信州松本ぺんぎん堂

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あなたは「図書袋」を知っているか

こんばんは、茶々丸です。

先日、すごく気になった、というか驚いたPostがXにありました。

それがこちら。

ええええええええ、待って待って、何だって?

「図書袋という本を入れるための袋があるくらい、本気で本が好き。」って、図書袋って全国区じゃなかったの⁉️そ、そんな馬鹿な……。

ということで今回は「図書袋」のお話です。

 

 

本当に「図書袋」は長野県だけのものなのか?

と、ここで私、思い出したんですよ。

区立図書館へ行くときに当たり前のように図書袋持参で行ったんですけど、図書館では図書袋が必要とされていなくて衝撃を受けたことを。

そんなことある?と思った私はしばらく区立図書館のカウンター近くに陣取って、本を借りていく人たちが図書袋を使うかどうか観察しました。すると、なななななんと、みんな自分の普通のバッグやリュックにそのまま入れているではありませんか。

「ほ、本が傷むじゃん!」

私は内心図書袋を使わないことに憤りを感じたものでした。

そういえば出身大学も東京だけど、大学の図書館にも私は図書袋を持って行っていました。しかし、そのときは気づかなかったんです。図書袋は必要じゃないということに。

 

で、上にリンクを張った信濃毎日新聞デジタルのPostを見て「本当に図書袋は長野県だけなのか?」と気になってググってみると、本当にそうらしいです。

www.abn-tv.co.jp

長野朝日放送さんがニュース番組でそう言うのなら真実なのでしょう。

 

長野県の小学生の必需品

また、検索していく中でこのような記事も見つけました。

ajisaipetitstudio.com

こちらの記事では図書袋以外にも信州ならではの小学生の必需品が紹介されていました。

「体操服袋」(私の頃には「運動袋」=運動着を入れる袋と呼ばれていたような……)はランドセルの上に被せて背負えるように紐付き。

また「給食着袋」と「ナフキン袋」も必要と書いてありましたが、私が通っていた松本の小学校で給食着は当番だけが着用したので「給食着袋」はありませんでしたね。「ナフキン袋」というのも「給食袋」と呼んでいました。

そして、記事で紹介されていた「図書袋」はキルト生地推奨でアジャスターのついた肩紐付き。私の頃は肩紐ではなかったような気がします。いまは図書袋もどんどん進化していっているんですね。

私が小学生の頃の図書袋もサイズがきっちり決まっていたかどうか全然覚えていないのですが、やはりサイズは大きめで厚手の生地で作られていました。布が厚くないと耐久性の問題もあるだろうし、本も守れないからだと推測します。だから東京で図書館に行くとき、家に厚手の生地でできた袋がなくて薄っぺらな布でできたエコバッグを代わりに持っていくことに罪悪感を感じました。

 

袋から鞄に進化したものも

「図書袋」で検索すると作り方の詳細を書いたサイトやブログがいろいろありましたが、できあがった図書袋を販売しているお店も数件見つけました。

なかでもこちらのお店ではすでに「袋」ですらなく「鞄」になっていました。

raspberry-girl.com

結構いいお値段してますが、大人になってからも使えるデザインと品質。私もほしくなってしまいましたよ。図書鞄以外の用途にも使えそうですが、そこはこだわって図書館に行くときに使いたい。図書館では何冊かいっぺんに借りることが多いので大きくて丈夫な図書鞄はかなり重宝すると思います。

 

「図書袋」のおかげで身についたこと

今回はPostで「図書袋」があるのは長野県だけだと知ったのがちょっと衝撃的だったのですが、けれども「図書袋」があったお陰で本を大切にする習慣を身につけられたのだと思います。

いまでもやはり区立図書館に行くときには図書袋を持って行ってバッグの中で他の自分の荷物で本が傷つかないようにガードしているし、自分の本も電車の中やカフェで読むときにはカバーを付けて汚れや傷がつかないようにしています。私からするとカバーを付けずに持ち歩くなんて言語道断なわけです。これも偏に長野県教育の成果でしょう。私は長野県の教育の、というか信州人のこういうものを大切する心、嫌いじゃないです。

 

ということで、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。