信州松本ぺんぎん堂

信州にまつわる情報を愛を持って発信しています!

安曇野食品工房の気になるスイーツ!

どうもこんばんは、茶々丸です。

先日、安曇野食品工房のデザートを紹介しました。

カフェゼリーです。そのときは黒糖ラテを試食しましたが、その後、ホワイトモカも食べてみました。この安曇野食品工房のカフェゼリーシリーズの中ではダントツで甘く感じました。それでも、コーヒーゼリーに苦みがあるのでちゃんとおいしくいただくことができました。

shinsyu-matsumoto-pengin-dou.hatenablog.com

 

それはさておき、そのブログの最後に「カフェゼリー以外にも気になる商品がいろいろあるので今度食べたらまたご報告しますね。」と書きましたが、今日その気になる商品を味わいましたよ〜。

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気になるスイーツ

左の「タピオカ入りココナッツミルク」の方は実は見かけると必ず買ってしまうくらいのリピーターです。わたくし、実はココナッツミルク大好き。これはゼリーではなく液体の(と書くのも変ですが)ココナッツミルクの中にちっちゃなタピオカがコロコロ入っていて、タイ料理のお店のデザートで出てきそうなクオリティです。新宿にタイ料理のチャンパーというお店がありますが、そこのタピオカ入りココナッツミルクに似ています。チャンパーもおいしいお店なのでオススメですよ。

www.hotpepper.jp

そして、みなさんも気になったのではないですか?右側の、ドリンクの名前が!

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きな粉と黒蜜 わらび餅ドリンク つぶあん入り

なんてったって「きな粉と黒蜜 わらび餅ドリンク つぶあん入り」ですよ!!!!

私もお店で見かけてからしばらく買うことができませんでした。だって、怖くて。

これを買うのはかなりの冒険です。私的には。けれども、です。安曇野食品工房さんを応援している茶々丸です。勇気を出して購入してみました。

感想は正直に書きます。だって、変にヨイショするのはよくないじゃないですか。

ということで、感想です。

予想が裏切られました。な、な、な、なんと、普通においしいんですっ!!!!!!

味はしっかり和菓子なんです。きな粉と黒蜜の味がして、粒あんも入っていて、しかも、寒天とわらび粉でできたわらび餅もつるつると入っているのです。これがまたおいしい!甘すぎないし、後味もさわやかなのにしっかり和菓子。そしてふと5月が似合いそうな味だなと思いました。夏になるとアイスクリームなど冷たいスイーツの人気が高まってケーキや和菓子はあまり売れなくなると聞いたことがあるのですが、確かに真夏に飲むよりはさわやかな5月に飲むとより満足感が得られる感じがしました。冒険したスイーツがおいしいとかなり幸せな気持ちになれるお得な性格で本当によかったですが、この幸せを誰かに伝えたいなと思いました。そしてふと、これなら病気になって流動食しか食べられないおじいちゃんやおばあちゃんが喜ぶのではないかとひらめきました。わらび餅も柔らかいし小さいので喉に詰まる心配なさそうです。それでも心配だったら念には念を入れてわらび餅をもっと小さく切ってあげればいい。そういうやさしい味のドリンクです。

 

タピオカドリンクが爆発的に流行したのだからわらび餅ドリンクだってもっと流行ってもいいはず!なんですが、私が最初ビビって買わなかったように、みんな「本当においしいのかしら?」と疑問に思ったのか、今日スーパーに行ったらわらび餅ドリンクが値下げ処分になっていました。

明日、もう少し買ってこようかなあ。普通においしいから救済したくなってしまいます。

みなさんもお店で見かけたら勇気を出して手に取ってみてください。多分、和菓子好きには堪らないと思います。洋菓子党の私でもおいしいと感じるくらいなので。

 

余談ですが、安曇野食品工房さんは安曇野と名乗りつつ松本市にあるのか、とも前回書きましたが、わらび餅ドリンクの裏を見たらこれは山梨工場で作られていて、ちょっと面白いと私の中限定で話題になりました。

 

ということで、今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

 

日本酒で信州の季節を愉しむ本

東京、大阪、兵庫、京都の4都府県にまたまた緊急事態宣言が発令されてしまうことになりましたが、みなさんお元気ですか?

