こんにちは。
信州松本ぺんぎん堂安曇野支店の蒼月です。
今日は、北陸新幹線の話題です。
皆さまは、2024年問題をご存じですか?
物流の担い手であるトラックドライバーが不足する深刻な問題です。
そこで、JR東日本が新幹線で、石川県や新潟県の特産品などを東京駅まで運ぶ事業を始めました。
今現在は、長野駅から東京駅までの物流の実証実験を行っています。
北陸新幹線は、現在東京⇔金沢間を結ぶ新幹線です。
長野駅も経由駅の一大ターミナルです。
その、北陸新幹線に、長野県産の果物や精密機械部品などを乗せて輸送する試みが始まりました。
長野から東京まで1時間30分前後と比較的早く荷物が届けられます。
今回の実証実験では、乗客を乗せない新幹線が使われています。
乗客が乗っている場合と比べてどこまで効率的に輸送できるかや、荷さばきのオペレーションを確認していました。
JR東日本は、来年度以降の事業化を目指したいとしています。
乗客と荷物を乗せて同時に輸送するこれまでのサービスでは、一度に運べる荷物が少ないため、運送会社から大量輸送の要望が出ていると言います。
今回の実証実験では、乗客を乗せずに走らせることで、利便性やコスト面等の検討をするものと思われます。
JR東日本では、来年度以降の早期実現を目指し、物流の維持・安定化を目指すそうです。
新幹線の定時制も魅力ですね。
新幹線で運ばれた新鮮なフルーツは、銀座NAGANOの店頭などに早速並びます。
今回は、シャインマスカットが積み込まれている様子がニュースで見えました。
知る人ぞ知る。長野県は、ぶどう収穫量が全国二位なのです。
ぜひ、美味しい長野県産シャインマスカットを食べて欲しいですね。
乗客を乗せない新たなスタイルでの、新幹線の物流システムが成功すれば、トラック業界の負担も軽減されますので、実現させて頂きたいです。