信州松本ぺんぎん堂

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霧しなの鴨だしせいろ蕎麦

どうもこんばんは、茶々丸です。

実はわたくし、おそばが大好きです。お店屋さんで食べるのはもちろんですが、家で食べることも多いです。

以前、松本のMさまより木曽の開田高原にある霧しなというお店の鴨だしせいろ蕎麦というものを送っていただいたことがありました。生そばとつゆが2食か3食(記憶があやふや)セットになっているもので、年越し蕎麦にはもってこいです。あまりのおいしさにすっかりファンになってしまった私は数年前の年末年始に帰省した折、家族にも年越し蕎麦としてオススメしたところこれまた大好評。家族一同すっかり鴨だしせいろ蕎麦の虜になってしまったのでした。

以来、帰省したときに松本の駅ビルで買って帰ったり、一度お取り寄せもしました。

 

先月の31日の年越しに鴨だしせいろ蕎麦を食べようとした地元の家族から「駅ビルに買いに行ったけどなかった。店員さんも知らないって」と報告を受け、どうしたのかなとネットで検索してみると霧しなは健在の模様。しかし、オンラインストアで鴨だしせいろ蕎麦を探してみるとパッケージが変わっていました。しかも!20食相当で3,040円(税込み)と書いてあります。うわああああ、なんと量が多いなあ、20食はさすがに食べきれないだろうとちょっと腰が引けて注文できませんでした。

しかし、鴨だしせいろ蕎麦に未練があった私はAmazonも検索。すると12食で1セットになっているものがあり、誰かと分かち合えばいいだろうと思って注文しました。そして届いたのがこちら!

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どか〜ん!!

なんと、巨大な袋に12食が入ったものでした(汗)。隣のAirpodsわかります?これだけ大きいのですよ。これは、生そばだったらつらいな〜と思いつつおそるおそる開封したところ……

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乾麺だった

なんと乾麺でした!3食1パックで包装されています。パッケージがリニューアルされていたのは生そばから乾麺になったからだったのかもしれません。

しかし、乾麺になったことで保存が利くので一安心です。よかった。これなら30食でも12食でもOKです。食料の備蓄にもなるし……いや、備蓄品が役に立つような状況のときには茹でて食べる食料は不向きか(笑)。

それはそれとして、さっそく乾麺になった鴨だしせいろ蕎麦を食べてみました。外袋の作り方にはつけそばの場合、つゆを100mlの熱湯で薄めると書いてありましたが、私はそのつゆのなかに鶏肉、ねぎ、まいたけを炒めたものを入れました。

乾麺になった鴨だしせいろ蕎麦のお味はというと、生そばのときと変わりなくおいしかったです!これはきっとつゆが特別なんだな。脂の量が絶妙なのかな。いや、もちろんおそばもおいしかったですよ!1束(1人前)だけ茹でたのですが、あっという間に食べ終わってしまい「もう1束茹でればよかった(´・ω・`)」とかなり後悔しました。そのくらいおいしく食べられるのです。そして「霧しなで鴨だしつゆだけボトルで売ればいいのにな〜そしたらもっと頻繁に食べられるのに」と考えてしまいました。そのくらい鴨だしせいろ蕎麦が大好きです。

www.kirishina.jp

しかし、気になったことがひとつありました。それは袋の裏に描いてあった販売者が山梨にあるはくばくという会社だったことです。どうしたんだろう、経営が苦しくなって吸収されちゃったのかな?などというあらぬ妄想をしながら調べたところ、なんと霧しな自体、もともとはくばくが作った会社だったということがわかりました。アホな妄想をしてごめんなさい。というか、霧しなは純粋に木曽のお店だと思い込んでいました。はくばくはみなさんご存じかもしれませんが、大麦や玄米などの穀物を加工した商品を製造販売している会社です。そのはくばくがお蕎麦を手がけるにあたり、木曽の開田高原を選んだのですね。開田高原はおいしいそばが採れる場所として知られています。涼しく寒暖差が激しいことと御嶽山の麓にあり火山灰地であることがおいしいお蕎麦の生育に適しているようです。また、開田高原にはその土地のみで栽培される開田早生という在来種のそばがあります。霧しなのそばにも開田産プレミアムシリーズというそばがあり、そちらは開田早生を使用しています。普通のおそばと味がどう違うのか興味が出てしまいました。残念ながら現在は品切れのようでしたけれども……。

そして、開田高原には霧しなのお店もあります。こちらのお店にも1度行ってみたいです。

www.shinshukirishina.co.jp

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。