皆さまごきげんよう。
信州松本ぺんぎん堂安曇野支店ぺんぎん兎丸です。
いかがお過ごしでしょうか?
先週初めにかなり気温が上がったので、桜の開花も勢いが付いたようです。
私は、毎年春と秋に懐古園を訪ねておりますので、今年も相方に連れて行って貰いました。
小諸市の駅前は綺麗に整備され、まるでフラワーガーデンのような趣です。
綺麗なお花を楽しみつつ喫茶も堪能できるのですよ。
この綺麗なピンク色の花はアーモンドの花のようです。
また、小諸市内を走る新交通システムを整えるようで、益々楽しみになります。
小諸駅は、しなの鉄道が乗り入れていますが、JR小海線も乗り入れており、新幹線に負けないように頑張っている姿勢には、拍手を送りたいです。
土曜日には、偶然、アルクマちゃんにも会うことが出来ました。
新交通システムのPRをしていたようです。
マスクをしていて、偉いというか時代を感じてしまいますね。
折しも、今は懐古園桜祭りの真っ最中。
桜の花々に囲まれた小諸城址は大変美しく郷愁をそそられるものがあります。
国の重要文化財懐古門をくぐると、古の時代にタイムスリップした様な気がします。
小諸城は復元されておらず、石垣のみなのですが、その方が却って戦国時代に思いを馳せられる要因となっているようです。
小諸市は、坂の多い街で、小諸城は崖の真ん中にあるような、千曲川に守られているような、そんな地形です。
ブラタモリで来てほしいような、崖がそそり立っています。
石垣にのぼって、あたりを見渡すと、かなりの迫力があるのですよ。
いつもは雲の向こうに北アルプスが見えるのですが、今回は見えませんでした。
残念でしたけど、この石垣の上のぎりぎりの際に立つとあたり一面見渡せる絶好のスポットとなります。
人がそんなに大勢押し寄せる風でもなく、のんびりと園内散策が出来ました。
そして、春も冬も必ず食べるのが、お茶屋さんのおでん。
今回は、飴湯も頼んでみました。
しょうがの味がきいて、蜂蜜の香りがほんのりとかおり、おいしかったです。
おでんもよく煮込まれていておいしいので、訪れた際には、ぜひお召し上がりくださいませ。
池に落ちた花びらも美しく、桜吹雪が儚さを醸し出していました。
小諸の町並みはコンパクトシティで、少し歩くと、本陣や脇本陣も見られます。
松本市や安曇野市では感じられない、地元の人々の小諸に対する愛をひしひしと感じながら散策を続けることが出来ます。
探せば、人力車で周遊することも出来ますよ。
付属の遊園地は、復旧工事が完了していましたが、動物園はもう少しのようです。
都会では感じられない、のんびりとした風情を小諸市で感じで頂ければ幸いです。
新幹線の駅は佐久市に取られてしまいましたが、それでも小諸市は頑張って地域活性化に努めているように感じます。
ぜひ一度、小諸市もゆっくりとお尋ねくださいませ。
現実の喧騒を離れて、爽やかな息吹を感じることが出来ます。
兎丸も、今度は秋の紅葉のシーズンに訪ねようかと思っています。
兎丸拝