信州松本ぺんぎん堂

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「JA松本ハイランドすいか」がおいしいゾ!🍉

こんばんは、茶々丸です。

みなさん、いまが旬のすいか🍉、もう召し上がりましたか?

今回は松本市のすいかのお話です。

どうぞ最後までお付き合いくださいね。

 

 

すいかは赤色と黄色で味は違うのか

私は先日、近所のスーパーでカットされたJA松本ハイランドすいかを発見して思わず購入し、やっと今年初すいかをたべました。そのすいか、しかも黄色だったんです😆

このマークを見て衝動買い(笑)

 

子どもの頃はその珍しさから黄色いすいかに憧れたものですが、いまでもなんとなく嬉しくなります。

実はすいかは黄色の果肉と赤色の果肉で栄養素と味に違いがあるようです。

🔴赤いすいか:リコピン多め。しっかりとした甘さ。

🟡黄色すいか:βカロテン多め。あっさりとした上品な甘さ。

なんですって。

何も考えずに黄色を買った(というか、スーパーに黄色の松本ハイランドすいかしかなかった)けれど、食べたところ確かに甘みが上品だった気がします。なんとなくですが、やはり赤いすいかと味が違うように感じました。

 

長野県屈指のすいかの名産地松本市波田下原集落

ところで、長野県民の間では有名かもしれませんが、実は松本市すいかの名産地でもあるのです。松本市の中でも波田の下原(しもはら)集落周辺で生産される下原すいかが特においしいと評判です。

波田は2010年に松本市と合併するまでは波田村でした。その当時からずっと波田村下原集落で生産される「下原すいか」は人気ブランドで、「しもっぱらすいか」と呼ばれて親しまれてきました。

しかし、波田町農業協同組合が1995年にJA松本ハイランドと合併してからはJAが「下原すいか」のブランド名で出荷することはなくなり、「JA松本ハイランドすいか」として出荷されるようになりました。ただし、JAを経由せずに出荷するすいかには現在も「下原すいか」のブランド名を用いている生産者さんもおられます。昔から馴染んでいたブランド名が残っていてなんだか嬉しいです。

また、WikipediaによりますとJA松本ハイランド管内の平成28年におけるスイカの栽培面積は220haで、このうち125haが波田地区にあるとのことで、波田は松本の一大生産地です。

 

「銀座NAGANO」でもJA松本ハイランドすいか販売中!

先日、銀座NAGANOに行ってきましたが、そこでも大々的に「JA松本ハイランドすいか」が販売されていました。私が行ったときには玉でしか売っていなかったので一人暮らしの私は購入を避けてしまいましたが、本当は一玉まるごと食べちゃいたいくらいおいしいすいかです。

 

まだ松本に住んでいた頃には、母と一緒にすいかの販売所に行くのが夏の楽しみでした。

松本の和田という地区にあぐり資材センター和田というJAの施設があり、すいかの季節になるとその前の広場にすいか村という生産者の直売所ができるので、そこへ買いに行くのです。私はなかなか目利きで毎年おいしいすいかを選ぶので母に喜ばれていたのはいい思い出です。いや、本当はすいか村に並ぶどのすいかもおいしいすいかだったのだと思います。何しろ「下原すいか」ですから。

「私もすいか村行ってみたい!」という方のために地図を貼っておきます。

 

 

そうそう、波田のすいかで思い出したことがあります。

私の通っていた松本市内の高校はアルバイト禁止だったのですが、夏休みに波田でスイカ収穫のアルバイトをすることだけは許されており、とある部活のみなさんは部員みんなで収穫の手伝いに行き、そのバイト代を部費に当てていました。我が母校の後輩のみなさんはいまでもそんなことしているのだろうか……。

 

下原すいかはなぜおいしいか

ではなぜ下原すいかはおいしいのでしょうか。

それは下原の土壌と気候にあります。

下原地域は土質が火山灰由来なので排水性がよく、松本盆地の気候が中央高地式気候なので朝晩の気温の差が大きく日照時間も長いため甘みが強くみずみずしいすいかが育つのです。

松本はぶどうも桃もりんごもおいしいですが、土壌や気候に恵まれているおかげなんですね。

 

昔とすいかの種類が変わっていた!

この記事を書くためにいろいろ調べていたらJA長野県のサイトで「長野県のスイカが今年から変わりました」という大変興味深い記事を見つけました。

以下に引用させていただきます。

 

長野県では今年からスイカの品種構成が大きく変わり、従来の「縞王」系から「肉質適度にしまりシャリ質が強く、高糖度と相まって優れた食味感を有する」と謳われる「祭ばやし777(スリーセブン)」が主体になりました。またお盆過ぎの出荷分からは、空洞、変形が少なく形状や果肉色に優れた、固めの果肉でシャキシャキした食感が特徴の「味きらら」が中心となります。接木の台木にはユウガオなどが使われます。

 

この記事がアップされたのは2005.07.14とのことなので、私は長野県のすいかが変わったことを20年近く知らずに生きてきたことになります。しかも接ぎ木の台木がユウガオだったことも初めて知ってしまいました。同じウリ科だからいいのかとも思いますがなんとなく意外です。

JA長野県のこちらの記事には「スイカの最も幸せな食べ方」やスイカの皮の漬物やスイカの種のスナックの作り方も出ているのでご興味のある方はリンクを張っておきますので是非お読みになってみてください。

oishii.iijan.or.jp

 

さいごに

いかがでしたか。

JA松本ハイランドすいか、みなさんも味わってみたくなったのではないですか?

もしもJA松本ハイランドすいかも販売している銀座NAGANOにご興味のある方はこちらの動画も見ていただけるとうれしいです。

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!