どうも、茶々丸です。

日本には四季があって、それぞれの季節で楽しみ方があって、人と会う楽しみもその行事ごとにあったと思うのですが、いまはおうちでいろいろ楽しむ時代に変わりました。

そんな毎日にちょこっとした楽しみを添えてくれそうな本を見つけました。

こちら「日本酒で愉しむ 信州の二十四節気です。

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日本酒で愉しむ 信州の二十四節気

サブタイトルに「季節の日本酒と、酒肴百選。」と書いてある通り、信州という土地の二十四節気に合わせた日本酒と酒の肴を紹介する本です。著者は、料理が信州の料理研究家・横山タカ子さん、文が宮坂直孝さん。宮坂さんは諏訪の造り酒屋、宮坂醸造の社長さんです。宮坂醸造の「真澄」は藤森慎吾さんも飲んでいたとブログで紹介したこともありました。

また以前、suwazineという雑誌を紹介しましたが、それを発行しているのもこの宮坂さんです。宮坂さんは雑誌を発刊したりこのような本を出版されるなどすごい文化人でもあるし、本当に日本酒を愛し、諏訪を愛し、信州を愛していることがよくわかります。

 

shinsyu-matsumoto-pengin-dou.hatenablog.com

shinsyu-matsumoto-pengin-dou.hatenablog.com


この「日本酒で愉しむ 信州の二十四節気」では信州の二十四節気がどんな風なのかを紹介し、そのあとにその季節にぴったりの横山タカ子さんの料理が美しい写真とともに紹介されています。1ページに2料理ずつ、しかも料理の説明は材料の紹介と作り方の3つの手順だけという手軽さです。3ステップでできるというのはポイント高いです。今度作ってみようと思うレシピがたくさんありましたよ。

季節の説明に加え、途中で美しい酒器や日本酒に合わせていただきたいお取り寄せの紹介などのページもあり、お酒を飲まない私でも充分楽しめたので晩酌を嗜まれる方はおいしい諏訪のお酒に舌鼓を打ちながら読むのもオススメです。お外で大勢でワイワイガヤガヤとお酒を楽しめなくても、おうちで極上の時間を作り出すことができそうです。

 

近年は地球温暖化で信州も温暖になったり夏が長くなってきましたが、私がまだ松本に住んでいた子どもの頃は、もっと寒かったりもっと春の訪れが遅かったりと季節がくっきりしていました。いまでも美しい信州ですが、厳しい寒さのあるおかげで花鳥風月が美しく磨き上げられたのではないかと思えるところがあります。温暖化で信州の二十四節気が味気ないものになってしまうのはもったいない。いま住んでいる東京は夏がとても長いのですが、信州の夏は短くいてほしいなと勝手に思います。夏が長いのはあまり風流じゃないし、大変です(笑)。

いつまでもおいしい日本酒と季節を愉しめる信州でいてほしいと願う茶々丸なのでした。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

おいしいスイーツで「笑みある」生活

どうもこんばんは、茶々丸です。

近所のスーパーやコンビニに行ったときにあるとうれしいシリーズがあります。それが安曇野食品工房のデザートです。信州、就中、松本や安曇野の会社の商品だとどうしても応援したくなって買ってしまうのです。もちろんおいしくないと買いませんよ!

きょう購入したのはこちら!

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カフェゼリー

このシリーズのコーヒーゼリー、好きなんですがホワイトモカ黒糖は初めて見ました。パッケージに「SWEET CAFÉシリーズ」10周年の記念ロゴがついていますね。そんなに前からあったんですね。また10周年記念でオーディオドラマが聴かれるようになっていますよ!

