信州松本ぺんぎん堂

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松本市の未来は明るい! CMを作ったのは子どもたちだって

こんばんは、茶々丸です。

先日、長野朝日放送ふるさとCM大賞NAGANOにエントリーした小諸市のくるみそばのCMの記事を書きました。

shinsyu-matsumoto-pengin-dou.hatenablog.com

すると、その記事を読んでくださった方から松本のCMも応援してくださいという嬉しいコメントをいただきましたので、早速松本のCMを応援させていただきますっ!

コメントをくださったあさこさま、本当にありがとうございます!

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まずは敢闘賞を受賞したこちらの作品。

 

 

なんとなんと!制作したのは松本市開明小学校2年1組のみなさん!

タイトルは「松本に帰ろう」

児童のみなさん全員が協力して3ヶ月かかって作り上げたそうです。

人智を広げ、知恵を磨き、文化をすすめる」という意味の「開明」を校名に持つだけあって素晴らしい創造力を発揮していい作品を作り上げられました。

そして、小学2年生にして「ビルマの竪琴」のオマージュです。脱帽するしかありません。

最初に見たときには一瞬、なぜ「まっぽんに帰ろう!」と言っているのかわからず「いまの松本っ子は松本を『まっぽん』と呼んでいるのかなあ?」などと的外れなことを考えてしまったのですが、すぐにわかりました。「ニッポンへ帰ろう!」→「マッポンへ帰ろう!」なのですね。

そして、主人公の水島が水瓜に。すいかは松本名産です。本当に松本のすいかは絶品です。特に波田のすいかはおいしいです!

そして、ビルマの竪琴で水島が肩に載せていた2羽のインコが松本の伝統工芸白樺細工雷鳥に、竪琴が日本一の生産量を誇るエレキギターに置き換わっているんですね。

本当によくこのビルマの竪琴というシチュエーションを思いつきましたね!天才です。金網の向こうから叫ぶ仲間たちといい、もう松本がビルマにしか見えません。

そして水瓜を呼び戻そうとする仲間たちの叫びの中に上手に松本市の名産品を入れているところも秀逸です。

また、登場するみなさんがとても元気で溌剌としているところがまた気持ちがいいです。水瓜は立場上しんみりとしていますが、その演技力もいいですね!

敢闘賞ということですが、知性が光るいい作品だと思います。重ねて言いますが制作したのは小学校2年生のみなさん。どんな大人になるのか、将来が楽しみです!

名産品も松本市の自然の美しさも子どもたちの輝きもこのCMで宣伝できていると思います。

 

松本市からはもう1本エントリーされていました。

それがこちら!

 

 

こちらは松本市立鎌田中学校3年4組のみなさんの作品です。

私が大好きな縄手通りが舞台です。タイトルは「笑顔、あふれカエル。」

カエルは縄手のシンボルです。縄手通りのロケのときに現地の人たちの温かさと笑顔に触れてこのタイトルが生まれたそうです。みなさんが一生懸命だから地元の方々も応援してくださったのだと思いますよ。

ジオラマから飛び出したカエルと主人公の男の子が縄手を旅する物語ですが、ジオラマから主人公が飛び出すアイデアもいいですね。

シナリオ、キャラクターデザイン、ジオラマ制作、アニメーション、撮影、BGM作曲、コーラス録音に至るまでクラスメイトの「得意」や「楽しい」を持ち寄って「全部自分たちで」ということにとことんこだわって制作されたそうです。いまの子どもたちは本当に才能豊かですね!その才能をずっと伸ばしていってほしいものです。映像もとても綺麗なのでこのまま毎日テレビで流しちゃえばいいのにと思いました。

縄手の風情がとても伝わるし、男の子の所作が優しく上品なところも気に入ってしまいました。中学生といえば荒ぶるお年頃でもありますが、クラス全員が一致団結してこんな作品を残せるなんて、うらやましいぞ。

冒頭でジオラマを囲んでいた生徒さんたちの学生服がグレーでしたが鎌田中学校は制服が変わったのでしょうか。昔は夏でも紺でしたからね。などと書いているわたくし、実は鎌田中学校の出身です。こんなに素晴らしい作品を創る後輩たちがいて先輩としてとても誇らしいです!

 

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茶々丸は今年のお正月も帰省できませんでしたが、2本の作品を観て本当に松本が恋しくなりました。もういますぐにでもUターンしてしまいたい。

いま松本市を盛り上げてくれている信州大学の学生さんたちによる「若松プロジェクト」もそうですが、松本市は若い力が活躍する土壌があるんでしょうね。

松本市の未来に期待します!

 

ちなみにリンクを貼ったYouTubeの動画ですが、期間限定公開とのことですのでお早めにご覧ください。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!