信州松本ぺんぎん堂

信州にまつわる情報を愛を持って発信しています!

信州はきのこ王国

どうも、茶々丸です。

昨日のブログの最後の方に長野県には日本一のものもいろいろあります的なことをちょこっと書きましたが、きのこの生産量もそのひとつ。今回はきのこのことについて書いていきます。

 

 

きのこの消費量日本一

 

今日、思わずツイートしてしまったのですが、長野県だけ真っ赤な都道府県別きのこ消費量。 

きのこをたくさん食べているから信州は長寿県なんじゃないかと思います。

松本の私の実家の冷蔵庫には必ずなにかしらのきのこが入っていたし、毎日必ず食べていました。東京の我が家の冷蔵庫にも必ずきのこが入っています。個人的には肉や魚を食べなくても死なないけれど野菜ときのこと果物は食べないと死んでしまうような気がしています。

 

最近のお気に入り「生どんこ」

そんな私の最近のお気に入りきのこはこれ!

f:id:pengin-dou:20201121223825j:plain

ホクトの一番採り生どんこ

生どんこです。大きいでしょう?と言ってもよくわからないと思うのでairpodsと比較してみました。

f:id:pengin-dou:20201121224251j:plain

ピングー好き

ね、大きいでしょう。1パックに2個しか入っていませんが、大きいので量的には6個1パックのしいたけと変わらないような気がします。味も濃くておいしいですよ。しいたけのバターステーキにすると最高です。

どんことしいたけは何が違うの?と思って調べてみましたが、通常どんことは肉厚で傘の開きがおよそ7分以下までに採取したしいたけを乾燥させたものを指すようです。

じゃあ、生どんこって何?と思ってホクトのサイトを覗いてみると

生どんことは

どんことは乾燥したしいたけの呼称としてよく知られていますが、そのどんこの味わいを、水で戻す手間をかけずに楽しめるのが”生どんこ”です。

 

生どんこの魅力

日本人に馴染みの深いしいたけを、贅沢な味わいに品種改良。いままでになかったような肉厚でジューシーな食感をご家庭にお届け致します。

 

と書いてありました。なんだか煮物が似合うような気がしてきました。次に買ったら煮物にしてみようと思います。

 

きのこの生産量日本一

長野県はきのこの生産量も言わずと知れた日本一。

どこでどんなきのこが作られているのかというと……

f:id:pengin-dou:20201121221307j:plain

JA全農長野さまのサイトより

 こんな感じ。圧倒的に北信と東信が強いですね。中野市などはえのきの生産やえのき氷が有名で、よく全国放送のテレビ番組でも取り上げられていますが、長野県のえのき生産量は全国シェアの60%を占めています。

長野県が人工栽培発祥の地であるぶなしめじも生産量は日本一です。

最近は白いぶなしめじブナピーもスーパーでよく見かけるようになりましたが、こちらもホクトオリジナルのきのこだそうで、ぶなしめじの色の白いもの同士を交配して誕生したのだそうです。私はぶなしめじとブナピーをダブル使いすることがあります。同じぶなしめじでも食感や味が微妙に違うので楽しいです。

 

そして笑ってしまったのがこちらの表です。

f:id:pengin-dou:20201121231751j:plain

長野県産きのこ 旬カレンダー

同じくJA全農長野さまのサイトからですが、きのこの旬は1年中ですね!

というか1年中旬とは旬といえるのか……。おかげで私は1年中大好きなきのこを楽しめているのですが。

www.nn.zennoh.or.jp

 

きのこの種類

実はきのこは世界中に6万を超える種類があり、日本にはそのうちの4,000〜5,000種類が存在し、そのなかのおよそ300種が食用となっているそうです。300種類もあるのに自分が食べたことがあるのはせいぜい20種類くらいです。スーパーで買えるのがそのくらいですからね。もっといろいろな種類の食べてみたいです。

 

きのこの栄養価はホクトに聞け!

世界中のきのこが6万種を越えるとはいえ、食用にできるきのこなんてほんの一握り。

食べられるきのこを後世に残したご先祖様たちには感謝と尊敬の念を抱きます。だって、きのこにあたるとこわいじゃないですか。上から下からいろいろ出ちゃって。あたった人を間近で見たら昔の人だって相当怖かったと思うんですよ。けれど、体を張ってご先祖様たちが食べ続けてきた結果、あれは食べられる、これは食べると死ぬとわかったわけで。おかげで現代においてはきのこはヘルシー野菜の代表的なポジションを獲得しているわけじゃないですか。

 

きのこの栄養はどのようなものか調べてここに書こうかと思ったのですが、ホクトのきのこ総合研究所のサイトが秀逸すぎて、きのこのことはこのサイト以上のものを書くことはできないと思い知り、ありがたくリンクを貼らせていただくことにしました。わかりやすい棒グラフもあるし、それぞれのきのこのそれぞれのよさがあることもわかるし、このサイトを見るときっと「ああ、きのこ食べなきゃ!」という気持ちになると思います。ぜひ参考にしてみてください。ホクト万歳!

www.hokto-kinoko.co.jp

 

さいごに

今回はきのこについて書いてみました。

私はきのこを食べるのも好きですが、きのこの形も大好きです。ディズニーのアニメに出てくるようなきのこも好きだし、エミール・ガレのひとよ茸ランプ、ひとよ茸花瓶も好きです。光るきのこ夜光茸の群生も一度生で見てみたいと思います。きのこには魅力がいっぱいです。信州人だから余計そう感じるのかもしれませんが。あ、そうだ、どうせきのこの生産量日本一なら信州のどこかに夜光茸の群生も作って、「美しい夜光茸と星空をともに鑑賞できます」というスポットを作っちゃえばいいのにな!信州のどこかの自治体で作ってくれないかな。光るものついでに蛍もセットにすると宝石のような地域になるな〜。