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QRコードを読み取るとオーディオドラマが……

「SWEET CAFÉシリーズ」の5種類のカフェゼリーごとに違ったドラマが設定されていまして、私はカフェゼリー黒糖ラテの「ふたりのプリンス篇」とカフェゼリーホワイトモカ「ふたりのピース篇」を早速聴いてみました。1本に8分程度のオーディオドラマでしたが、どちらもそこそこ痛い。「ふたりのピース篇」は一歩間違うとストーカーだし、「ふたりのプリンス篇」は奥手なオタクのお話だったりして。しかし、結局最後まで聴いてしまったくらいなのでちゃんとしたドラマだし、声優さんも素晴らしいと思います。私はアニメなどをほとんど見ないのでわからないのですが、声優マニアの方は私よりも10倍楽しめそうです。それに、「あいたたた……」なんてニヤニヤしながらカフェゼリーを食べるもの楽しいものです。実際私はそうしていました(笑)。ちなみに安曇野食品工房さんのサイトからは全部のお話を聞くことができます。

www.azuminofood.jp

夜コーヒーを飲むと眠れなくなる質なのに大丈夫かなあと思いつつ誘惑に負けて先ほどカフェゼリー黒糖を食しました。中はこんな感じ。

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ミルクたっぷり

長いカップなので長いスプーンじゃないとお手々が汚れます。

けれど、苦みのあるコーヒーに甘いミルクが絶妙にマッチしておいしいです。黒糖は沖縄産の黒糖だそうですよ。沖縄産の黒糖はオーディオドラマのなかにもしっかり出てきます。黒糖っておいしいですよね。コーヒーともよく合うので私はときどきコーヒーの砂糖代わりに黒糖を使うことがあります。そんな私にはぴったりの味でした。

ちなみにカフェゼリーは杏仁豆腐型というか菱形にカットされています。どうして四角形じゃなくて菱形なのかな?多分そこにもクリームが絡みやすいとかスプーンですくいやすいとか何らかの創意工夫があるのだと思います。

 

さて、安曇野食品工房さんですが、てっきり安曇野市のどこかにあるとおもいきや松本市の笹賀にありました。笹賀というのは工業団地があるところなのでその一角にあるのかな?

松本にあるのに安曇野を名乗るというのはディズニーランドが千葉にありながら東京を名乗り、群馬にあるお店が軽井沢を名乗るあれと一緒ですかな?けれど確かに松本よりも安曇野の方がブランド力ありそう。特に食品においては。

 

カフェゼリーのパッケージにEMIALと書いてあるのがいつも気になっていて「何語なんだろう?どんな意味なんだろう?」と思っていたら、これは「エミアル」と読むのだそうです。安曇野食品工房さんのサイトには

EMIAL(エミアル)とは、「笑みある」食卓・シーンを作り、家族や友人、人と人との心をつなぐブランドを目指したいという想いを込めて立ち上げたブランドです。

食事とは「大切な人と過ごす時間」でもあるということ。
仲間や家族と食卓を囲むことで、人は体だけでなく心の健康もつくっている。
だからこそ私たち安曇野食品工房の商品は「健康」だけでなく、
みんなで食べたくなる「楽しさ」も大切にしたいのです。
仲間についつい伝えたくなる。家族の会話がますます弾む。
そんな商品を、つくりたいのです。
私たちが目指すのは、人の心をつなぐ食品会社。
友人や家族を料理でもてなすような気持で
自然の恵を活かした商品を皆様にお届けします。

とありました。なるほど。やっぱり食べることは心にも体にも大切なことですもんね。そういう想いで作っておられるなら、ますます応援したくなります!

カフェゼリー以外にも気になる商品がいろいろあるので今度食べたらまたご報告しますね。

ということで、今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

www.azuminofood.jp

 

 

信州むらおやきはおいしいぞ!!

どうもこんばんは、茶々丸です。

本来なら今日は日曜日なので兎丸さんの占いの日なのですが、今週は都合によりお休みさせていただきます。兎丸ファンのみなさま申し訳ありません (_ _)

ということで本日は茶々丸の記事でいかせていただきます。

 

先日、山手線ホームの自販機でacureの「信州そば茶」を見つけ、その後、近くの商店街にあるお茶屋さんの店頭でおやきを売っているのを発見しました。松本市の水城のおやきです」なんて書いてあるから買わざるを得ませんでした。だって、松本のお漬け物やさん「水城」でおやきを作っているとは知らなかったのです。松本生まれの私は迷わずショーケースを開けて冷凍のおやき4種類を購入しました!

