こんばんは、ぺんぎん茶々丸です。
先日、「ブラタモリ 諏訪なぜ人々は諏訪を目指すのか?〜」を見て星糞峠で縄文人たちが黒曜石を採取していた件について記事にしました。
shinsyu-matsumoto-pengin-dou.hatenablog.com
私の中で縄文時代への思いが冷めやらぬなか、ブラタモリオンエアから3日後には信毎webに黒曜石採掘ツアーの記事が出ました。
下諏訪観光振興局が企画したもので、21日に募集を始めたところ80人の枠は23日にほぼ埋まってしまったとのこと。やはりブラタモリ効果でしょうか?
ツアーは約4時間で、諏訪大社下社秋宮や埋蔵文化財を展示する「星ヶ塔ミュージアム矢の根や」を見学したのち黒曜石採掘遺跡を訪れるそうです。こんなご時世なので参加者は当面県内在住者に限定するとのこと。ううううう、行きたい!黒曜石採掘遺跡は普段は一般の人は入れないですからね。羨ましいぞ、長野県民!!
そしてそして、8月28日にはまたまた信毎webに遺跡の記事が。
今度は縄文時代ではありません。それより前の旧石器時代の遺跡の話題です。
昨年、国内最古となる3万6000年前の旧石器時代の石器「石刃(せきじん)」が出土した佐久市の香坂山遺跡で同年代の石刃の制作場所が新たに見つかったとのこと。
星糞峠もタモリさんがグロッキー気味になるほどの山奥にありましたが、こちらの香坂山遺跡も標高1100メートル超えの山中にあるそうです。発掘現場の動画がありましたのでこちらもご覧ください。発掘された石刃についての説明もあります。
東京には大森貝塚という海辺の遺跡がありますが、信州の縄文人や石器時代の人々はすっごい山奥に住んでいたのでしょうか?それとも、星糞峠も香坂山も道具造りの職人が通う職場だったのでしょうか?そういえば松本市の古墳や縄文遺跡も山の上にあったなあ……。古の人々がどんな暮らしをしてどんなことを考えていたのか興味が尽きません。
発掘や研究が進んで近年ではどんどん縄文時代のことがわかってきています。縄文人たちがどんな心でどんな暮らしをしていたのか本当の真実は分からないかもしれませんが、私が子どもの頃には縄文人は弥生人たちよりもずっとずっと劣っていたという風に学校で教えられてきたので、縄文時代のよきところが見つかると本当に嬉しいのです。
縄文時代にはとても栄えていた信州から縄文時代、石器時代の謎が次々と解かれていくといいなと思っています。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。