こんばんは、ぺんぎん茶々丸です。
先日、近所のスーパーで故郷の「松本」を見つけました。
いや、松本で製造された食品なんですけどね。
それがこちら。
紙のカップに入ったスドーのジャムです。
私の記憶ベースでしか話せませんが、昔とはかなりデザインが変わっているし、カップの紙を再生できるように解体の仕方も親切になっていて進化していました。昔はいちごの写真なんて使われずに赤いラインと赤い文字だけだったような気がします。記憶の改変はあるかもしれませんが。
株式会社スドージャムは大正12年に酒問屋として松本市で創業されました。
その後、漬物製造業や国策に沿った電気製塩、味噌、醤油などの醸造業、瓶詰め類の製造など転業を繰り返し、昭和25年にジャム製造の専業となったそうです。
このスドーのジャムは近所のスーパーの99円均一祭で手に入れましたが、何でもかんでもお値段が高騰しているこの時代に、リーズナブルなのは嬉しい限り。
紙のフタをパカッと開けるとこんな感じで銀色の封がされています。
今回はいちごジャムをいただきます🍓
蓋の裏には丁寧にこの銀色のフタの開け方と容器の分解の仕方が書いてあります。
銀色のフタはとても開けやすかったです。
なんとも親切設計です。
なんだか昔の記憶よりもみずみずしい感じがします。
昔はもっと硬そうに見えたような気がするのですが………。
私はこのジャムを米粉とお豆腐で作った超簡単手作り米粉パンでいただきました。
しかも、たっぷりマーガリンを塗った上にたっぷり載せてしまいました。バターorマーガリンにジャムって最高の組み合わせだと思いませんか?
いちごの種が見えていて、一瞬かえるの卵を思い出してしまったのは内緒です。
肝心のお味は、昔懐かしのジャムの味でした。瓶入りの、果肉がゴロっとしているオサレなコンポートとはまた違うレトロなお味。昔ながらのジャムパンの中身の味です。
確か、小学校の給食で出てきた小袋入りのいちごジャムはスドーのジャムだった気がする。だから、昔の松本っ子はみんなスドーのジャムを食べて育ったんじゃないかなあ。そんなことも思い出しました。いまも松本っ子は給食でスドーのジャムを食べているのでしょうかね。
こういったレトロなジャムを製造しているスドージャムですが、いまではとてもおしゃれになっていて、瓶入りの高級なジャムの製造はもちろん、中町に信州プリン工房という私が松本に住んでいたら絶対通ってしまうだろうなというスイーツ専門店もオープンしています。以前も当ブログに書きましたが、このお店の城プリンはかな〜〜〜りおいしいです。あ、スドージャムのおみせだからコンフィチュールが乗ったプリンが看板商品なんだと思いますが、私はまだそちらは食べたことがないんですよね。
あー、もう、プリン工房のことを考えるだけで松本にUターンしたい気持ちが燃え上がります(切実)。
shinsyu-matsumoto-pengin-dou.hatenablog.com
ということで、今回も最後までお読みいただきありがとうございました!