皆さまごきげんよう。
信州松本ぺんぎん堂安曇野支店ぺんぎん兎丸です。
随分と暖かい日が続いておりますね。
松本城の桜も開花しまして。
今週末には散ってしまうんじゃないかと、密かに悲しんでおります。
桜、良いですよね。
桜並木の下を歩きますと心が沸き立つような高揚感に包まれます。
松本市も、行く度に少しずつ景観も変わっていたりしますが、お城を中心に開発を進めて行って欲しいと、元住人は思います。
松本市をもっと良く知りたい方はこちらのポータルサイトがお勧めですよ。
4月から松本市が長野県の中核市になることを踏まえてなのかどうかは分かりませんけれども、以下の3つの施設が、改装または移転の為に休館となります。
国宝旧開智学校校舎の休館は、長いですね。2024年5月までの休館となります。
旧開智学校は、1876年に長野県松本市中央に建てられ、その後同市開智に移築された明治時代初期の擬洋風建築の校舎です。文明開化時代の小学校建築を代表する建物として広く知られています。
昭和30年くらいまでは、現役の小学校として使われていたんですよ。
こんな校舎で学んだら、情操教育にもいい影響を与えますね。
旧開智学校校舎は、2019年、近代の学校建築としては初めて国宝に指定されました。
当初は廃仏毀釈で廃寺となった旧藩主戸田氏の菩提寺全久院の建物を仮校舎としており、1876年4月に全久院跡地に新規造営となった校舎が、現存する旧開智学校校舎になります。
校舎の入り口だったであろう場所には、2人の天使がお迎えしてくれます。
建てられた当時の趣そのままに建つ開智学校ですが、耐震化工事等を経て、2024年5月以降に新たにお目見えと言う事ですね。
旧開智学校がお休みの期間中は、フランス人オーギュスタン・クレマン神父により建てられたお隣の旧司祭館で展示されるものもあるようです。
次の司祭に就任されたギュスターブ・セスラン神父によって、日本で初めての「和弗大辞典」の編纂に取り組んだのが、この松本市司祭館になります。
さて、お次は松本市美術館ですね。
松本市に生まれた草間彌生さんのシンボルでもある、水玉が目を引きます。
このカボチャのオブジェは、美術館の中庭にあります。
こちらは、2022年の4月までですので、そんなに長くないかしら。何れにせよ開館が楽しみですね。
最後は、松本市博物館。
昔は、確か「日本民俗資料館」って名前だった気がします。お城の敷地内にありますね。縄文土器やらが展示されていた、地下の展示室に何回か言った記憶があります。
2023年9月まで工事がかかるということで、それまではお休みですね。
松本市立博物館は、国指定史跡松本城の二の丸にあり、移転改築の必要性が指摘されてきました。開館から50年近くが経過し、施設の老朽化・狭隘化が進んでいる状況の中、平成28年6月、松本市営松本城大手門駐車場北側敷地一帯に移転改築することを決定し、整備に向け事業を進めています。
松本市は "まるごと博物館” と称して、松本市内に点在する、様々な博物館をぐるっとめぐる企画なんかもしています。
松本は屋根のない博物館です
豊かな自然環境、多くの文化遺産、多彩な産業、積極的なまちづくり―こうした先人から受け継がれた松本市の資産を後世に伝え、課題を解決するための学習の場となることが地域博物館の使命です。これまでの博物館は、収集した資料を学習の対象としてきましたが、松本まるごと博物館は松本市域を「屋根のない博物館」としてとらえ、施設内という限定された空間から環境そのものを博物館とする開かれた博物館活動を目指します。
これまでの施設中心の博物館から脱却し、施設と資源、施設と人、資源と人、そして人と人といったネットワークを構築するため、市民学芸員の養成、積極的な見学会の開催と見学ルートの設定、体験型講座の開催など、新たな博物館活動を展開していきます。
こうした博物館活動の拠点となるのが、市域に点在する多くの博物館施設です。
全市域を活動範囲として、地域の核となる施設あるいは学習テーマの拠点となる施設をよりどころとして、市民と行政の協働により、市域の資産に学ぶ博物館活動を推進し、夢のある未来の松本市を築くための学習の場が、松本まるごと博物館です。
これ、各地を自転車で訪れようとお考えの方もいらっしゃると思いますが。
正直、兎丸は無謀じゃないかなぁ~なんて思っています。近い場所もあるのですが、実は車で行った方がいいよね~って場所もちらほら。
自転車で松本観光を楽しまれる方は、日帰りではなく宿泊施設を予約して、見学するのがいいかも知れません。
スマホで登録して借りられる、レンタサイクルも普及しつつあります。
これから季節が良くなって、様々なところへお出かけしやすくなりましたね。
だけど、新型コロナウイルスは、未だ未だ猛威を振るっております。
くれぐれも、くれぐれも、注意してお出かけしたいと思いますし
無理だと思ったら、やめる勇気も必要ですね。
信州もこれから爽やかで良い季節になりますので。
観光客の皆さまにも来て頂きたい気持ちもあるのですよ。
ぜひぜひ、信州の爽やかな初夏を感じて頂きたいものです。