こんばんは、ぺんぎん茶々丸です。
先日、スーパーで夏には大変めずらしい長野県産のりんごを、しかもいままで見たことのない品種のりんごを見つけてしまいました。
それが本日のタイトルでもある夏あかりです。とてもチャーミングなお名前のりんごですよね。
初めての品種なのでわくわくして買って帰りました。
大事なことなのでもう一度書きますが、夏にりんごってめずらしいというか、りんごは寒い時期に出回る印象だったのでまさかこの暑い盛りにりんご、しかも長野県産のりんごと出会えるとは思ってもいなかったのでとても嬉しかったです。
そのお味はというと………想像以上に甘かったのです!
しかもしかも、その甘さがすっきりとしているので暑い季節に食べるのにぴったりなりんごだと思います。
長野県にはシナノゴールド、シナノスイート、秋映のりんご三兄弟をはじめ、独自開発した品種があるので「もしや夏あかりも……?」と思って調べてみると、やはり夏あかりも信州生まれの品種でした。
1995年に長野市の小口吉寿朗さんが「さんさ」と「陽光」を交配したことから生まれた早生品種で、2008年に品種登録されたそうです。比較的最近誕生したばかりの品種なんですね。通りで初めて見たわけだ。8月に旬を迎えるかなりの早生品種ということなので、温暖化のため長野県でも難しくなってきたといわれているりんご栽培を救済するような存在となってくれるといいなと勝手に思いました。りんごといえば日本一の生産地は青森、2位が長野と冬の環境が厳しい地域の農産物ですからね。おいしいりんごが温暖化のためにこの世から姿を消してしまうのは悲しすぎます。それに抗うように日々、新たな品種を生みだしていく農家や試験場のみなさんの努力には頭が下がります。
旬の果物百科さんにはやや小ぶりでさっぱりとして甘酸っぱいと書いてありましたが、私が購入した夏あかりは普通のりんごくらいのサイズでそれほど酸味はありませんでした。
また、JA全農長野のサイトには夏あかりは0~10度の低温で保存してくださいと書いてありました。私はこのクソ暑い東京で常温保存してしまったため、ちょっとボケさせてしまいました。あ、りんごがボケるとは信州の方言で、シャキシャキ感がなくなったりんごのことをさします。実を言うと私はちょっとボケ気味のりんごが好きなんですけどね。けれど、やはり夏は常温保存するとりんごは急速にボケていくことがわかりました。
夏あかりはとても甘くておいしいりんごだったのでかなり気に入ってしまいました。夏でもおいしいりんごが食べられるのは果物好きの私にとってはとても嬉しいことです。
また、りんごにはクエン酸、リンゴ酸といった有機酸が多く含まれていて胃腸の働きをよくするそうなので夏バテで食欲が落ちたときに食べると元気になれるかもしれませんね。
信州のりんごについてはよかったらこちらの記事もお読みください。
shinsyu-matsumoto-pengin-dou.hatenablog.com
ということで、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。