こんばんは、ぺんぎん茶々丸ですっ。
本日は信州といえば……な素敵なものをご紹介いたします。
それがこちら!
わかりますか?
よ〜く見るとこれ、包装紙の模様が栗の字のデザインになっております。
そして、包装紙を解くと中からやはり栗を思わせるデザインの箱が……。
その正体は!?
小布施にある栗菓子の老舗、桜井甘精堂のひとくち栗かの子とひとくち栗ようかんの詰め合わせでございますっ!
松本在住のMさまからいただきました。ありがとうございます!!
栗かの子については以前のブログでご紹介させていただきましたのでそちらをご覧いただけるとうれしいです。
shinsyu-matsumoto-pengin-dou.hatenablog.com
こちらの記事にも書かせていただきましたが、桜井甘精堂は小布施の栗菓子のお店の中で一番歴史が古く文化5年(1805)に始まった大大大老舗です。
この詰め合わせセットにもなっている栗かの子は明治25年(1892)5代目が栗と栗かの子だけを使って発明。栗ようかんに至ってはそれよりももっと古い文政2年(1819)に桜井磯右衛門の弟の武右衛門が栗だけを使って発明したということで、それ以来続く味ということはおいしさは折り紙付きです。ちなみに桜井磯右衛門さんは文化5年(1805)に小布施で初めて栗落雁を作り、これが小布施の栗菓子の歴史になったそうです。
栗かの子と栗ようかん、箱から取り出すとこんな感じ。
栗ようかんも結構な厚みがあるのがわかりますでしょうか?
お茶菓子で出てくるときの一切れくらいの大きさです。
箱から出すと銀色の紙でしっかりと包まれています。
これをひっくり返すと……
赤い矢印のところに切れ込みが入っているので簡単にむくことができます。
私はこのまままるでチョコレートでも食べるように食べてしまったのですが、一口食べてから「しまった、ちゃんとお皿に出してクロモジ的なフォークで上品に食べればよかった!」と後悔しました。そのくらいお味が上品なんです。もぐもぐと食べるだけでは絶対にもったいない。おいしい緑茶と一緒に少し時間をかけて味わいたいようかんです。濃厚な栗の味にちょうどいい加減の甘さ。そして大きさもちょうどよいのです。
これは絶対に信州のおみやげにしたら喜ばれると思います!だっていただいた私がうれしかったんですから(≧∀≦)
箱の中には商品を紹介する小さなリーフレットも入っていましたが、栗ようかん、栗かの子ようかん、栗かの子、善光寺落雁、花逢瀬(落雁)など見事に栗菓子ばかり。本当の本当に栗菓子の老舗なんだなと実感しました。
また、季節商品には10月〜5月初旬は栗もなか、4月中旬〜8月上旬は栗水ようかん(小倉)、水ようかん(栗、小豆)、栗水ようかん(純)がありますが、どれもおいしそうです!よ〜く冷やした栗水ようかんも食べてみたくなりました。来年を楽しみにします(^^)
最近、信州の食べ物をご紹介するときに「備蓄にいいと思います」とばかり書いているような気がしますが、栗かの子も栗ようかんも備蓄にいいと考えてしまいました(笑)。もう、備蓄品も乾パンをもそもそ食べる時代じゃないですもんね。というか、食べ物を蓄えておこうと考えてしまうのはもうすぐ冬が近づいているからでしょうか(冬眠)。いやいや、おいしいものは最後までとっておく派なのでおいしいものはついついちびちび食べて残しておきたくなるのです。
ということで、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。