なんという信州デー!しかも意図せず出会った信州の味。しあわせだあああ!

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信州セット!?

購入したのはどれも定番の野沢菜」「ひじき」「きんぴら牛蒡」「切干大根」。まあ、売っていたのがこの4種類だっただけなんですけどね。

真ん中のシールをはぐとラップがはがれるようになっているという親切設計。今日は野沢菜とひじきを食べることにしました。

この真ん中のシールに「信州むらおやき」「蒸し焼き揚げ」と書いてあるので、「焼いた上に揚げてあるのか、脂っぽいかな〜」とちょっと心配になりました。

レンジで2分ほど温めてラップをはぐと皮はそれほど脂っぽくなくていい感じの感触。

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野沢菜

断面はこんな感じ。皮が薄いのが特徴です。しかも、具がぎっしり!! (≧∀≦)

 

食べる前に「信州産そばの実100%使用」と書いてある信州そば茶を飲んでみましたが……。これはちょっと工業的な油の後味が残ります。何で!?と思って原材料名を見るとそばの実(長野県産)のほかに酸化防止剤(ビタミンC)とカンゾウ油性抽出物なるものが添加されています。このカンゾウ油性抽出物の味なのかな。確かにそば茶ってちょっと油っぽいですが、こういう味じゃないんだよな〜。しかも製造者も販売者も信州ではないという……。まあ、そばの実を使ってくれただけでもありがたい、かな??

気を取り直しておやきにいってみますと、これがなんというか初めての感触のおやきでした!

揚げて焼いているせいか薄い皮の表面はパリッとしていて、それでいて噛んでいくとモチモチした食感もあり、クリスピータイプのピザの皮を思い出しました。私はピザはクリスピーな薄いものが好きなので、これはありです!しかも、全然油っぽくないのです。いい意味で予想を裏切られました。

野沢菜おやきは野沢菜が甘めの味付けです。私はしょっぱい方が好きですが、これはこれでありかもしれません。

ひじきも断面写真を撮るために切ろうとしましたが、包丁を刺すと中からじゅわ〜っと汁が出て来たので断念。ひじきはとてもジューシーで同じく甘い味付け。よく煮込まれている感じがしました。

これは冷凍庫の中で眠っている「きんぴら牛蒡」と「切干大根」も期待できます!

 

しかし、なぜおやき文化圏ではない松本でお漬け物やさんがおやきを販売することにしたのでしょう。調べた限りではわかりませんでしたが、予想としては信州にも大勢の観光客が訪れるようになったので、郷土の味をより多くの方に味わってもらうため、でしょうか?

水城は明治時代には酒造店だったそうですが、昭和22年に漬け物店に転業したお漬け物のお店です。どうやらおやきを作り始めたのは平成17年のようです。

ホームページには「厚さ3㎜の薄皮に、6時間かけて煮炊きした具がぎっしり。一口目からおいしさが広がります。」と書かれていますが、なんと、あのパリッ、モチッっとしたおいしい皮は厚さ3㎜しかない、限界まで薄くしたというこだわりの薄皮だったのです。

また、「6時間煮炊きした具」というのは確かにわかります。本当にそのくらい手のかかった味がするのです。自分が松本贔屓だということもありますが、皮と具の絶妙なバランスとおいしさに、私はすっかり水城のおやきのファンになってしまいました。水城のおやき目当てで商店街のお茶屋さんに行く機会が増えそうです。私が買った4種類のほかに「五目豆腐」「あずき」「かぼちゃ」「さつま芋」「くるみ味噌」「ねぎ味噌」もあるそうなので、それらもぜひ食べてみたいな〜。

www.mizusiro.co.jp

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

 

諏訪には宇宙につながるポータルがある!?

