信州松本ぺんぎん堂

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奈川度ダムをご存じですか

皆さま、ごきげんよう

信州松本ぺんぎん堂安曇野支店ぺんぎん兎丸です。

 

夏の暑さもようやく行き過ぎ、秋の気配が感じられるようになりましたね。

さて、あまり家に引きこもっていてもよくないので

ちょっとお散歩に行って来ました。

ちょっとお散歩で、山の中って言うのも信州あるあるでしょうか。

 

奈川度ダム

ここは、標高983mの奈川度ダムです。

奈川渡ダム(ながわどダム)は、長野県松本市信濃川水系犀川の上流部・梓川に建設されたダム。管理者は、東京電力リニューアブルパワー。高さ155メートルのアーチ式コンクリートダムで、東京電力による大規模な水力発電所開発に伴い下流の水殿(みどの)ダム・稲核(いねこき)ダムとともに完成。これらは総称して安曇3ダム、もしくは梓川3ダムと呼ばれる。ダム湖人造湖)の名は梓湖(あずさこ)という

梓湖が日に映えてきらきらと輝いていました。

ここには、昔はTEPCO館とかとかあって、そこそこ観光地だったのですけれども。

あの震災以降、TEPCO館も閉鎖され、上高地に行くための通り道になってしまいましたね。

でも、155mは、結構高い💦

おそるおそるのぞき込んでみました。

ここを階段で上り下りする方は、すごいですよね。

 

 

ここまで登ってくるのには国道158号線を走るのですが、これが酷道なんですよね。

道幅が狭く、前から大型バスが来るとちょっとビビります。

当時は、日本で2番目の高さを誇っていたのですが、広島県温井ダムに1m越されてしまいましたが、諏訪湖2杯分の水を称える奈川度ダムは、発電だけではなく、下流の農地にとっても大切なダムなのです。

 

 

1969年(昭和44年)11月、3ダム完成を祝ってしゅん工式が催された。完成した奈川渡ダムは高さが155メートル、同じアーチ式コンクリートダムとして富山県黒部川上流の黒部渓谷にある黒部ダム関西電力)の186メートルに次ぐ日本第2位の高さを誇った。その後、奈川渡ダムよりもわずか1メートル高い温井ダムが完成し、現在では日本で3番目に高いアーチ式コンクリートダムである。水殿ダム・稲核ダムもまた奈川渡ダムと同様にアーチダムであり、同じ河川にアーチダムが3箇所も存在するのは犀川のみ。ダム湖である梓湖(あずさこ)は総貯水容量が1億2,300万立方メートルであり、長野県最大の湖である諏訪湖の2杯分の水が貯えられる。これは信濃川水系のダムの中で最大である。この水は膨大な量の電気を発生させるだけにとどまらず、下流に広がる農地4,000ヘクタールを潤す農業用水としても利用されている。

 

少し紅葉の季節には早かったですが、上高地に行く前に、一息ついてみては如何ですか?

大自然の豊かさを存分に感じられることでしょう。