こんばんは、茶々丸です。
昨年も紹介しましたが、今年も食べましたよ、市田柿!
shinsyu-matsumoto-pengin-dou.hatenablog.com
昨年はアグリスタくましろさんの市田柿でしたが、今年は「市田柿本舗市田屋」の天竜産業さんの製品を食べました。
実は毎年買っていて馴染みだったのはこちらの天竜産業さんの市田柿でした。みなさんもスーパーで見かけるのはこちらのパッケージの方が多いのではないでしょうか?うちの近所のスーパーだけでしょうかね。
実はまだそれほど干し柿に興味がなかった頃は市田柿は飯田とか伊那あたりで干した柿のことを指すのだと思い込んでいましたが、市田柿は柿の品種の名前で、下伊那郡高森町の市田地域で500年以上も栽培されてきた柿の品種名でした。
天竜産業さんの市田柿はいつも表面が果糖やブドウ糖でしっかり覆われていて真っ白です。
表面だけ舐めてみるとなんとなくフロストシュガーみたいな味がします。
断面はこんな鮮やかな柿色で美しいです。表面の白とのコントラストがいい感じです。
そして抜群に甘くておいしいです。
濃いお茶と一緒に食べると2個3個と食べたくなってしまいます。
母が干し柿が好きだったのですが子どもの頃はそのおいしさがわからず「絶対に生の方がおいしい」と思っていたのですが、干し柿には生とは違うおいしさがあることを大人になってから理解しました。そして市田柿は数ある干し柿の中でも別格のおいしさです。なので、まだ市田柿がスーパに出回っている時期はお正月の縁起物としてだけでなく、亡き母にお供えすることも多いです。
また干し柿はほかの果物に比べてビタミンAと食物繊維、ポリフェノールの一種であるタンニンが豊富で近年はスーパーフードとして注目を集めています。
ビタミンAには免疫力を高め、視力を正常にする働きがあります。
食物繊維には腸の動きを活発にして便秘や肥満の解消に効果的です。
タンニンは抗酸化力があり動脈硬化などの生活習慣病の予防に効果を発揮します。
おいしくて体にいい成分や美容にいい成分ががたっぷり含まれているなんて素晴らしいです!
ただし、干し柿には注意点がひとつ。それは暖房の効いた場所に置いておくと表面の白い粉が溶けてベタベタになってしまうことです。なので市田柿を買ったら冷蔵庫か涼しい場所で保管しましょう。ちなみにこのベタベタになってしまう現象を「もどり」と言うそうですよ。
私も最後までおいしく食べるために冷蔵庫に入れておくことにします。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!