どうもこんばんは、茶々丸です。

2月16日深夜、テレビ東京で放送された「Mr.都市伝説 関暁夫の情熱! 関さんぽ」の録画を本日観ました。この日がレギュラー化の第一弾で、その散歩の舞台が諏訪だったからです。

まあ、いつも「やりすぎ都市伝説」で関さんのコーナーを楽しみに観ているわけですが。

その「やりすぎ都市伝説」よりはゆるゆるとした番組でした。けれど、レギュラー化第一弾で諏訪に来てくれたのは嬉しいですね。

www.tv-tokyo.co.jp

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いつかの諏訪湖

関暁夫さんによると長野県には宇宙とつながるポータルが何か所もあるそうで。今回はそのうちの諏訪にあるポータルをさんぽしていくという趣向でした。

まず関さんが訪れたのは八島ヶ原湿原

霧ヶ峰にあるハート型の湿原です。関さんは手のひらで気を感じながら歩いて行きます。宇宙からも地下からも強いエネルギーが出ていて、「何か埋まっている石があると思う」だそう。

shimosuwaonsen.jp

しかし、関さんが行きたいのはこの湿原のさらに向こうにありました。

それが「旧御射山神社(もとみさやま神社)」です。

おお、私も以前ブログに書いたミシャグジ神のにおいがプンプンします。本当に途轍もないパワーがありそうです。

shinsyu-matsumoto-pengin-dou.hatenablog.com

関さんも「ここが諏訪大社の大元」だと言っていました。神社自体は小さな祠が建っているだけなのですが、周囲にはかなり拓けたスペースがあって関さんは「絶対ここ円盤降りてるよ!宇宙から飛来した何者かがいるよ」と少し興奮気味。確かに生えている草がミステリーサークル的な形に倒れていたのは偶然でしょうか!?

yatsu-genjin.jp

 

続いて関さんが訪れたのは諏訪大社下社春宮」

ここの御祭神の建御名方命は神風を起こす神様だということで、武田信玄も信仰したほか、元寇のときには建御名方が吹かせた神風で元を撃退したといいます。

suwataisha.or.jp

しかし、関さんが行きたかったポータルは春宮ではなく、春宮の隣にありました。

それが万治の石仏

万治の石仏は高さ2.6メートル、幅3.8メートル、奥行き3.7メートルの安山岩をそのまま胴体として高さ6センチの仏塔を載せたちょっとした大きさの石仏です。

関さん曰く「ここが持っているエネルギーは半端ない」そうで。石仏に向かって真っ直ぐ歩いて行っても関さんは左側に吸い寄せられてしまうのだとか。

そして「普通にストーンサークル」だといい、すごいパワーを感じた関さんは「ここはもっと日本全国に知られていい。岡本太郎もここで頭ぶっ飛んで石碑を残したんだから」と岡本太郎さんが残した石碑も紹介。実は私は万治の石仏に行ったことはないのですが、そんなにすごいパワーがあるんですね。ということは、かなり古いのかと思いきや、作られたのは江戸時代の万治年間だそうで。だから万治の石仏なのか。

shimosuwaonsen.jp

出演されたガイドの方によると、川の上流から流されてきた大岩を使って春宮の鳥居を作ろうとノミを入れたところ、そこから血が流れ出したので職人が信仰心から仏像にしたという伝説があるとのこと。

関さんはこの石仏の裏からの(パワーの)一撃にやられるそうで、わき上がるものや宇宙から降り注ぐものを感じるらしいですよ。

そして関さんは御柱祭があるからなおさらパワーが上がっている。運気上げたきゃ長野に来い!」とまでおっしゃってくださいました。

そして番組も終盤、関さんが向かったのは白樺湖。ここで釣りを楽しんだあとに紹介したのが白樺湖のほとりにある「御座岩遺跡」

ここは戦国時代に武田信玄が陣を張った場所だそうです。また旧石器時代縄文時代の遺物も出土しています。実は白樺湖は1940年代に農業のため池として人工的に作られた湖で、それ以前は一帯に湿原が広がっていました。

これは番組では言っていませんでしたが、この御座岩遺跡付近では役行者護摩を焚いて蓼科山を拝んで修行したのちに登山したという伝承もあるそうです。そっちを聞いた方がパワーを感じる気がします。

