかも旨味成分のグルタミン酸の含有量は昆布よりも多いといいます。加工用トマト、無敵ですね! 加工用トマト生産量トップクラスの長野県、偉いぞ!
もちろん、糖度が高く食感のいい生食用も捨てがたいですよね。どちらもバランスよく食事に取り入れていきましょう。
ということで今回も最後までお読みいただきありがとうございました。