温かい陽気が続いていますが、みなさんお元気ですか?
本日は信州への移住について少しだけ語ってみたいと思います。
長野県への移住者が増えている
10月9日の長野放送のニュースによると今年4月から8月、東京から長野県に入る転入は2939人で県内から東京に出る転出が2189人で、750人の転入超過となったそうで、これは新型コロナの影響により都内からの移住が増えていることが考えられるとのこと。
しかしコロナ以前に、実は長野県は移住希望地ランキングで2017年から2019年まで3年連続で1位となっている人気の県なのです。このブログを見てくださっている方はもうご存じかもしれませんけれど。
信州への移住を考えている方へのぷちアドバイス
真剣に移住を考えてらっしゃる方はもう相談窓口などを利用してさまざまなアドバイスをもらっているかもしれませんが、今回はうっすらと信州への移住を考えている方に私からひとつだけアドバイスです。
1.冬を見てから移住を決めよう!
それは、移住を考えるなら、春夏秋のいい季節だけ見ないで、冬にも足を運んでから考えましょうということです。
信州は北海道や東北ほどは厳しくないと思いますが、冬はちょっと厳しいです。雪も降ります。新潟の方に近いとドカッと降ります。
しかも、北海道のように除雪車がくまなく入ってくれるわけではなく、大勢が利用する道路くらいしか除雪されません。自分の家の近所は基本的に自分で雪かきします。穂高の別荘地に引っ越していらした高齢のご夫婦で、ご主人がお亡くなりになったあと、奥様がひとりで雪かきが大変だったというお話も聞いたことがあります。
あとは道路が凍り付きます。ツルツルです。歩行も車の運転も慣れていないと大変かもしれません。信州は基本、車生活になるのでこれは覚悟しておいた方がいいと思います。
2.信州の家は寒いゾ
近年建てられた家は別として、信州の建物は基本寒いです。北海道のように断熱がしっかりしているとか玄関の前に風除室がついているとかそんなことはありません。なぜか関東の家と同じです。地球温暖化が叫ばれる前は松本市でも氷点下20度まで気温が下がることもあったのに、どうして寒冷地仕様の家を建てていなかったのか不思議です。
家を建てて引っ越してくる場合は別として空き家バンクを利用したり賃貸を利用する場合は寒さチェックはしておいた方がいいです。私は松本で住んでいたマンションの断熱が悪く、玄関ドアが結露のために開かなくなったことがあります。そんなお家に住むと苦労します。
3.信州のお店も寒いゾ
長野県民は節約好きなのか、あまり冷暖房に頼ることを潔しとしません。寒いお外を歩いてどこかお店に入っても北海道のようにTシャツ1枚で過ごせるような温かさはどこにもありません。なぜか冷暖房を最低限まで抑える県民性のようなので、くれぐれもダウンの下はTシャツ1枚という東京のようなファッションでおでかけしてはいけません。
というか、夏、お店やさんに入っても東京ほど涼しくもありません。
長野県民は質実剛健なようです。
まとめ
いかがでしたか?少しでも信州の冬の厳しさが伝わったならいいのですが……。
けれど、実は私は冬の信州大好きなのです。街ゆく人々はどこか活気づき、空気は澄み渡り、夜の星空は夏に輪をかけて美しいです。
この冬、信州に下見に行ってみようかなと考えたみなさん、コロナ対策をバッチリして温かい格好をして行ってくださいね。
信州で素敵な想い出ができますように。
下に移住の役に立つサイトのリンクも貼っておきますのでよかったらお役立てください。