ということで関さんぽでは「八島が原湿原」「旧御射山神社」「万治の石仏」「御座岩遺跡」を宇宙とつながるポータルとして紹介していました。諏訪大社などのメジャーな場所をメインに据えずに、あまりパワースポットとして認知されていない場所を紹介したところはさすがMr.都市伝説の番組です。

関さんは長野県には宇宙とつながるポータルが何か所もあると番組冒頭で仰っていましたから、今回さんぽした諏訪以外にもポータルはあるんじゃないかなと期待してしまいます。

もともと、自然や山を大切にする県ですから、宇宙からのパワーも受け取りやすいかもしれません。私も信州に住んでいたとき、何度もUFOを目撃したこともありますし。

長野県のパワースポット、どんどん発掘して紹介していきたい衝動に駆られしたし、宇宙とつながるポータルがあるのならば、ぜひ訪ねたいです!

我が故郷・松本にもポータルがあればいいなあ。弘法山あたりかな?それとももう松本城自体がそうだったりして!?

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

 

 

信州の哲人経営者

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寒天レモンティー好き♥


こんばんは、茶々丸です。

私はこのブログでよくかんてんぱぱの商品を取り上げてきましたが、かんてんぱぱ好きが高じてついに伊那食品工業の塚越寛最高顧問の著書まで読んでしまいました。それがこちらです。

 

 

私は経営者ではなくしがないフリーランスですが、かんてんぱぱを作った塚越さんという方がどのようなお人なのか知りたくなって読んでみました。

私はKindle版で読んだのですが、もう最初から最後まで全ての行にマーカーを引きたいほど共感の嵐でした。こんな経営者の元で働けたら会社員としてなんて幸せなんだろうと。

私がかつて勤めた会社の社長さんは「君の月給よりも高いんだよ」とご自慢のゴルフクラブを見せびらかし、黒字になっても「会社に何かあったときに困るだろ」と決して社員に還元せず「きみたちを雇うのにいくらかかっていると思うんだ!」が口癖の方だったので、余計にうらやましさを感じたと言いますか。

塚越さんがどんなことを考えて経営をしてきたかというと、お客様に喜んでもらえるサービスや研究開発を続けるのはもちろん、社員をはじめ取引先や下請けの人たちもしあわせにすることです。

昨今では増収増益ばかりを追い求め、お金や株主を大切にして社員の幸せを顧みず、取引先を買い叩いたり下請けに無理をさせる会社も少なくないと思いますが、塚越さんはそうしたことを嫌っています。

増収増益は、そんなに大切なことでしょうか?大切なのは社員を始め弊社に関わっている人たちの「幸せ」です。

一気に成長することを目指すのではなく、木が冬の間も成長して年輪を刻むように着実に一歩ずつ前進していく。遠回りのようにみえてもその考え方で塚越さんは1958年から48期連続で増収増益を果たしました。

また、この本には全国の経営者のみなさんにもそうでない方にも読んでいただきたいくらい、珠玉の言葉がちりばめられています。名言カレンダーみたいなの作ればいいのになと思ったくらいです。

会社とは本来、雇用を確保し社員の人生を守るためにあるのです。それ以上に成長することがいいこととは思えません。

ただ単にこの言葉を聞いただけでは「そんな甘いこと言って」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これだけ社員の幸せを追求して48期連続増収増益という金字塔を打ち立てたのですから、社員を守る覚悟があるかどうかが問われているのかなとも思います。しかも

私は弊社の「48年間、連続増収増益」よりも「20年間、会社が嫌で退職した人間はゼロ」ということに、誇りを感じます。

というのですから、最早誰も太刀打ちできない気がします。その経営哲学と人間性にです。

経営にとって「本来あるべき姿」とは、「社員を幸せにするような会社をつくり、それを通じて社会に貢献する」ことです。売上げも利益も、それを実現するための手段に過ぎません。

こういう考え方のかんてんぱぱなので、本社にあるかんてんぱぱガーデンやお店を訪ねても大変清々しいんですね。どの店舗の店員さんの接客も親切だし、店内はいつも清潔だし。

 

私は最初、勝手に塚越寛さんが伊那食品工業を立ち上げたのだと思いこんでいました。しかし、塚越さんは社員として入社して、当時傾いていた伊那食品工業の再建を託されたのだそうです。

そんな塚越さんはどんな人なのかというと、

1937年、駒ヶ根市生まれ。大学進学を夢見て県立伊那北高等学校に入学したものの2年生のときに肺結核を患い、高校を中退して療養。病室で安静にする毎日を送ったのだそうです。とても多感な時期だし、夢や希望で胸をいっぱいにする年頃だったのに、普通だったらここでしょげきってしまってもおかしくありませんが、塚越さんは違いました。

病が癒えたのちに伊那食品工業の親会社に当たる材木会社に就職し、21歳の若さで社員わずか十数名の経営が傾きかけていた伊那食品工業の再建を託されて社長代行となったのだそうです。当時、伊那食品工業はその頃まだ珍しかった粉末寒天の製造に取り組んでいたものの技術的には全くと言っていいほど未熟で、塚越さん自身が化学書をひもとき、生産機械を工夫し、一方で経理を整え、営業にも走り回ったのだといいます。そうしたご苦労があったからこそ卓越した経営哲学が生まれたのでしょうか。

 

この本の中には経営のエッセンスがむぎゅっと凝縮されています。塚越さんはかつて寒天ブームが起きたときにも地に足をつけてブームに浮かれて分不相応な拡大はせず、堅実に成長する道を選びました。世の中が金満主義に陥っているときにも堅実な経営を続けてきました。

塚越さんは現在最高顧問ですが、いまの経営者の方も塚越イズムを受け継いで年輪経営をしているといいなと勝手ながら思ってしまいました。そして、現在、コロナ禍でたくさんの人たちが経営に、お仕事に苦しんでいるけれども、その時代の中でも伊那食品工業は着実に年輪のように成長していってほしいなと思います。

また、現在も続いているかどうかわかりませんが、この本によると社員の教育に「教育勅語」を用いているという点も素晴らしいなと感銘を受けました。教育勅語は戦後、一方的に軍国主義的だと決めつけられて教育現場から姿を消しましたが、極めて真っ当な、常識的な人としての生き方を教えてくれているからです。

教育勅語明治天皇が訴えたのは

  1. 父母に孝行しよう
  2. 兄弟姉妹仲良くしよう
  3. 夫婦助け合いましょう
  4. 友達を信じよう
  5. 自分を慎もう
  6. すべての人に博愛の心を持とう
  7. 勉学に励み職を身につけよう
  8. 知徳を磨こう
  9. 人格を向上させよう
  10. 公のための仕事に励もう
  11. 法律や規則を守ろう
  12. 国に危機があったなら国のために力を尽くそう

ということです。ものすごく大切なことばかりではありませんか?

もしかしたら12番にアレルギーを起こす人がいるかもしれませんが、現在において国の危機は戦争ばかりではないです。このコロナ禍も国の危機に当たるでしょう。

コロナ禍で経営に、仕事に悩んでいる方、これから就職しようと考えている若者、これから起業しようとしている方、いろいろな方に読んでほしい一冊です。

そして、信州からこのような経営者が誕生したことを誇りに思います。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

 

え?野沢菜ってアブラナだったの!?

皆さまごきげんよう

信州松本ぺんぎん堂安曇野支店ぺんぎん兎丸です。

 

ここ信州でも新型コロナウイルスの感染が広がり、あまり遠出が出来なくなってきました。

安曇野と呼ばれる周辺、松本平近郊くらいに出かけるしかありません。

最も、四方を山に囲まれた盆地ですから、普段から他の自治体に行くのに峠を超える場所ですから、特段の不便も感じないですけれども。

それでも、陽気が暖かくなるとそわそわしますよね。

密にならずに、屋外で楽しめる場所が、家のすぐ近くにあったのでちょっとお出かけして来ました。

安曇野市を南北に走る農免道路沿いの堀金地域の道の駅のすぐ隣にある、菜の花畑で春を満喫しました。

 

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常念岳と菜の花畑

常念岳北アルプスの南端に存在する山です。

常念岳は標高2857m。

比較的なだらかな稜線が続く山々の中で、ひと際目立つのが、ピラミッド型の常念岳です。

松本市に住んでいた時は、あまりなじみのない山でした。

松本市は、松本盆地の東側に位置しているので、どちらかと言えば美ヶ原の方がなじみのある山でしたが、安曇野市松本盆地の西側に位置するので、常念岳がくっきりと見えます。

まさに、西へ東へです(笑)

常念岳の謂れは諸説ありますが、春に前常念岳の東北東の雪の斜面に、とっくりを手にしたお坊さんの黒い姿の常念坊の雪形が見られ、安曇野に田植えの時期を知らせる雪形とされていると言うのが一般的でしょうか。

南側に蝶ヶ岳と言う優美でなだらかな山が連なっていますので、余計に目立つ山になっています。

ただし、穂高地方から大町市に向かうにつれて、その山の姿は形を変えますが。

 

その、常念岳が美しく見える畑の一面に菜の花が咲いています。

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菜の花畑

ああ、春が来たんだなとついつい嬉しくなります。

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常念岳

私には、雪形のお坊さんの姿はわからないのですが、常念の雪解けが進み、お坊さんが現れると、いよいよ安曇野も田植えのシーズンとなります。

今年は暖かいので、いつもの年よりも早くなるでしょうか。

なぜかわからないのですが、傍らには大量の鯉のぼりも泳いでいました。

 

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鯉のぼり

青い空に黄色い菜の花、元気に泳ぐ鯉のぼり。

毎日のニュースで暗くなる心も晴れやかになるようです。

 

菜の花と言えば、

「菜の花畑に 入日薄れ 見渡す山の端 霞深し」

で始まる「朧月夜」の歌を思い出しますが、作詞者は長野県水内郡永江村(現中野市)の高野辰之だったのですね。

国文学者でもあった高野は、「文部省国語教科書編纂委員」に選ばれ、国が初めて発行した国定音楽教科書「尋常小学唱歌」を編纂するなどしました。

数多くの作詞を手掛け、小学生の時に歌った歌が、実は高野辰之の作だと言うことを初めて知りました。

『故郷』
『朧月夜』
『もみじ』
『春がきた』
『春の小川』

などは、多くの皆さまが学校で習った歌だと思います。

お若い方には、馴染みがないかも知れませんけれども。

美しく抒情的な詞は、これからも受け継がれて行く方が良いんじゃないのかと個人的には思います。

 

菜の花は、アブラナ科アブラナ属の総称です。

ナタネ、カブ、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリーカラシナ、ザーサイなどもアブラナ科アブラナ属の仲間です。

元々は菜種油を採取する為に栽培されていた菜の花ですが、現在では観賞用として、重要な観光資源にもなっているようです。

兎丸が訪ねた日も、沢山の人が菜の花畑を楽しんでいました。

 

そして、アブラナ科アブラナ属の仲間に、野沢菜も含まれている事を初めて知りました。

そう。野沢菜漬けの、あの野沢菜です。

収穫せずにいると春に黄色い花を咲かせるのだそうです。

なんということでしょう!

てっきり、蕪の仲間だとばかり思っていましたから。

野沢菜は、収穫すると根元に小さな蕪がついているのです。

まあ、それらは、食されることもなくあっさり切り取られるわけですが…。

植物の世界も奥が深いものですね。

そばの花も、安曇野に越してきたばかりのころは雑草だと思っていましたし、アスパラガスもこれは何だろう?という状態でした。

今回、期せずして、菜の花をきっかけに高野辰之の存在や、アブラナ科アブラナ属の植物の多さも知ることが出来ました。

 

ブログを書かせてくださっている、ご店主茶々丸さんに感謝です。

 

これからも、信州発信の面白情報を色々探して、皆さまに紹介して行きたいと思います。

 

最後になりますが、白馬村方面の北アルプスは、写真のような風景です。

実は、兎丸、山の区別が全くできないのですが…。

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安曇野から北アルプスを望む

 せっかく、自然に恵まれた場所に住んでいるので、色々訪ねてみようかな~などと思っています。

 

まっぷる 信州ベストプラン

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